【合格書類】代々木キャンパス/慶應大学SFC総合政策学部/総合型選抜(AO入試)合格(4期 長内)

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第15回は、Loohcs志塾代々木キャンプから慶應義塾大学総合政策学部(SFC)総合型選抜(AO入試)に合格したLoohcs志塾4期生・長内あや愛さんの志望理由書です!

 私は、お菓子な人である。日本一菓子を研究している高校生だ。私の人生の目標の一つは、「菓子」をより健康科学的に進化させ、人々の生活に普及させる事を通じて社会貢献する事だ。その為の礎、「未来の製菓プロジェクト」と 「製菓コミュニティサイト」を立ち上げる事を大学時代に達成したい。よって慶應義塾大学の総合政策学部を強く志望する。

 私は、10 歳の頃から毎日のように製菓を始めた。14 歳のときには東日本大震災が起こり、父が福島で営んでいる宿では避難された方々を受け入れたため、私は被災者の現状を目の当たりにした。少しでも元気を取り戻してほしいと思ったことから、十分な材料がない状況での製菓を始めた。お菓子を配ったところ、「元気がでたよ。」と喜んでいただけたこの言葉は忘れられない。さらに菓子の世界をもっと深く知りたいと思い、世界中全ての菓子を原材料別に分けて研究することも始めた。菓子には人を幸せにする力があること、そして普段とは違う材料で作った菓子でも喜んでもらうことが可能で、社会に貢献できることを知った。2週間後、製菓と菓子の歴史、文化、科学などの視点からまとめるブログ「1 4 歳のパティシエ」を始めた。菓子のことだけを書いたこのブログは、4年半以上毎日欠かさず更新し、今では記事数1200回を突破。月間アクセスは12,000、ページビューは 27,000と多くの方に見ていただいている。「スイーツブログ」などの多くの検索キーワードでもヤフー検索第一位を獲得した。プロのパティシエや料理人から多くのコメントをいただき、政策研究大学院大学からも和菓子交流会の要請をいただいた。「菓子」というコンテンツは、凄い発信力があることも分かった。

 人を幸せにする菓子だが、一番の弱点は生活習慣病になりやすいことであり、特に糖尿病は国民病といわれて増加している。私が研究してきて、今の菓子業界で問題だと思うことは2つある。

 1つ目は、「製菓」というと学術的イメージがなく、複合的に「製菓」そのものを生活習慣病対策にする研究がされていないことだ。菓子は他の食べ物と比べて、血糖値をあげる糖質の含有率が高いのに過剰摂取が容易いことから、 人を不健康にしやすい。その対策として、糖質を抑えた生活習慣病対策菓子(以下対策菓子)が個人から大企業まで様々なところで開発されている。対策菓子は人々に最も関心のある大きな経済市場の1つであるのに、甘味料などの素材を切り取った研究はされていても、複合的に「製菓」そのものは研究されていないのだ。生活習慣病対策には、製菓そのものを科学的検地から研究し、根本的に変える必要があると考える。

 だから私は、自分が学術的立場になることにより、製菓を科学的に考える事を啓蒙し、日本中すべての研究者や文化人と連携して、新しい製菓を創る「未来のお菓子プロジェクト」を立ち上げたい。菓子の一部を研究している人達が連携して、複合的に製菓を研究することを可能にしたい。

 ここで2つ目の問題が生じていると考える。対策菓子を作る過程には障壁がいくつもあることだ。生活習慣病対策の甘味料など、優れた研究が行われていても研究者の言葉では直接パティシエや作り手に伝わらない。実際に、136 年前に砂糖の代用品の人工甘味料が開発されたが、現在は多くの問題が指摘されているが、作り手にその研究結果が届いておらず、多くの人が人工甘味料を使ってしまっている。研究者と作り手、消費者のつながりが薄く、連携が難しい。

 私が研究を実際にレシピに起こして作れること踏まえ、研究者と作り手の架け橋の仕組みを作りたい。菓子世界には消費者、作り手、食品化学の3つの世界のそれぞれのコミュニティがあるが、さらに私は「消費者×作り手」と「作り手×食品化学」のコミュニティプランを考える。私が大学時代に達成したいことは「作り手×食品化学」のコミュニティだ。製菓技術や研究結果をパーツとしてお互いに伝え、「翻訳」の役割を果たすことで、創造的な製菓にもつながり、対策菓子の発展にもなる。そのためにブログの経験を生かし、まだ誰も作っていない世界最大の「製菓コミュニティサイト」を作りたい。私が考える「お菓子」とは「言語を超えた」世界共通のプラットフォームだ。 アニメなどのクールジャパンと同じ世界観の一つであり、菓子こそが世界へ通じる窓口のコンテンツの一つだと考えている。私は、玉村教授の下でソーシャルイノベーションやマーケティングを研究したい。また、ヘルスコミュニケーションについても研究したい。

 SFCはひとつの学術にとらわれずに様々な分野にまたがって新しいものを作り出すことができ、研究を学術の世界で終わらせることなく社会に還元することを目的にしていると伺い、学生さんは社会貢献を考える高い志を持ち、起業する風土があるとも伺った。そんな同級生や先生方の中で、自分一人では達成できない大きな目標を、達成できると思ったことがSFCを志願する理由だ。

 21世紀の新しい社会を創造したい。「製菓の研究をしたい」―「製菓学校でしょ」という偏見を何度も受け、人の心を幸せにする菓子を新たに未来につなげたいと夢見ている、おかしな(お菓子な)私にとって貴塾こそが最高の学び舎であり、私を受け入れてくれると信じている。よって、慶應義塾大学総合政策学部への進学を熱望する。

以上

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