慶應SFC総合政策学部AO入試に國學院久我山から合格!志は、インプットアウトプット教育

4期生
森清泰介
出身高校 :國學院大學久我山高校
合格大学 :慶應義塾大学
合格学部 :総合政策学部(B方式)
入試形式 :AO入試

学校教育の中にインプット・アウトプットする機会を共存させたい

私は中学1年生からラグビーを始め6年間ラグビーに打ち込んできました。何事にも妥協せず、全力でぶつかっていった結果、中学3年次に全国優勝し、高校3年次には東京都大会でそれぞれレギュラーとして優勝を果たしました。私は小学校の頃から友人たちに勉強を教えたりすることが好きで、大好きだったラグビー部においても率先して後輩たちの指導にあたっていました。「自分が一生懸命に伝えようとすると、相手が答えてくれる。」そんな感覚が好きで、将来は漠然と教師になりたいと考えるようになりました。

なぜそれを思うのか

文化祭実行委員長を経験し、自分の「熟議」する能力のなさと、その重要性に気づいた

私を大きく変えた経験は、高校2年次に経験した2500名を超える全校生徒が参加する文化祭の実行委員長でした。私の通う久我山中高の文化祭は、久我山の地域住民の方々と協力して行うという大きな特徴があります。私はこの特徴をさらに伸ばしたいと考え、地元商店街のお店に文化祭の屋台として出店していただく企画の出店数を例年以上に増やすことに取り組みました。しかし普段関わることの少ない地域住民の方と議論することは苦難の連続でした。私は、人の意見を取り入れそれを熟慮した上でまた発信していく能力のなさに愕然としました。それと同時に、学校長や地域の様々な方と話し合いを進める中で徐々に「熟議」をする力を養い、その大切さを実感しました。

何をやるのか

「知識を蓄えるだけの教育」だけでは、実社会に貢献できる人材にはなれない

文化祭実行委員長として地域の方と意見を交わしているうちに、世代差などに関係なく、「自分の考えを持って発信し、相手の意見に対して自分の意見を発する」というコミュニケーション能力が、今の日本の学生には欠けていると問題意識を持つようになりました。日本の現在の教育現場の多くは「知識を蓄えるだけの教育」にとどまっています。OECDの調査でも明らかになっているように、日本の子供は思考が受動的で、情報をもとに自分の考えを発信できない傾向になっています。「熟議」することの重要性を実感したからこそ、私はこの「熟議」を学校教育に取り入れ、地域と連携して子供たちの学びに活かしたいと思っています。

どうやってやるのか

地域と子供が「熟議」する場を学校教育に取り入れ、地域に開かれた学校を増やしたい

具体的に、私は「コミュニティ・スクール」という構想を本格的に実現させたいと考えています。私が文化祭実行委員長をすることで学ぶことができた経験を、もっと多くの学生にも体験してもらいたかったのです。地域と交流することで、現在の学校で設けられているインプットの機会に加えて、学生がインタラクティブに発信しあえる機会の共存につながると私は思います。そんな地域に開かれた学校をさらに増やし、日本の教育を改革していきたいです。

そのために大学でこれからやること

熟議型であるSFCの環境で、「教育」という大きな枠を探求していきたい

子供のコミュニケーション能力や他者理解など人間として総合的な力を養うだけでなく、地域住民の刺激にもなる「コミュニティ・スクール」ですが、課題もたくさんあります。私は、研究会や授業を通してインプットした知識を、仲間と熱い議論を交わすことでアウトプットすることができるSFCで、アウトプット型教育とインプット型教育の両立を実践的に学びたいと思っています。また、ラグビーも続けたいと思っています。「人に教える」という大きな枠組みを持って、スポーツのコーチングなどもラグビーを通して探求していきたいと考えています。

AO義塾に一言

アオギは「自分の考えを尊重してくれ、議論をして交わすことができる場」だと思います。アオギにいる人みんなが、自分の志や考えと真剣に向き合ってくれて、議論を交わしてくれる環境が常にありました。そこがアオギの1番良いところだと私は思います。

早稲田大学スポーツ科学部スポーツ自己推薦入試に東京農業第二高校から合格!志はサッカーでアフリカ支援

4期生
三浦紗津紀
出身高校 :東京農業第二高校
合格大学 :早稲田大学
合格学部 :スポーツ科学部
入試形式 :スポーツ自己推薦・AO入試

サッカーを通してアフリカの人々が自立した社会を築く手助けをしたい

私は母の影響もあって、小学校の時からユニセフ募金に携わり積極的に活動してきました。ただ、その時は正直言って何も考えずにただお金を集め、これが「アフリカ」の人々の為になるのだと何となく募金活動をしていたんです。しかし、それと同時に「貧困って何だろう」という漠然とした疑問を抱いてました。また私は10年間サッカーを続けており、サッカー選手が「アフリカ」で貧困国の支援を行っていたこともあって、私自身も何かしらの形で「アフリカ」の「貧困」という問題に取り組みたいと思うようになっていました。

なぜそれを思うのか

サッカーで人材育成を行うことへの可能性を強く感じた

私の所属している浦和レッズでは、サッカーの力を用いて、子供たちに「思いやり」を教えることを目標としているハートフルクラブという団体を運営しています。私も実際に、褒めるコーチングや、サッカーを純粋に楽しみ、心を育むプログラムによって成長できたと思います。また、現在私は浦和レッズのファミリーとなり、この活動に参加するコーチ陣から現地での経験談を聞いている中で、サッカーで人材育成を行うことへの可能性を強く感じるようになったんです。だからこそアフリカの貧困問題を、このスポーツの力で解決に導くことはできないかと思うようになりました。

何をやるのか

スポーツの力で、青少年の犯罪率を下げたい

アフリカの貧困の原因を調べていくうちに、アフリカには青少年が犯罪や非行・薬物使用に走りやすい環境が常にあるということがわかりました。こうした青少年による犯罪の多くを解決していくためには、子供たちの心の成長を育める環境が必要だと思ったんです。途上国の子供たちに何か打ち込めるものを作り、犯罪や非行・薬物使用が自分にとっても社会にとっても良くないことであると判断できる道徳的価値観を養いたいと考えています。

