Interview

2016年度から始まった東京大学の推薦入試。「一般入試と違って何を頑張れば良いかわからない?」という受験生も多いはず。この記事では、AO義塾から東京大学推薦入試に合格した卒業生に、推薦受験を決めたきっかけや、高校時代に頑張ったこと、実際の入試の様子などを塾長自らが聞いて、東大推薦のリアルな情報をお届けします!

話し手

須田隆太朗

広尾学園高等学校。東京大学工学部に推薦入試で合格。高校時代に取り組んだ数理モデルを利用した研究レポートをPRして推薦受験。将来の夢は、社会的な責任の持てる科学者。好きな漫画家は士郎正宗。

聞き手

斎木陽平

AO義塾塾長。
志は、「AO入試で志ある人財を社会に輩出する!」好きなアーティストは宇多田ヒカル

1

推薦に踏み切れたのは「研究レポート」のおかげ

斎木

東大推薦受験を考え出したのはいつ頃だったの?

須田

高3の5月くらいですね。進路相談で担任の先生に「東大推薦もできれば受験したいです」と伝えたら、「須田ならいいぞ」と応援してくれました。学内選考があったので、正式に受験が決まったのは9月でしたが、準備だけは春から進めていましたね。

斎木

一般入試と推薦入試の勉強はそれぞれどれくらいの比率でやってたの?

須田

9割以上は一般入試の勉強をしてました。

斎木

そうだったんだ。逆に、1割の準備時間で特に頑張ったことは?

須田

東大の推薦入試では、「特色ある活動」を資料として提出できるんですが、僕は高校時代に取り組んだ数理系の研究レポートを提出しました。ただ推薦入試を決めた高3の春にはすでに完成していたので(完成まではすごく大変でしたが笑)、それもそこまで準備時間はかかりませんでした。

斎木

なるほど。1割の準備時間でどうやって?と思ったけど、高校時代に時間をかけて頑張ったレポートがあるから推薦入試でもきちんと評価されたんだね。

斎木

正直、推薦受験を決めとき、自分は受かると思ってた?

須田

いや、思ってなかったですね。東大推薦入試の受験生の中には自分より学力が高い人がたくさんいるのはわかってましたし。ただ工学部は、他の学部の募集人数が5~10名なのに比べて、30名も募集人数を出しているので、先ほどの研究レポートを武器に自分も勝負できるのではないかと考えてました。

斎木

東大の推薦受験の時に研究レポートを出したって言ってたけど、それはどんなテーマなの?

須田

数理モデルを用いた日本における携帯電話普及の分析と将来予測についてのレポートでした。大学1年生レベルの数学を使って、感染症が拡大していくモデルを携帯電話の普及にあてはめる研究をしていました。

斎木

着眼点がすごいおもしろいね。インフルエンザのように感染症的にモノが流行っていくことはマーケティングの分野でもありますもんね。

須田

研究レポートをやっていく中で、論理立てて人前で発表する力を身に着けることもできたので、そこは後々も活きてくると思います。

斎木

僕はこういう研究活動への挑戦自体が大事だと思うし,研究レポートを書くのが好きで得意な人が、東大に入れるのがいいのかなって思ってるんだよね。

須田

そう思いますね、僕も。

次へ ▶︎ 「東大が求める学生像を知って」

おすすめ記事

このページが気に入ったらフォローしよう!