MY_VISION

地域に密着した海洋保全活動を日本に定着させたい

4期生

大島さやか

  • 出身高校 :私立高校
  • 合格大学 :慶應義塾大学
  • 合格学部 :法学部法律学科(A・B方式)
  • 入試形式 :FIT入試

地域に密着した海洋保全活動を日本に定着させたい

私は中学3年生の冬、趣味のスキューバダイビングをしに沖縄に行きました。沖縄は私が初めてダイビングと出会い、透き通るブルーと色とりどりの魚の群れに全ての命の根源のような神秘美を感じた思い出の場所でした。しかし、その時インストラクターにその海で潜ることは最後になるだろうと告げられてんです。それは廃棄土砂流入によってサンゴが白化し、魚も海藻も何もない状態になってしまったからです。人的災害によって大好きな海や海洋生物が失われていくことへの憤りを感じました。それ以降、海を守りたいという思いを常に持ってきました。そしてあらゆる地でのダイビングを通して、人的災害の悲惨さを目の当たりにしてきたんです。

なぜそれを思うのか

機能していなかった「ロンドン海洋投棄条約」

現在の日本の海洋状態にショックを受けた私は、海の安全と環境を守る一般社団法人「海守」で海岸清掃ボランティアを行いました。2時間ひたすら拾い続け、参加者全体でトラック1台分のゴミを回収しその多さに唖然としたことを覚えています。またこの活動を通して、ゴミを規制するルールであるロンドン海洋投棄条約の存在も知りました。これは、廃棄物の不法投棄を規制する国際条約です。しかし、この条約はあまり機能していないのが現状です。このまま廃棄物を海に不法投棄することを止めることができなければどうなるだろうか。そう想像するだけでも恐ろしく、すぐにこの海洋状態の改善策を考えていかなくてはと思いました。

何をやるのか

ダイオキシンにおける成功例を活かしたい

実際に世界自然保護基金(WWF)職員の方にお話を伺ったことで、私の「海を守りたい」という想いはさらに強くなりました。私に何ができるだろうか。そう考え、あらゆる構想を巡らせていた時、世界的に問題になっていたダイオキシンにおける成功例を考えました。短期的な利益を優先しがちの各国の思惑を抑制し、長期的な視点で国際環境を守ったこの成功例を元に、海を守ることができるのではないかと考えたんです。国ごとの環境に対する意識啓発に努め、問題意識を世界的に共有できると思います。機能していないロンドン海洋投棄条約に基づく拘束力のある枠組みを発展させ、各国の加入をさらに促していきたいと考えました。

どうやってやるのか

世界自然保護基金に入り、実行力のある枠組みを作りたい

この構想を実現させるために、各国に拠点があり国際的な目線で環境問題を考えるWWFを土台とする国家協力プログラムを、日本から推進していくことが必要だと考えました。そのためには、私自身が世界自然保護基金(WWF)に入り、実行力のある枠組みを作っていきたいと思っているんです。そして、地域に合わせた環境保全活動を行うことで、より効果的な対策をしていきたいと考えています。

そのために大学でこれからやること

国際法を学びつつ、地域の声を汲み取る

まずは国際法の法的拘束力について、私自身の知見を増やしていきたいと思っています。また受験を終えて、ダイビングのインストラクターからプロとなったからこそ、今まで以上に海に関わる仕事をする人から直接話を聞き、その地域ごとの問題点なども分析していきたいと思っています。そうすることで、実際に現場の方が一筋縄で解決できない問題に密着して、大学時代から考えていけると思います。

AO義塾に一言

アオギの印象は、いい意味で塾らしくないところです。講師の方も、アオギにいる仲間もみんなアットホームな雰囲気を持っていました。講師の方一人ひとりが、生徒の指導をまるで自分のことのように一生懸命取り組んでくれました。だからこそ信頼関係を築けたのではないかなと思っています。