Loohcs志塾の理念
VISION:時代の転換点を担う志塾へ。
MISSION:「総合型選抜(AO入試)を通して、志ある人材を社会に輩出し、社会に貢献すること」
総合型選抜(AO入試)が社会を変えるためにLoohcs志塾の2020年に向けての理念
2020年。東京オリンピックを迎える年に、Loohcs志塾は10周年を迎えます。私たちは記念すべきその2020年に向けて、全世界を牽引する先導者を輩出していくことを誓います。それが輝かしい東京、日本、そして世界を築いていくために、Loohcs志塾が出来ることだと信じているからです。
1964年東京オリンピック時の国立競技場
1964年の東京オリンピックは、日本の戦後復興のシンボルでした。オリンピックは日本に、高度成長の大きなきっかけを与えてくれました。カラーテレビの普及や高速道路網の整備など、日本人が経済的に豊かになっていく礎を築いてくれました。そしてオリンピックは、スポーツを通して友情、連帯、フェアプレーの精神を教えてくれました。「平和でより良い世界を構築していこう」という志をもたらしてくれました。
アジアで初めて開催される「平和の祭典」を、東京オリンピックが迎えたことの意義はとてつもなく大きかったと思います。東京オリンピックは日本人に、人類史上最も悲惨な「戦争」を超克する勇気をくれました。そして2020年の東京オリンピックに、私たちは何を描き、何を世界に発信することができるしょうか。
一人ひとりに無限に広がるアイデアがあったら良いと思います。
そして私の場合、2020年の東京オリンピックは、
世界にこれからの社会のモデルを示していくオリンピックに出来たらと思っています。
Loohcs志塾の考えるこれからの社会モデル
それではどんなモデルを描くのか、私はこう想像しています。
- (1)高齢化社会であっても、地域は輝き、世代間の格差を乗り越え、命の尊厳を守り抜く「福祉が持続可能な社会」のモデル。
- (2)国際情勢が不安定な時代でも、互いを理解し、許し合い、友情と連帯の力を信じ抜く「平和が持続可能な社会」のモデル。
- (3)利益ばかりに目を奪われがちな時代でも、尊い自然の中に生きる謙虚さを忘れずに、環境を慈しみ抜く「地球が持続可能な社会」のモデル。
福祉と平和、地球を21世紀も持続可能なものにする。社会保障と安全保障、環境保障の三つのセキュリティ問題を人類社会が超克していくモデルを示す。
この三つのセキュリティ問題は、間違いなく21世紀の人類にとって最大の社会問題だと、私たちは考えています。そしてそのどれもが、経済的競争原理だけでは解決不能な問題です。
だからこそ、2020年の東京オリンピックでは、この解決のモデルを人類全体に示したい。
経済的な豊かさを与えられた東京オリンピックから、精神的な豊かさを世界に与える東京オリンピックへ。
その担い手たらんとする先導者たちを輩出すべく、21世紀の私塾であるLoohcs志塾は活動していきます。
性別の壁を超え、国境の壁を超え、世代の壁を超えて、人類が「共生」していく社会の先導者の集団を目指すことを、Loohcs志塾は2020年に向けてコミットメントします。
Loohcs志塾 2020コミットメント
- (1)人口減少社会と超高齢社会の到来に対応すべく、男女共同参画だけにとどまらず、老若共同参画社会の担い手を輩出する。具体的には、政治家、社会起業家、NPO職員・幹部を輩出し、女性と若者の社会進出を目指します。そうすることで、国内的な人々の人権保障に貢献します。
- (2)混沌とする国際情勢の変化に対応すべく、現実の外交問題に対処できる人材だけにとどまらず、紛争の温床となる貧国に取り組む人材を輩出します。具体的には、外交官、官僚、国連職員等の国際公民、NGO職員、国際ジャーナリストを輩出し、現実の紛争を平和的に解決することだけでなく、紛争の根源である貧困の解決を目指します。そうすることで、国際的な人々の人権保障に貢献します。
- (3)深刻化する環境破壊に対応すべく、環境汚染を解決する人材だけにとどまらず、環境破壊を生み出す大量生産大量廃棄の経済構造そのものを見直していく人材を輩出します。具体的には、経営者、研究者、技術開発者を輩出し、持続可能な地球を実現することを目指します。そうすることで、時空を超えた人々の人権保障に貢献します。