Interview

2016年度から始まった東京大学の推薦入試。「一般入試と違って何を頑張れば良いかわからない?」という受験生も多いはず。この記事では、AO義塾から東京大学推薦入試に合格した卒業生に、推薦受験を決めたきっかけや、高校時代に頑張ったこと、実際の入試の様子などを塾長自らが聞いて、東大推薦のリアルな情報をお届けします!

話し手

佐藤剛

筑波大付属高校出身。東京大学工学部に推薦入試で合格。高校時代に出場した地理オリンピックでは、国内大会で金メダル、国際大会で銀メダルを受賞。進学後は、土木工学を専攻予定。

聞き手

斎木陽平

AO義塾塾長。
志は、「AO入試で志ある人財を社会に輩出する!」好きなアーティストは宇多田ヒカル

4

面接の肝は最初の1分間

斎木

面接では実際どうだった?

佐藤

最初に、志望動機を聞かれました。これは、AO義塾の特訓のなかで何度も何度も考えた部分だったので自分が言いたいことをきちんと伝えられて大成功でした。

斎木

塾の授業でも「最初の1分が大事だ!」って何度も言ってたもんね。

佐藤

そうですよね、その質問を丁寧に回答できたからそのあとはリラックスした気持ちで受け答えできました。

斎木

1分で説明したことを聞かせてもらって良い?

佐藤

先ほど話した東日本大震災の話ですね。自分は正しく計算したり楽しく地図を見たり本を読んだりしているけど、東日本大震災の被災地を見て、単なる興味関心を超えて、社会に責任を持ってインフラ設計に携わりたいと思ったこと。そしてもっと減災や社会貢献という形で自分の能力と好奇心を生かしたいと、話しました。

斎木

そのあとはどんな質問が続いたの?

佐藤

あなたの住んでいる町の課題点を言えっていう質問とか。教授からは「日本とか世界の大きな話をすることはいいんだけど自分の周りのことをどれくらい考えてる?」っていう意図を感じました。

斎木

なるほど、身の回りのことと大きなことのバランス。

佐藤

そうなんですよ!

斎木

やっぱり身の回りのことをどう思っているかということと日本やグローバルのことを両方考えられているかっていうのが東大推薦や面接でポイントになると。

佐藤

そうなんですよ。ポイントでしたね。明らかにポイントでした。

佐藤

あとは幸福とは何か?という哲学的な問いも。

斎木

哲学的だね。教授も、受験生の深い部分の思考を見たいように感じるね。

佐藤

そうです。難しい問いですが、僕は幸福が自分にとってどのような尺度なのかという定義づけを意識して話しました。

斎木

推薦入試に対しては、口先だけでうまく言えてしまう人や基礎的な学力の軽視といった批判もあるけど、その点はどう考えてる?

佐藤

推薦入試に対するイメージや理解がもっともっと正確に広がっていくことが大事だと思います。僕の実感ですが、推薦入試の合格者は学力と志のある人こそが受かっているので、合格者が将来活躍していくことで、日本の入試制度全体が変わっていくきっかけになると思うし、だから自分も結果で示していきたいと思っています。時間はかかると思いますが、少しずつでも学力と志の両輪を持った人が評価される流れが生まれていくと良いと思います。

斎木

推薦入試を考えている人でも、悩んでいる人や自分には無理かなと思う人がいると思うんだけど、そんな高校生にぜひアドバイスを。

佐藤

高一高二でいろいろな活動をしてきて受験勉強もある程度目処がついている人は推薦入試をぜひ薦めたいです。一方で一般の勉強も着実に進めたいという人は、推薦入試を受けないという方向に舵を切ると思います。それは本当に人それぞれですね。あとは、推薦入試を受けてみたいかどうか。

斎木

こんな人が東大の推薦入試に向いているっていうのはある?。

佐藤

知的に誠実に生きている人だと思います。

斎木

なるほど。すごく良い言葉だね。ありがとうございました。今後の夢に向かって頑張っていきましょう。僕も佐藤くんの今後を応援しています。

佐藤

今日はありがとうございました!

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