どうやってやるのか

サッカー教育を行うNPO団体を設立する

実際にベネズエラでこうした教育方法で成功しているエルシステマという活動を参考にしつつ、私はサッカー教育を行うNPO団体を立ち上げたいです。まずは設備や用具を提供して、打ち込めるものを作ることでサッカーの楽しさを伝えていきたいです。またスポーツをすることは、子供たちにスポーツマンシップを養うことができる最高の手段だと思うんです。ライフスキルを身につけることで、社会に出て必要なリーダーシップやコミュニケーション能力も育んでいけます。

そのために大学でこれからやること

「スポーツが果たす意味」を考えたい

大学では、「スポーツ」についての研究や政策に関する研究、更には国際戦略の知識を身につけたいと考えています。今まで10年間サッカーをしてきて、プレーをすることに集中していましたが、「スポーツが果たす意味」というものを原点に立ち返って考えていきたいです。また受験が終わった後にカンボジアに実際に行ってみて、「貧困」が観光客のための「営業・見せ物」になっていることに強い問題意識を持ちました。なので、貧困の現場で何が求められているのかについても学び、現地の人々の自立を育む持続可能なスポーツ教育への理解を深めていきたいと思っています。

AO義塾に一言

1、2次対策を毎回行う度に、レベルアップしていくのが分かりました。もちろん何度も行き詰まったし、私は元々人の前で自分の意見を言うことが苦手だったので、2次対策でも相当苦労しました。でも、いつも自分の周りには、最後まで付き合ってくれる講師の方々や、助け合えるアオギの仲間がいたからこそ、毎回の授業がとてもワクワクして楽しかったです。

慶應義塾大学SFC総合政策学部AO入試に桐光学園から合格!志は、多文化言語共生の定着

4期生
井手航輝
出身高校 :桐光学園高校
合格大学 :慶應義塾大学
合格学部 :総合政策学部(2期・A方式)
入試形式 :AO入試

多文化言語共生社会を日本社会に根付かせていきたい

私はオーストラリアで生まれました。父が多国籍企業に勤めている関係で、今まで渡り歩いた国は計5ヵ国、転校の回数は9回に及びます。中学卒業に伴って、日本に帰国し高校3年間を過ごしました。偶然にも私が渡り歩いた国は多民族国家だったんです。いずれの国もそれぞれ問題を抱えていましたが、それでも日本社会が最も多文化共生社会の形成が遅れている、深刻な状況にあるということを実感しました。

なぜそれを思うのか

異国での言語の壁の大きさ、苦しさを身を以て痛感した私だからこそ。

多民族国家での生活を経て日本に帰国した私は、在日外国人の子供が置かれている状況が特に厳しいものだと思いました。現在日本では、在日外国人の子供たちの言語教育支援が不十分という現状に対して、実態把握の調査すら行われていません。私は政府のこのような姿勢に強い疑問に思い、憤りすら感じたんです。それは、私自身が異国での言語の壁の大きさ、苦しさを身を以て痛感したからです。

何をやるのか

在日外国人に非言語を活用した学習環境を提供したい

私は強い問題意識を持つようになってから、政府による一方的な支援というよりも、彼らに寄り添い、彼らが自分自身のアイデンティティに誇りを持って自分らしく生きられるように、一緒に考えていくような学習環境を作りたいという目標ができました。具体的には、オランダ滞在時の経験からヒントを得て考えた、スポーツなどの非言語コミュニケーションを有効活用する学習環境の構築です。オランダ語が全く分からなかった私は、サッカーを通して現地の子供たちと意思疎通をしたことで、オランダ語が段々と上達していくようになったんです。在日外国人の子供たちが言語で苦しみ、閉鎖的になってしまうことを防ぐための取り組みを私自身が行いたいと強く思うようになりました。

どうやってやるのか

スポーツなどの非言語コミュニケーションを有効活用する

6歳でオランダに渡った私の周りに日本人の子供はおらず、サッカーチームの中で常に強い疎外感を覚えていました。しかし言語の意思疎通はできなかったものの、スポーツをするうちに彼ら一人ひとりに受け入れられ、ともにプレーできる楽しさを共有できたんです。その喜びや感動は今でも忘れられないですね。非言語コミュニケーションで意思疎通を始めることで、言語コミュニケーションも促進され、結果的に言語能力を飛躍的に高めることに繋がったんです。こういった学びのスタイルは、学校の机の上での勉強よりも、子供にとって「楽しい」という点で大きな強みがあると思うんです。

そのために大学でこれからやること

多種多様なアイデンティティを持つ仲間と日本語教育について探究したい

多文化共生社会を根付かせていくためには、様々な取り組みやアイデア、そして実践する能力が必要になります。だからこそ私は、多種多様なアイデンティティを持つSFCの仲間とともに、日本語教育をテーマに言語教育について研究していきたいんです。またSFCは創立以来、多文化・他言語共生社会の想像を目指して先駆的な役割を担い続けているSFCに身を置くこと自体にも、価値があると思っています。

AO義塾に一言

私はアオギに入って、自分の夢に誇りを持ち、人前で恥じなく言えるようになりました。日本で高校生活を過ごし、日本では「出る釘は打たれる」という印象を強く受けました。帰国子女という理由で、理不尽な差別に苦しんだこともあります。そうした経験から、自分の夢を人まで言うことは恥ずかしいことだと思っていたんです。でも、アオギでは自分の志や夢に自信を持ち、語り合える環境がありました。この環境で学べたからこそ、私は成長できたと思います。

