Interview

受験生が、AO義塾の卒業生にインタビューするこの企画、その名も「教えて!センパイ!AO入試の勉強法」。第2回に来てくれたのは、受験生のソラ君と卒業生の小林くみセンパイ。中学3年間をセネガルで過ごした経験から、くみセンパイはアフリカの学校教育について研究するゼミに所属。大学1年生ながらはやくもSFCの環境をフルに生かすその姿からきっとAO受験のヒントも見つかるはず!

受験生ソラくん

卒業生くみセンパイ

“自分は大学で何を学びたい?”という問いから考える

この時期って、AO入試に向けてどんなことやったらいいですか?

志望校は決まってるの?

いや・・。

じゃあまずそこから考えたほうが良いと思うな。

去年の夏にオープンキャンパスめっちゃ行ったんですけど、これだ!って感じるとこがなくて。

志望校を決めるときはね、特にAO入試の場合、”自分が大学で何を学びたいのか?”ってことから考えたほうが良いね。大学って言ってもたくさんあるし、大学のなかでも学部/学科でまた学べる内容が違うでしょ。AO入試って基本的に、 ”自分はなぜこの大学のこの学部に進学したいのか?”っていうことを志望理由書で書いて提出するから、まずは自分の軸をしっかり考えることが大事。

ソラくんは、大学で学びたいことってあるの?

何となくですけど、経営学に興味あります。

それは何で?

・・はい。実は、いまホームレス支援活動をやってるんです。新宿駅とかで、BIG ISSUE売ってるじゃないですか?はじめて買ったときに、ホームレスの方のリアルな話聞いて「自分にできることないかな」って思ったんです。

うんうん。

そのとき、知ったのが「ハウジング・ファースト」っていう取り組みで。ホームレスの人が特に困っているのは、結局住所がないから定職に就けないっていう部分なんです。だから、まずホームレスの人々が安心して暮らせる場所を提供してから、就職支援をしようという活動で、最近欧米で広がっている取り組みです。

経営をやりたいっていうのは、いざこれを日本でやるときに、不動産屋さんとか大家さんとかに、いかに納得してもらえるかが大事になってくるので、自分も経営的な知識を持ちたいっていうのが理由です。

なるほど。すごい良いと思う!この時点でしっかり考えてるなって思った。

えっ、ほんとですか!ありがとうございます。

書かなきゃスタートラインもわからない

志望理由書って、いま3月くらいから書いた方が良いんですか?

早ければ早い方が良いと思うな、絶対に。

でも、まだ志望校も決まってなくて・・。

志望理由書って基本的な流れはあるの、小論文みたいに。だから、まずはその流れに沿って書いてみて。私が受験生だった頃も、シェルパから、とにかくまずは2000文字書いてこい!って言われて。そのとき、アフリカの学校教育について書きたいって思ってたし、なんとなく自分のやりたいことは明確になってるって思ってたんだけど、いざ自分が書いた文章を読んだら、全然言いたいことが整理されてなくて、この人何が言いたいの?ってなった(笑)

だけど同時に、書くことを通じて「自分は何が言いたいのか?」とか「なぜ言いたいことが伝わらないのか?」っていうことをすごく考えた。わかりやすい文章って、実はものすごく時間をかけないと完成しないんだっていうのは、このとき身にしみて感じてたな。

何回くらい書き直したんですか?

数えてないけど、50回くらい?

そんなに。。。。何回か書けば完成できると思ってました(笑)

できないよ!(笑) 簡単にいかないから、スタートは本当に早い方が良いと思う。書かなきゃ、自分にいま何が必要かっていうのが見えてこないから。全然書けなくても良いからまずは2000文字書いてみる。そして、授業でシェルパに持ってってアドバイスを受けるのが一番良いと思う。ここで、あれこれ考えて書けない人は、すごく時間が勿体無い。

足で稼いだ経験は、貴重な財産

受験生時代で思い出に残ってることってありますか?

志望理由書書いてる時期に、いろんな人に話を聞きにいったことかな。アフリカの学校教育っていっても、関わってるのは世界中のいろいろな人。それこそ、国際的なNGO団体もあれば、小さいNPOもあるし、政府や国連レベルの組織も動いてる。それぞれの現場のリアルな意見って、やっぱり本に書いてあることとは違ったりするんだよね。アフリカの教育環境が整わないのって、私が読んだ本の意見では、アフリカは農業とか漁業を主要産業にしてるから子どもは学校に行くより早いうちから仕事を手伝わせたい親が多いからだ、っていうのが一般的だった。

だけど、現地のNGOで働いている人に聞いたら、「最近は、自分が勉強してこなくて苦労してるから子どもには学校に行かせたい」と考える親が増えてるって。こういう知見って、やっぱり現場にいる人に聞いたから得られたことだし、自分にとってもすごい勉強になった経験だな。

聞きに行くのって緊張しませんか?

そりゃ、するよ!(笑)。その人の本とかインタビューがあったら何度も読んでいくし、そもそもお願いのメールの文章も失礼がないかどうか何回も見返して。でも、そうやって努力してれば、見ててくれる人は必ずいるし、何より自分にとってすごい貴重な時間だった。家のなかで本を読んでるだけだと、どうしても実際に物事が起きてる現場から離れてる気がするけど、やっぱりその問題の当事者や関係者の人の前に立つと、背筋がシュッと伸びるみたいな緊張感がある。ソラくんもとにかくいまは、いろいろ勉強して、話も聞きに行った方がいいと思う。

興味あることだったら、頑張れそうな気がします!でもまず帰ってから、志望理由書書きますね。

出来たら、読ませてね!

え、急に緊張してきた(笑)

楽しみ!

今日はありがとうございました。

こちらこそ!

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