2015年度【合格体験記】山田陸さん

新しいエネルギーを探る研究をしたい

東京大学工学部

山田 陸さん

受講校舎: 渋谷校

出身高校: 秋田高等学校

合格大学: 東京大学

 

東京大学推薦入試合格は、自分の生き方と志が認められた瞬間

自分の能力は、ライバルよりも優れていない。でも、志と意欲では絶対負けない

受験を終えてみてどうですか?

東京大学推薦入試の合格発表の日、大学ホームページに掲載された「合格」の文字を見て、胸中にこみ上げてきた感情は嬉しさよりも驚きでした。推薦入試2次試験の面接では手応えが得られず、合格できるとは夢にも思っていなかったからです。

考えてみると、僕が合格できた要因は「志」と「意欲」だと思います。他の受験生に比べ、能力でいえば僕は決して優れていたとは思えません。しかし、新しいエネルギーを発見したいという具体的な志と、それを実現する意欲は決して揺らがない自信があります。このことが面接官の方々に伝わったからこそ、合格通知を頂けたのだと思います。

「漠然とした夢」が「志」へ。外の世界で出会った友が、僕の生き方を変えた

志を教えてください。

未来のために何かをしたいという気持ちと、自分の幼い頃からの夢が交わった結果、人の営みにもっと密接な科学分野のひとつである「新エネルギーの開発」という答えにたどり着きました。

僕は、秋田県の鳥海山の麓にあるとんでもない田舎町で育ちました。この土地に暮らす人々は、我慢強さや辛抱強さといった東北地方に特徴的な気質で知られます。これは美徳でもありますが、一方で未知の領域に挑戦し、開拓していきたいという機運が育まれづらいともいわれます。

実をいうと僕も、幼い頃から科学者になりたいと思っていましたが、それは漠然とした好奇心のようなもので、具体的な何かを成し遂げようという志ではありませんでした。転機が訪れたのは、高校2年生の時のこと。国際交流プログラムでアメリカに行った体験が僕を変えました。そこで出会った同世代の人々はすでに社会の未来を見据え、全力で行動していました。

彼らの志と熱量は、秋田の田舎で生まれ育った僕にとって人生観が揺さぶられるほどの衝撃。この経験によって「自分がここにいる理由は、未来のためなのだ」という強い自覚を持つことができ、同時にこの人達と肩を並べても恥ずかしくないような志を持ちたいと思うようになったのです。

なぜ推薦入試を選んだのか

以前までの僕にとって、推薦入試は“邪道”な受験方式でした。

なぜ推薦入試を受けようと思ったの?

近年、東京大学ではエネルギー分野に関する魅力的な研究が進んでいて、そこで学ぶことが僕の夢を実現する最良の方法だと考えていました。しかし、推薦入試ではなく一般入試で受験するつもりでした。

実をいうと僕は総合型選抜(AO入試)や推薦入試などの一般入試以外の受験方式に、あまりいい印象を持っていなかったのです。努力の成果が平等に問われる一般入試こそ王道で、総合型選抜(AO入試)や推薦入試は努力から目をそらした邪道のようなものだと考えていました。

推薦入試で受験することになったきっかけは、2年生の冬に担任の先生から僕を東京大学に推薦したいと伝えられたことです。ありがたく推薦をお願いしましたが、それは一般入試との併願受験ができたからで、あくまで一般入試の保険のような認識でした。

推薦入試を通しての学び

ルークス志塾で初めて気付いた、自分が積み重ねた体験の“意味”

そんな山田くんは、推薦入試を終えてどう変わった?

受験準備を進めるうちに推薦入試の意味が大きく考えが変わっていきました。例えば、先生に勧められて参加したルークス志塾の対策講座でのことです。

僕は国際交流プログラムや英語の弁論大会に参加した経験を活かし、英語力を自分のアピールポイントのひとつにしていました。しかし、模擬面接で「エネルギー分野の研究をしたいという夢と、英語の弁論大会に出ることはどう関係があるのか」と尋ねられると、答えに詰まってしまったのです。考えた結果、最先端の研究現場の共用語は英語であり、僕自身が一流の研究者になるためには英語は必須技能であることに思い至りました。シンプルな気付きですが、僕には重要な意味をもっています。

一見無関係に見える過去の体験や選択は、実は密接につながって一本の道筋をつくっている。こうした相互のつながりを意識することは、自分の課題を明確にして、未来の目標に向けて努力していくために不可欠なことです。当初は推薦入試を軽んじていましたが、この方式で受験に挑戦すること自体が、多くの気付きや成長をもたらしてくれる学びの場だと思うようになったのです。

推薦入試を受けるという意味

推薦入試だから得られた大きな成長と達成感

推薦入試で成長したと思うところを教えてください。

一般入試では、その学生がどんな人かは関係なく点数を取れれば合格できます。もちろん、高い点数をとるためには多大な努力が求められますし、そこに立ち向かうことは素晴らしいことだと信じています。

ですが、推薦入試で合格するということは、自分の目指した大学に、自分の生き方や志を認めてもらえたということだと思うのです。これは僕にとって忘れられない喜びでした。だから、僕は推薦入試で受験をして本当によかったと思っています。

東京大学の面接では、エネルギー開発についてかなり専門的な質問も出ました。十分に勉強したつもりでしたが、そうした質問のいくつかには満足のいく回答を出せない場面もありました。それでも僕が合格できたことは、推薦入試が知識量だけではなく、志や意欲を重視する試験方式であることの証であると思います。

東京大学を始め、最近ではさまざまな大学が推薦入試や総合型選抜(AO入試)の門戸を開いています。それにチャレンジすることはきっと自身の可能性を飛躍させる大きなチャンスになるはずです。ぜひ現役高校生の皆さんは恐れずに挑戦してみてください。

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