慶應法学部法律学科FIT入試に淑徳高校から合格!志は、国際私法で子どもの権利を守る

4期生
柴田真彩
出身高校 :淑徳高校
合格大学 :慶應義塾大学
合格学部 :法学部法律学科(A・B方式)
入試形式 :FIT入試

国際結婚における離婚などで子供の権利が損なわれないための国際的法体系を探究したい

私は2歳の時に、スリランカ人の父親の度重なるDVにより、両親が離婚しました。日本人である私の母は、当時暮らしていたスリランカから私を日本に連れ帰ったんです。幼かった私は、スリランカ人の父の顔すら覚えていません。しかし、母は常々記憶の中の父に怯えていました。両親の離婚当時、両国ともハーグ条約を締結していなかったんです。つまり、私が父に連れ去られたとしても、国際私法上は違法にならない状態だったんです。現在日本は条約に締結していますが、スリランカが締結していないため、条約の効果はありません。そうした状況を踏まえて、私はまだ開拓されていない国際私法の問題は何なのかということを知りたいです。

なぜそれを思うのか

何の罪もない子供に辛い想いをさせるのは間違っている

仮に私がスリランカに連れ去られた場合、スリランカから法に基づいて連れ戻す術がないという事実は、母に強い不安を覚えさせていたと思います。しかし一方で私は、母の意向により父との面会は絶対に許されなかったばかりか、周囲から父の悪口を聞かされ、自分自身のアイデンティティの一部が否定されるような気持ちになりました。親には離婚する権利があると思いますが、何の罪もない子供にその皺寄せがが向かうのは間違っていると強く思います。

何をやるのか

国際結婚を取り巻く子供の権利保護の見直しが必要

次第にハーグ条約を始めとする国際結婚を取り巻く子供の権利保護は不十分ではないかと問題意識を持つようになりました。ハーグ条約を締結した今でも、国際的に違法な行為とは知らずに、自分の子供を日本へ連れ去ってしまい、FBIに指名手配されている実例があります。せっかく国連が国際私法に基づき、ようやくという文章による国際間の合意を作り、子供の連れ去りについて具体的な秩序付けがされても、市民に認識されず効力を発揮していないのが実情なんです。

どうやってやるのか

不条理な権利侵害が起こり得ない国際的法体系を探究したい

国際私法上の問題だけでなく、私のように家族から精神的な苦痛を受ける子供の権利についても考えていかなければいけないと思っています。子供は自分の置かれている環境に疑問を持ったとしても、助けを求めることは困難です。だから、容易に不完全な国際私法の被害者になってしまうんです。私は当事者として、この問題の複雑さを理解すると同時に、解決への強い使命感を覚えています。ただ、将来どういった立場でこの問題を解決していくかはまだ決めていません。それを決める前に、まずは国際私法の分野において、私自身が抱えてきた疑問を解決していきたいと思っています。

そのために大学でこれからやること

国際私法の体系的な課題への理解を深める

私は将来、弱い立場に置かれている子供が被害を被るような不条理な権利侵害が起こり得ない国際的な法体系を探究したいです。国際結婚をする人が急激に増加している今だからこそ、早急に考えていく必要があります。大学では、国際結婚を扱う北沢教授の研究会でディベートや質疑応答を経て国際私法の体系的な課題への理解を深めていきたいです。そして私が幼い頃から根強く持っていた問題意識を礎として、この問題を考えていきたいと思っています。

AO義塾に一言

AO入試を通して、社会問題に対して能動的に考え、自分の意見を発することができるようになりました。今まで受動的に聞き入れていたニュース一つひとつを丁寧に考え、アオギの仲間と議論しあえるようになりました。また、この著名人が好きだからその人の考えに合わせる、といったようなこともなくなりました。私はアオギで、本気で考え、本気で議論することの楽しさを学んだんです。

慶應法学部法律学科FIT入試に合格!志は、海洋保全活動の定着

4期生
大島さやか
出身高校 :私立高校
合格大学 :慶應義塾大学
合格学部 :法学部法律学科(A・B方式)
入試形式 :FIT入試

地域に密着した海洋保全活動を日本に定着させたい

私は中学3年生の冬、趣味のスキューバダイビングをしに沖縄に行きました。沖縄は私が初めてダイビングと出会い、透き通るブルーと色とりどりの魚の群れに全ての命の根源のような神秘美を感じた思い出の場所でした。しかし、その時インストラクターにその海で潜ることは最後になるだろうと告げられてんです。それは廃棄土砂流入によってサンゴが白化し、魚も海藻も何もない状態になってしまったからです。人的災害によって大好きな海や海洋生物が失われていくことへの憤りを感じました。それ以降、海を守りたいという思いを常に持ってきました。そしてあらゆる地でのダイビングを通して、人的災害の悲惨さを目の当たりにしてきたんです。

なぜそれを思うのか

機能していなかった「ロンドン海洋投棄条約」

現在の日本の海洋状態にショックを受けた私は、海の安全と環境を守る一般社団法人「海守」で海岸清掃ボランティアを行いました。2時間ひたすら拾い続け、参加者全体でトラック1台分のゴミを回収しその多さに唖然としたことを覚えています。またこの活動を通して、ゴミを規制するルールであるロンドン海洋投棄条約の存在も知りました。これは、廃棄物の不法投棄を規制する国際条約です。しかし、この条約はあまり機能していないのが現状です。このまま廃棄物を海に不法投棄することを止めることができなければどうなるだろうか。そう想像するだけでも恐ろしく、すぐにこの海洋状態の改善策を考えていかなくてはと思いました。

何をやるのか

ダイオキシンにおける成功例を活かしたい

実際に世界自然保護基金(WWF)職員の方にお話を伺ったことで、私の「海を守りたい」という想いはさらに強くなりました。私に何ができるだろうか。そう考え、あらゆる構想を巡らせていた時、世界的に問題になっていたダイオキシンにおける成功例を考えました。短期的な利益を優先しがちの各国の思惑を抑制し、長期的な視点で国際環境を守ったこの成功例を元に、海を守ることができるのではないかと考えたんです。国ごとの環境に対する意識啓発に努め、問題意識を世界的に共有できると思います。機能していないロンドン海洋投棄条約に基づく拘束力のある枠組みを発展させ、各国の加入をさらに促していきたいと考えました。

