【合格書類】代々木キャンパス/慶應大学SFC総合政策学部/総合型選抜(AO入試)合格(5期 工藤)

mako

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第39回は、Loohcs志塾代々木キャンプから慶應義塾大学総合政策学部(SFC)総合型選抜(AO入試)に合格したLoohcs志塾5期生・工藤真子さん(日本大学第二高等学校)の志望理由書です!

 私は小学校 1 年生からサッカーを始め、今年で 12 年目になる。大好きなサッカーに惜しむことなく努力を注ぎ、 所属する「日テレ・メニーナ」では全日本女子ユース選手権 5 連覇、また個人では世代別日本代表にも選出され、 日の丸を背負って合宿や国際大会に出場した。今やサッカーは私の人生そのものであり、サッカーに対する情熱は誰にも負けない。そんな私には、二つの成し遂げたい夢がある。一つは、慶應義塾大学女子ソッカー部から初のプロサッカー選手になり、将来はなでしこジャパンを目指すこと。二つ目は、それと平行して女子サッカーの発展に大きく貢献するソーシャルプロデューサーになること。その二つの夢を実現するためには、SFCこそ私が求めている学び舎だ。

 女子サッカー日本代表、いわゆる「なでしこジャパン」は 2011 年にドイツで行われた W 杯において見事優勝し、 日本中に感動と勇気を与えてくれた。そして大会優勝後は、たくさんのメディア出演や国民栄誉賞の受賞など、空前のなでしこブームを巻き起こした。しかし月日が経つにつれ、このブームは一過性のものでしかなく、人気に陰りが出てしまったのが現実だ。事実、ドイツ女子 W 杯後のなでしこリーグはピーク時 2 万人もの観客を動員した が、去年は 3 桁にとどまった試合も出てきている。このような状況を肌で感じていた私は、日本の女子サッカーの未来は大丈夫なのかと激しい不安を心に抱いた。先日のカナダ W 杯終了後になでしこジャパン主将の宮間選手は 「女子サッカーをブームから文化へ」という切実な声を発信したが、私は同じ女子プレーヤーとしてこの声は心の叫びのように体全体に響き渡った。だから私は、なでしこジャパンが世界を主導している今こそ、日本女子サッカー の発展に大きく貢献したいと改めて思った。

 女子サッカー発展のために必要なものは何であろうか。それはまずもって、競技人口の増加に尽きる。ちなみに女子サッカーが発展しているアメリカ、ドイツでは 100 万人以上もの競技人口が存在するのに対し、日本は約 5 万人弱と極めて低い。この要因としては、女子サッカーに取り組む育成環境が全国的に不足していることが大きい。 特に女子選手は小学校まで男子選手と一緒にできるが、中学生になると女子サッカー部がないため諦めるケースが多い。事実、中学女子の部活人口は、ソフトテニスは 20 万人、バレー、バスケットボールは 15 万人であるのに対し、サッカーは 4 千人弱である。特に私が属している東京を中心とした関東地区は徐々に改善は見られるものの、 地方においては停滞が顕著だ。つまり今の女子サッカー界は育成環境が不足しているからこそ競技人口が増えず、 競技人口が増えないからこそ優秀な逸材が発掘できないという悪循環を生み出しているのだ。元日テレ・メニーナ で現在バイエルン・ミュンヘンに所属し今回の W 杯において最年少で選出された岩渕選手は「ドイツではどんな小 さな町でも女子チームが存在し、サッカーをこよなく愛す風土がある」と私に話してくれた。やはり日本において は、まずは育成環境を整え競技人口の増加を促していくことが女子サッカーを文化にするために必要不可欠なのだ。

 そもそも、スポーツとは国民の健康と幸福、関連産業による雇用創造、外交・国際交流といった面で国と国民の生活を豊かにすると言われている。オリンピック・パラリンピックの東京開催をチャンスと捉え、日本のスポーツを強くし、かつ地域とスポーツをうまくリンクさせ国民全体がスポーツによる恩恵を享受できるようスポーツ立国を進めるべきである。そして私はまず、女子サッカーという側面から大きなビジョンの実現に取り組んでいく。現時点の構想は、SFC の鈴木寛研究会に入会する中で、『女子サッカー育成プロジェクト』を立ち上げ、小・中・高・トップチーム一体のピラミッド型構造の育成組織を全国に普及させ女子サッカーを発展させる研究を行いたい。この育成環境の代表格のチームが私の所属する「日テレベレーザ・メニーナ」である。澤選手、宮間選手等の日本代表選手を数多く輩出し続けているこのクラブチームが存在することで、東京地区の女子サッカー界が大きく拡大していった。このような組織を全国に点在する J リーグチームと連携・創設することによって、競技人口の増加に繋 がることはもちろんのこと、サッカーを継続できる環境が与えられる。また J リーグの熱狂的サポーターや地域の人たちが女子チームにも目を向けてくれることで国民から愛されるスポーツへと定着していくだろう。

 だからこそ私は、現在日本サッカー協会の理事を勤めている鈴木寛教授の下、女子サッカーを文化にするソーシャルプロデューサーになるためのノウハウを習得したい。加えて、J リーグチームと連携するためのスポーツビジ ネスや組織運営、自ら発信するためのリーダーシップ論など、幅広い分野からアプローチしていく必要がある。また、併設している環境情報学部でスポーツ科学や運動工学等も学んでいきたい。

 最後に私は、これまでのサッカー経験において常にトップレベルの環境でプレイする中で、勉学との両立にはとことんこだわってきた。スポーツだけに特化するアスリートにはならないと心に強く決め今日まで頑張り続けてき た。今後も、高い次元でのスポーツと勉学を全力で取り組める文武両道を極めた SFC での学びを強く希望する。

以上

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