MY_VISION

学校教育の中にインプット・アウトプットする機会を共存させたい

4期生

森清泰介

  • 出身高校 :國學院大學久我山高校
  • 合格大学 :慶應義塾大学
  • 合格学部 :総合政策学部(B方式)
  • 入試形式 :AO入試

学校教育の中にインプット・アウトプットする機会を共存させたい

私は中学1年生からラグビーを始め6年間ラグビーに打ち込んできました。何事にも妥協せず、全力でぶつかっていった結果、中学3年次に全国優勝し、高校3年次には東京都大会でそれぞれレギュラーとして優勝を果たしました。私は小学校の頃から友人たちに勉強を教えたりすることが好きで、大好きだったラグビー部においても率先して後輩たちの指導にあたっていました。「自分が一生懸命に伝えようとすると、相手が答えてくれる。」そんな感覚が好きで、将来は漠然と教師になりたいと考えるようになりました。

なぜそれを思うのか

文化祭実行委員長を経験し、自分の「熟議」する能力のなさと、その重要性に気づいた

私を大きく変えた経験は、高校2年次に経験した2500名を超える全校生徒が参加する文化祭の実行委員長でした。私の通う久我山中高の文化祭は、久我山の地域住民の方々と協力して行うという大きな特徴があります。私はこの特徴をさらに伸ばしたいと考え、地元商店街のお店に文化祭の屋台として出店していただく企画の出店数を例年以上に増やすことに取り組みました。しかし普段関わることの少ない地域住民の方と議論することは苦難の連続でした。私は、人の意見を取り入れそれを熟慮した上でまた発信していく能力のなさに愕然としました。それと同時に、学校長や地域の様々な方と話し合いを進める中で徐々に「熟議」をする力を養い、その大切さを実感しました。

何をやるのか

「知識を蓄えるだけの教育」だけでは、実社会に貢献できる人材にはなれない

文化祭実行委員長として地域の方と意見を交わしているうちに、世代差などに関係なく、「自分の考えを持って発信し、相手の意見に対して自分の意見を発する」というコミュニケーション能力が、今の日本の学生には欠けていると問題意識を持つようになりました。日本の現在の教育現場の多くは「知識を蓄えるだけの教育」にとどまっています。OECDの調査でも明らかになっているように、日本の子供は思考が受動的で、情報をもとに自分の考えを発信できない傾向になっています。「熟議」することの重要性を実感したからこそ、私はこの「熟議」を学校教育に取り入れ、地域と連携して子供たちの学びに活かしたいと思っています。

どうやってやるのか

地域と子供が「熟議」する場を学校教育に取り入れ、地域に開かれた学校を増やしたい

具体的に、私は「コミュニティ・スクール」という構想を本格的に実現させたいと考えています。私が文化祭実行委員長をすることで学ぶことができた経験を、もっと多くの学生にも体験してもらいたかったのです。地域と交流することで、現在の学校で設けられているインプットの機会に加えて、学生がインタラクティブに発信しあえる機会の共存につながると私は思います。そんな地域に開かれた学校をさらに増やし、日本の教育を改革していきたいです。

そのために大学でこれからやること

熟議型であるSFCの環境で、「教育」という大きな枠を探求していきたい

子供のコミュニケーション能力や他者理解など人間として総合的な力を養うだけでなく、地域住民の刺激にもなる「コミュニティ・スクール」ですが、課題もたくさんあります。私は、研究会や授業を通してインプットした知識を、仲間と熱い議論を交わすことでアウトプットすることができるSFCで、アウトプット型教育とインプット型教育の両立を実践的に学びたいと思っています。また、ラグビーも続けたいと思っています。「人に教える」という大きな枠組みを持って、スポーツのコーチングなどもラグビーを通して探求していきたいと考えています。

AO義塾に一言

アオギは「自分の考えを尊重してくれ、議論をして交わすことができる場」だと思います。アオギにいる人みんなが、自分の志や考えと真剣に向き合ってくれて、議論を交わしてくれる環境が常にありました。そこがアオギの1番良いところだと私は思います。