どうやってやるのか

世界自然保護基金に入り、実行力のある枠組みを作りたい

この構想を実現させるために、各国に拠点があり国際的な目線で環境問題を考えるWWFを土台とする国家協力プログラムを、日本から推進していくことが必要だと考えました。そのためには、私自身が世界自然保護基金(WWF)に入り、実行力のある枠組みを作っていきたいと思っているんです。そして、地域に合わせた環境保全活動を行うことで、より効果的な対策をしていきたいと考えています。

そのために大学でこれからやること

国際法を学びつつ、地域の声を汲み取る

まずは国際法の法的拘束力について、私自身の知見を増やしていきたいと思っています。また受験を終えて、ダイビングのインストラクターからプロとなったからこそ、今まで以上に海に関わる仕事をする人から直接話を聞き、その地域ごとの問題点なども分析していきたいと思っています。そうすることで、実際に現場の方が一筋縄で解決できない問題に密着して、大学時代から考えていけると思います。

AO義塾に一言

アオギの印象は、いい意味で塾らしくないところです。講師の方も、アオギにいる仲間もみんなアットホームな雰囲気を持っていました。講師の方一人ひとりが、生徒の指導をまるで自分のことのように一生懸命取り組んでくれました。だからこそ信頼関係を築けたのではないかなと思っています。

慶應SFC総合政策学部AO入試にICU高校から合格!志は、社会起業家を繋げる

4期生
清水かい
出身高校 :国際基督教大学高校
合格大学 :慶應義塾大学
合格学部 :総合政策学部(2期A方式)
入試形式 :AO入試

ソーシャルイノベーションを起こす社会起業家同士のつながりの場を創りたい

イノベーションとは、全く新しいことを考え付くことではなく、既存のアイデンティティを新しい形で結びつけることだと言われます。僕は、イノベーションを生みだすためには、「組織」を基盤としたつながりではなく、「人と人とのつながり」を大切にすることが最も重要なことだと思います。将来、社会のために役割を果たそうとしている起業家と起業家のパイプ的役割を僕が担っていきたいです

なぜそれを思うのか

「仲間」との「つながり」が重要だと気づいた

僕がこう強く想うようになったきっかけは、IT界の偉人の姿を見たからです。facebookやgoogleの創業者は大学を出ていません。にも関わらず、なぜこれほど成果を残し、社会に貢献できているのか。それは、そうした人の周りに「仲間」がいて、その仲間の「つながり」によって、一人では成すことができなかったようなことを、仲間と助け合いながら取り組んできたからです。僕はこの時、イノベーションを起こすには「人と人のつながり」が、必要不可欠だということを学び得ました。 人とのつながりの重要性を実感していた中で、高校1年次に参加したイノベーションキャンプが僕にとって大きな転機となりました。「食料キャンプ×テクノロジー」という分野におけるイノベーションが、実際に社会を変えていく様子を体感しました。既存のものを組み合わせて、独自のアイデアや革新的な価値を生みだすことに感動し、その楽しさを知りました。

何をやるのか

既存のものから新しいアイデアを生み出せる環境を提供する

高校1年次に参加したキャンプで、既存のものから新しい価値を見いだすことに感動した私は、以前から考えていた「人と人とのつながり」をビジネス上で連携させることはできないかと考えるようになりました。また、現代の日本は課題先進国と呼ばれるように、様々な問題が山積みしています。政府だけでは解決できなくなっているからこそ、行政の隙間を埋めてより良い社会を作る起業家の「新しい公共」の場作りと、その担い手である社会起業家を輩出していく環境への需要は高まっていると僕は考えています。

どうやってやるのか

「口コミ」の時代から「インターネット」の時代へ

昨年の10月、テキサス大学に通う兄が東南アジアにおける使用済みの爆弾の弾体を、アクセサリーとして再利用する社会企業を立ち上げたんです。そして僕は受験を終えて、兄と一緒にカンボジアに行ってきました。カンボジアでは「ベッドを買うより、携帯を買う」と言われるほど、ほとんどの人が携帯を持っています。しかしながら、未だコミュニケーションツールは「口コミ」が主流です。そこで僕は、そうしたカンボジアにインターネットによって人と人とが繋がる空間を創りたいと考えています。口コミよりもインターネットを使った方が、何倍もビジネスがしやすいのではないかと思います。インターネットによるビジネスが広まれば、カンボジアの経済発展も期待できるのではないでしょうか。 ただ、この僕の構想にはきっと課題がたくさんあるだろうと思います。受験を終えた今、自分の構想がさらに深いものとなったことで、SFCで学べることにワクワクしています。

そのために大学でこれからやること

ソーシャルイノベーションの可能性を研究する

「組織」を基盤としたつながりではなく、人と人とが隔たりを超えて自由につながりを持てる社会を実現してこそ、ソーシャルイノベーションが可能になると僕は考えています。そのためには、「人と人とのつながり」を学ぶための組織論や、メディアコミュニケーション論、開発研究論などを学んでいこうと思っています。幼少期から父や兄の影響でチャレンジし続けてきた姿勢をこれからも持って、今持つ自分の構想の実現に挑戦したいです

AO義塾に一言

僕は講師の方に言われた「泥臭くていいからとりあえず行動しろ」という言葉が一番印象に残っています。生徒に言うだけでなく、その講師の方も自身の志に向けて努力している姿があったので、なおさら説得力がありました。また1期に落ちた後に言われたこの言葉のおかげで2期を振り切って頑張れたと思っています。

慶應文学部AO入試に横浜雙葉から合格!志は映像で社会問題を伝達

4期生
森春菜
出身高校 :横浜雙葉高校
合格大学 :慶應義塾大学
合格学部 :文学部
入試形式 :自主応募制推薦入試

効果的に人々に情報を伝えられる人材になりたい

私は地元のホームレス支援活動の中で「知ること」の重要性を痛感しました。この活動に参加するまでは、家のすぐ近くで段ボールの家で凍えながら寝ている人の存在を私は知りませんでした。もしこの活動に参加していなかったら、こうした地元のホームレスの方のの実情などを知ることはなかっただろうと思います。いつも華やかな駅周辺が、少し裏路地に入ればホームレスの方が寒さを凌ぐためにうずくまっていたんです。その光景を見たときは、驚きで声も出ませんでした。私はこの現状を多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。

なぜそれを思うのか

映像が持つ力に気づいた

ホームレス支援活動で「知る」ことの重要性を学んだ私は、環境保全について理解を深めるためNGO団体「WWF」の広報活動を担当することを決めました。「環境問題」について多くの学生の理解と関心をえるためにはどうしたらよいか。そう考えた時、短編映画のような映画を造り、文化祭で放映することを決めたんです。そしてその結果、大きな反響があったばかりか、中にはWWFに参加してくださるという方も大勢いて、私は大きな達成感を得ました。と同時に、「映像」が持つ可能性に気づくことができたんです。

何をやるのか

日本の現実を多くの人に「伝える」仕事がしたい

「映像」の持つ力を実感したからこそ、その「映像」を使って、多くの人に知られていない社会問題を効果的に伝えていきたいという想いが私の中で大きくなりました。私自身が実際にホームレスの方の現状を見て、知り、「支援」という形で行動できたように、多くの人に日本や世界のあらゆる現状を伝えることで、その人個人に何らかの行動を誘発できるのではないかと考えています。また将来、私自身が多くの人に効果的に情報を発信できる人材となるためには、まずは社会問題に対して多角的な視野を身につける必要があると思っています。そのために、大学に入り表現媒体を学んでいきたいです。

どうやってやるのか

「映像」×「文字」×「?」

効果的に情報を多くの人に伝えていくためには、映像を駆使するだけでは足りないのではないかと考えています。映像だけでなく、言葉や表情などの伝達方法を組み合わせて、今までにない新たな伝達方法を考えていこうと思っています。私自身も、何と何を組み合わせれば伝達手段として最善なものになるのかはまだわかりません。わからないからこそ、大学の4年間でじっくり考えていきたいです。

そのために大学でこれからやること

あらゆる伝達方法を研究したい

2年次からは社会学を専攻し、社会の諸問題について多角的な視点を取り入れるために社会学を学んでいきたいと考えています。また言葉や表情、映像などの様々な伝達手段を実践的に試し、「伝える」手段を研究していきたいです。また、これまで私は異文化交流の中で幾度となく、日本語のニュアンスを細部まで伝えきれず、悔しい思いをしてきました。その悔しさをバネに、大学ではより繊細な英語とその他の言語を習得しようと思います。

AO義塾に一言

私が一番印象に残っていることは、小論文を生徒同士でも添削し合った経験です。当初は、人に自分の答案を見せることに抵抗がありました。しかし仲間のアドバイスによって自分が成長し、さらに自分が仲間にアドバイスすることで自分も成長できることがわかり、切磋琢磨することの大切さを知ることができたように思います。

早稲田政経国際政治学科AO入試に合格!志は、中国に青空を

4期生
鄭 圓圓
出身高校 :私立高校
合格大学 :早稲田大学
合格学部 :政治経済学部国際政治学科
入試形式 :総合選抜入試・AO入試

中国に青空を取り戻したい

在日中国人である私は、帰省するたびに環境汚染が進む中国を見て、自分のルーツが汚されていく気がしていました。日本による中国の環境汚染への批判を聞くたびに、心が痛みました。日本ではP.M2.5を始めとする悪影響ばかりが報道されることによって、日本人は中国への不満を言っている様子をよく耳にします。その度に、私は自分が中国人であることを恨みました。自分の故郷である中国が、もひとつの故郷であ日本に否定されているようでとても辛かったんです。両国のアイデンティティを持つ自分が中国に青空を取り戻し、日中関係がを良好にするために何かしたい。そう強く想うようになりました。

なぜそれを思うのか

私にとっては日本も中国も大切な故郷

私にとっては日本も中国も大切な故郷であることに変わりありません。中国では、経済発展を最優先し、安価で環境に悪い生産方法を選択してきた結果、環境汚染が年々深刻になってきています。日本も高度経済成長期の時は様々な公害を引き起こしてきました。しかし、環境技術の開発や法整備により日本は青空を取り戻し、世界トップレベルの環境技術を保有するようになりました。日本の技術を用いれば、きっと中国の環境問題も解決できるのではないかと私は思いました。そして両国の架け橋として私自身が中国の環境汚染問題解決に取り組んでいきたいと考えるようになったんです。

何をやるのか

日本の環境技術を用いて、中国の環境問題を解決したい

両国の架け橋になるために、私は環境経営コンサルタントとして日本から中国はの環境技術移転を促進させたいです。中国では、国民における環境意識は変わりつつあり、環境技術の需要は年々増加してきています。しかし中国では環境技術が発展していないため、中国のエネルギー効率は今もなお非常に悪いのが現状です。また、中国では知的財産権に関する法整備が不十分であるため、日本の企業は技術の流出による自社優位性の崩壊を恐れ環境技術を移転することを拒んでいるのです。日本の環境技術が高価格であることも、低価格競争が進む中国へと進出するうえでの弊害になっています。「中国に青空を取り戻したい」という私の構想を実現させるためには、これらの課題解決方法を考えていく必要があるんです。

どうやってやるのか

Win-Win-Winの関係を作りあげる

具体的には、環境経営コンサルタントの立場から高度な環境技術と経験を持つ日本企業と、それらを必要としている中国企業を結びつけたいと考えています。高度な技術を持ちながらも国内市場で伸び悩んでいる日本企業と環境保護を促進しようとしている中国政府、低価格での生産が可能なノウハウを持つ中国企業の3つを結びつけ、Win-Win-Winの関係を作りあげたいと考えています。また、同時に中国政府が知的財産権保護を強化させるために打ち出している法律についても日本企業に知ってもらい、日本の技術が十分に守られることを伝えていきたいと思っています。

そのために大学でこれからやること

技術移転の実現可能性と環境経済学を学びたい

私は大学で3つのことを学びたいと思っています。1つ目は、日本と中国の企業を仲介するための企業戦略です。2つ目は現在の中国の環境情報についてです。そして3つ目に、技術提供の方途についてです。この3つを中心に大学で勉強し、国を超えたコンサルティング技術を持った、環境経験コンサルタントになりたいです。そして将来、日本の環境技術提供によって日中関係が良好なものとなってほしいと思います。

AO義塾に一言

私はAO入試を通して、社会に対する考え方が変わり、視野が広くなったと思っています。今まで高校では出会ったことのないような高校生とアオギで出会い、自分が持たない考え方を持つことができるようになりました。私は一般入試も視野に入れてAO入試に挑みましたが、一般入試の勉強とは違った楽しさがAO入試にはあり、人間としてあらゆる面が成長できたと思います。

慶應SFC環境情報学部AO入試に都立国際から合格!志はバイオサイエンスで糖尿病治療

4期生
碓井麻理子
出身高校 :都立国際高校
合格大学 :慶應義塾大学
合格学部 :環境情報学部(C方式)
入試形式 :AO入試

糖尿病の抜本的治療法をバイオテクノロジーから解決したい

近年、バイオテクノロジーは急速な発展をとげ、iPS細胞などの万能細胞の研究まで展開されてきています。これらの研究によって、様々な疾患の遺伝子的治療法や医療への可能性が広がってきています。私は将来、この再生医療分野で最先端の道を走る研究者になりたいと考えています。

なぜそれを思うのか

母の糖尿病とバイオサイエンスとの出会い

私の母は約3年前に糖尿病と診断されました。生活改善での治療は意味がなく、血糖値を毎日測定し、薬で調整する生活を強いられるようになったんです。一生、血糖測定や薬の服用と付き合っていかなければならない母を見て、私は何もできない自分の無力さを感じました。と同時に、現在の糖尿病治療のような一時的な対処療法ではなく、本質的な解決策はないかと考えるようになりました。そんな中で出会ったのでがバイオサイエンスだったんです。スーパーバイオサイエンスプログラムに参加し、「受精卵一つから約100年維持できる複雑で素晴らしいシステムをたったの10ヶ月で作り上げてしまう」ということを学び、生命の偉大さに感動しました。そして、母が患っている糖尿病もバイオサイエンスで解決できないかと考えるようになりました。

何をやるのか

バイオテクノロジーを使った抜本的治療方法を確立したい

スーパーバイオサイエンスプログラムでの経験を経て、私はもともと生物分野への興味はありませんでしたが、生物を知れば知るほど自分の体の神秘さや、素晴らしいシステム構造を改めて実感し、感動しました。そして、母が患っている糖尿病もその原因を突き詰め、システムを理解できれば、薬のいらない抜本的な治療を確立できるのではないかと考えるようになったんです。

どうやってやるのか

膵島組織をiPS細胞で作り出す

ということです。そもそも糖尿病とは血糖値を上手くコントロールできていないために発症してしまいます。現在臨床試験が試されているような治療法は、血流の多い膵臓に対して、インスリン産生細胞の注射器を用いるために、大部分は血流によって生着せず効果的な治療法とは言えません。そこで、機能的な組織・臓器を生体外でiPS細胞を用いて作り出し、それを移植することを目指すべきではないかと考えています。

そのために大学でこれからやること

膵島の作成についての研究に没頭したい

私が考えるこのような構想には、多くの課題があります。細胞間コミュニケーション、培養法などの基礎知識はもちろんですが、加えて、iPS細胞の培養法、未だ未解決の因子の発見法など最先端の応用知識も身につける必要があると考えています。SFCでその課題を解決するためにも、 先端生命科学研究会の再生医療チームに所属して、生体由来と同じ機能をもつことができる膵島の作成についての研究に没頭したいです。

東京大学法学部推薦入試に兵庫高校から合格!志は世界平和

5期生
飯田貴登
出身高校 :兵庫高校
合格大学 :東京大学
合格学部 :法学部
入試形式 :推薦入試

仲間と出会って感じた自分の価値

AO義塾に入るまで、自分に合格できる可能性はあるかな……とモヤモヤした気持ちを抱えていました。入塾したのは、同年代の中で自分のレベルを計るいい機会だと思ったからです。入試直前の1泊2日の合宿では、さまざまな仲間と出会いました。経済や科学の知識に長けた人など、今まで周りにいなかったレベルの高校生が集っていましたが、自分も評価してもらえる点があることを知り東大に挑戦する自信につながりましたね。

入試に生きたディスカッションの練習

東大の入試の2次試験にはグループディスカッションと面接がありました。この対策のために、AO義塾でグループディスカッションや模擬面接を10回以上行いました。初めてのディスカッションでは、つい感情的になってしまいましたが、回数を重ねるにつれてレベルアップしていくのを感じました。このワークショップを通して、順序立てて丁寧に説明する力を身につけられたと思います。

自主的な研究の成果が東大合格につながった

2次試験の面接では、高校生活について聞かれました。高校3年間で最も大きかった出来事は、大阪大学主催の「国際公共政策コンファレンス」で最優秀賞を受賞したことです。授業で書いた論文を下地に研究を進めて、『安全保障理事会と拒否権』というテーマで発表しました。AO入試を突破できたのは、この大会の成果が大きかったと思います。

東大で学びたいこと

合格が決まって、今は東大での授業が始まるのを待ち遠しく思っています。僕が一番問題意識を持っているのは、世界で紛争や戦争がずっと続いていることです。日本人としてどのような立場で紛争の予防や停止に貢献できるか。そのために、東大では国際政治・経済を重点的に学びたいと思っています。将来は、世界平和の維持を推進していくフィールドで、リーダーシップを発揮できる存在になりたいです。

来年の受験生へ向けてのメッセージ

迷ったときは、「行動する」方を選ぶのがいい。僕も東大AO入試の傍らで、他大学の一般入試を受けるための勉強をしていました。的を絞った方が効率的に動けるという考え方もありますが、AO入試にも挑戦してみようと行動したことで、合格を得ることができました。まずは怖がらずに、一歩を踏み出してほしいなと思います。

飯田くんのご両親からのメッセージ

貴登は子どもの頃は引っ込み思案でした。体操教室に連れて行けば、カーテンの中で1人で遊んでいるなど、大丈夫かなと心配していた時期もあります。中学1年生の頃は英語が苦手でしたが、学習塾に通い始めたところ面白さに芽生えて、今は得意科目になりましたね。色々な選択肢を与え、興味を持った方向に背中を押してあげようという気持ちで育ててきました。合格通知を受け取った後に息子と改めて話をして、親の気持ちがちゃんと伝わっているんだなと思ってジンときましたね。

東京大学工学部推薦入試に秋田高校から合格!志は新エネルギー開発

5期生
山田陸
出身高校 :秋田高校
合格大学 :東京大学
合格学部 :工学部
入試形式 :推薦入試

東京大学推薦入試合格は、自分の生き方と志が認められた瞬間

自分の能力は、ライバルよりも優れていない。でも、志と意欲では絶対負けない

東京大学推薦入試の合格発表の日、大学ホームページに掲載された「合格」の文字を見て、胸中にこみ上げてきた感情は嬉しさよりも驚きでした。推薦入試2次試験の面接では手応えが得られず、合格できるとは夢にも思っていなかったからです。考えてみると、僕が合格できた要因は「志」と「意欲」だと思います。他の受験生に比べ、能力でいえば僕は決して優れていたとは思えません。しかし、新しいエネルギーを発見したいという具体的な志と、それを実現する意欲は決して揺らがない自信があります。このことが面接官の方々に伝わったからこそ、合格通知を頂けたのだと思います。

「漠然とした夢」が「志」へ。外の世界で出会った友が、僕の生き方を変えた

僕は、秋田県の鳥海山の麓にあるとんでもない田舎町で育ちました。この土地に暮らす人々は、我慢強さや辛抱強さといった東北地方に特徴的な気質で知られます。これは美徳でもありますが、一方で未知の領域に挑戦し、開拓していきたいという機運が育まれづらいともいわれます。実をいうと僕も、幼い頃から科学者になりたいと思っていましたが、それは漠然とした好奇心のようなもので、具体的な何かを成し遂げようという志ではありませんでした。転機が訪れたのは、高校2年生の時のこと。国際交流プログラムでアメリカに行った体験が僕を変えました。そこで出会った同世代の人々はすでに社会の未来を見据え、全力で行動していました。彼らの志と熱量は、秋田の田舎で生まれ育った僕にとって人生観が揺さぶられるほどの衝撃。この経験によって「自分がここにいる理由は、未来のためなのだ」という強い自覚を持つことができ、同時にこの人達と肩を並べても恥ずかしくないような志を持ちたいと思うようになったのです。未来のために何かをしたいという気持ちと、自分の幼い頃からの夢が交わった結果、人の営みにもっと密接な科学分野のひとつである「新エネルギーの開発」という答えにたどり着きました。

なぜ推薦入試を選んだのか

以前までの僕にとって、推薦入試は“邪道”な受験方式だった

近年、東京大学ではエネルギー分野に関する魅力的な研究が進んでいて、そこで学ぶことが僕の夢を実現する最良の方法だと考えていました。しかし、推薦入試ではなく一般入試で受験するつもりでした。実をいうと僕はAO入試や推薦入試などの一般入試以外の受験方式に、あまりいい印象を持っていなかったのです。努力の成果が平等に問われる一般入試こそ王道で、AO入試や推薦入試は努力から目をそらした邪道のようなものだと考えていました。推薦入試で受験することになったきっかけは、2年生の冬に担任の先生から僕を東京大学に推薦したいと伝えられたことです。ありがたく推薦をお願いしましたが、それは一般入試との併願受験ができたからで、あくまで一般入試の保険のような認識でした。

推薦入試を通しての学び

AO義塾で初めて気付いた、自分が積み重ねた体験の“意味”

しかし、受験準備を進めるうちに推薦入試の意味が大きく変わっていきました。例えば、先生に勧められて参加したAO義塾の対策講座でのことです。僕は国際交流プログラムや英語の弁論大会に参加した経験を活かし、英語力を自分のアピールポイントのひとつにしていました。しかし、AO義塾での模擬面接で「エネルギー分野の研究をしたいという夢と、英語の弁論大会に出ることはどう関係があるのか」と尋ねられると、答えに詰まってしまったのです。考えた結果、最先端の研究現場の共用語は英語であり、僕自身が一流の研究者になるためには英語は必須技能であることに思い至りました。シンプルな気付きですが、僕には重要な意味をもっています。一見無関係に見える過去の体験や選択は、実は密接につながって一本の道筋をつくっている。こうした相互のつながりを意識することは、自分の課題を明確にして、未来の目標に向けて努力していくために不可欠なことです。当初は推薦入試を軽んじていましたが、この方式で受験に挑戦すること自体が、多くの気付きや成長をもたらしてくれる学びの場だと思うようになったのです。

推薦入試を受けるという意味

推薦入試だから得られた大きな成長と達成感

東京大学の面接では、エネルギー開発についてかなり専門的な質問も出ました。十分に勉強したつもりでしたが、そうした質問のいくつかには満足のいく回答を出せない場面もありました。それでも僕が合格できたことは、推薦入試が知識量だけではなく、志や意欲を重視する試験方式であることの証であると思います。一般入試では、その学生がどんな人かは関係なく、点数を取れれば合格できます。もちろん、高い点数をとるためには多大な努力が求められますし、そこに立ち向かうことは素晴らしいことだと信じています。ですが、推薦入試で合格するということは、自分の目指した大学に、自分の生き方や志を認めてもらえたということだと思うのです。これは僕にとって忘れられない喜びでした。だから、僕は推薦入試で受験をして本当によかったと思っています。東京大学を始め、最近ではさまざまな大学が推薦入試やAO入試の門戸を開いています。それにチャレンジすることはきっと自身の可能性を飛躍させる大きなチャンスになるはずです。ぜひ現役高校生の皆さんは恐れずに挑戦してみてください。

いのちのふしぎを東大で -東京大学推薦入試合格物語#6

2016年度から始まった東京大学の推薦入試。「一般入試と違って何を頑張れば良いかわからない?」という受験生も多いはず。この記事では、AO義塾から東京大学推薦入試に合格した卒業生に、推薦受験を決めたきっかけや、高校時代に頑張ったこと、実際の入試の様子などを塾長自らが聞いて、東大推薦のリアルな情報をお届けします!

 

話し手
村山華子 東京大学理学部1年/広尾学園高等学校出身。生命が誕生する仕組みに関心があり、中高を通じて自身の研究を行ってきたことが評価されて推薦入試で合格。

聞き手
斎木陽平 AO義塾塾長。
志は、「AO入試で志ある人財を社会に輩出する!」好きなアーティストは宇多田ヒカル

東大を選んだピアニスト -東京大学推薦入試合格物語#5

2016年度から始まった東京大学の推薦入試。「一般入試と違って何を頑張れば良いかわからない?」という受験生も多いはず。この記事では、AO義塾から東京大学推薦入試に合格した卒業生に、推薦受験を決めたきっかけや、高校時代に頑張ったこと、実際の入試の様子などを塾長自らが聞いて、東大推薦のリアルな情報をお届けします!

話し手
村松海渡 東京大学工学部に推薦入試で合格。5歳から始めたピアノは、全日本ジュニアクラシック音楽コンコールのピアノ部門一位という実力の持ち主。もともとは、東京藝大への進学も考えていた村松くんですが、音楽と科学の両方を学びたいという思いから東大へ進学。好きな音楽家はショパン。

聞き手
斎木陽平 AO義塾塾長。志は、「AO入試で志ある人財を社会に輩出する!」好きなアーティストは宇多田ヒカル

宇宙に恋して東大へ -東京大学推薦入試合格物語#4

2016年度から始まった東京大学の推薦入試。「一般入試と違って何を頑張れば良いかわからない?」という受験生も多いはず。この記事では、AO義塾から東京大学推薦入試に合格した卒業生に、推薦受験を決めたきっかけや、高校時代に頑張ったこと、実際の入試の様子などを塾長自らが聞いて、東大推薦のリアルな情報をお届けします!

 

話し手
平山龍一 高輪高等学校出身。東京大学工学部に推薦入試で合格。高校時代は、宇宙関連の活動に熱中し、JAXAが開催する「君が作る宇宙ミッション」というプログラムなどに参加。好きな惑星は、地球

聞き手
斎木陽平 AO義塾塾長。
志は、「AO入試で志ある人財を社会に輩出する!」好きなアーティストは宇多田ヒカル

AO入試勉強法

【教えて!センパイ!AO入試の勉強法 #1】

<はじまりました!新シリーズ!>
受験生が、AO義塾の卒業生にインタビューするこの企画。第1回に来てくれたの受験生のヨダ君と卒業生の渡辺夏彦センパイ。現在慶應SFCに進学して、体育会ソッカー部に所属している夏彦センパイにAO入試の勉強法を聞きました。

教えて!センパイ!AO入試の勉強法 #1
体育会ソッカー部に所属する夏彦センパイ。部活に受験に大忙しだった高校時代について聞きました。

AO入試の勉強法

【教えて!センパイ!AO入試の勉強法 #2】

慶應SFCに通うくみセンパイに、「志望理由書の書き方」について聞きました。AO受験生にとっては避けては通れない志望理由。何となく書きたいことはあるけど、どうやって始めたら良いかわからない方、ぜひ読んでみてみてください!

教えて!センパイ!AO入試の勉強法 #2
中学3年間をセネガルで過ごした経験から、アフリカの学校教育について研究しているくみセンパイ。自分の経験を志望理由書に活かす方法について聞きました。

AO義塾

【Web記事:「東大/推薦/理系/インタビュー】

東京大学工学部に進学するAO義塾卒業生の須田くんに塾長自らが直接インタビュー!彼が合格を果たした「推薦入試」についてじっくりまとめた今回の記事。推薦合格を勝ち取れたのは、「高校時代に取り組んだ数学の研究レポートがあったから」と語る須田くん。今回はインタビューと合わせて、その研究レポートも公開しています!

東京大学推薦入試合格物語 #1
AO義塾から東京大学推薦入試に合格した卒業生に、推薦受験を決めたきっかけや実際の入試の様子など、東大推薦のリアルな情報について聞きました。

東京大学推薦入試合格物語

【WEB記事:「地理オリンピックから東大へ」】


2回目を迎えた「東京大学推薦入試合格物語」 。今回、話を聞いたのは東大工学部に進学した佐藤くん。鉄道好きの少年は、地理という科目に出会い、やがて地理オリンピックのメダリストに、そして東大進学へ。推薦入試に大切なのは、受験テクニック以上に、学ぶこと/好きなことへの熱い気持ちなんだと、改めて教えてもらったように思います。

東京大学推薦入試合格物語#2
国際地理オリンピック銀メダルの佐藤くんは、東大工学部に推薦入試で合格。推薦にかけた熱い想いを聞きました。

東京大学推薦入試物語

【Web記事:夢だった獣医を志して東大に。】


東大推薦入試に合格したAO義塾卒業生にインタビューするこの企画。今回来てくれたのは、農学部で獣医学を先行する小林さん。とにかく動物が大好きで、「どうやったら毎日動物と一緒にいられるのか?」を考えてたら、獣医という夢に行き着いたそうです。最初は東大を考えていなかったという小林さんですが、推薦入試を受けるに至った思いから、受験当日に面接で聞かれたことまで聞きました。

夢だった獣医を志して東大に。
動物が大好きな小林さんは獣医を目指す東大2年生。とことん突き詰める姿に推薦入試のヒントがあるはず!