【秘訣公開】AO入試で圧倒的に差をつける志望理由書の書き方を伝授します!
はじめに
はじめまして!Loohcs志塾シェルパの久保領雄音です。いざ志望理由書を書こうと思っても、何から書き始めればいいのか正直戸惑いますよね。AO入試にとって、志望理由書は最も大切なものだと言っても過言ではありません。この記事では、圧倒的に差をつける志望理由書を書くための秘訣をお伝えします。あなた自身の、過去、現在、未来をしっかりと見つめ直し、圧倒的に差をつける志望理由書を1つずつステップを踏んで書いていきましょう!
あなたの志望理由書に求められること

志望理由書には、あなたがどれだけ熱意を持って志望校に進学したいのか、なぜ他ではなく志望校を選択するのかという熱意が強く求められています。ここを明確にしておかないと、他の入試形態に比べて倍率の高いAO入試で、あなたの志望理由書は、担当者の目には留まりません。
熱意を伝えるには
大学側は熱意を持った受験生を入学させたいです。担当者は、あなたの志望理由書から熱意をはかりとるプロです。そこで熱意を伝えるために大切なのが、過去の実績、現在の志、未来のキャリアです。
「これまでの経験を踏まえて将来はこういうことに尽力したい。」というストーリーはあなたの熱意に説得力をもたらします。
何かの賞や大会での記録を持っている受験生は、その実績によってライバルと差別化することが有利になります。しかし、過去の実績ばかりアピールしても担当者には響きません。過去の実績を得るまでにどのように努力や工夫をしてきたのか、それが現在の自分にどのように影響しているのか、未来のキャリアにどんなことが期待できるのかをしっかりと伝えることができれば良いでしょう。
例えば、あなたがインターハイで陸上競技の100m走種目を優勝したとしましょう。あなたにはもちろん優勝したという実績はありますが、成果を出すために基礎体力や基礎筋力といった土台をまずは見直し、できるところから一歩ずつ着実に進めていく努力をしたといった過程を示した方が評価されます。なぜなら、あなた自身が大きな目標を達成するために学んできたことが現在のあなたや未来のキャリアへの期待につながるからです。
どのように未来のキャリアを大学での学びにつなげるか
過去、現在、未来での時間軸を持って、あなたの熱意を伝えることは大変重要です。しかし、志望校で学べることと、未来のキャリア(進路)のつながりが明確になっていないと、最後の最後で結局何がしたいのだろうと疑問に思われてしまいます。
そのためどのように未来のキャリアを大学での学びにつなげるかを伝える必要があります。大学での学びを自分の将来にどのように活かして行きたいのかをしっかりと考えてみましょう。
例えば、国際色豊かな大学の国際学部への入学を希望する人が、将来は地方再生に尽力したいと思うのであれば、まずAO入試で合格することは難しいでしょう。将来こういうことをやりたいという考えがあるのであれば、そのための学びが志望校で果たしてできるのかを徹底的に調べることをお勧めします。
志望理由書の書き方
志望理由書に求められていることがわかったら、どのように志望理由書を書くと自分のことが最大限アピールできるのか、早速その秘訣を見ていきましょう。その時に意識したいのが、過去、現在、未来という時間軸上で考えることです。

過去
まずは、自分がどんな人間なのかを知ってもらうために、現在の自分につながるバックグラウンドをひたすら書き出してみましょう。
例えば、アメリカ南部で生まれ育ち、今も尚根付く黒人差別の問題を日常のように目の当たりにしており、そのことがきっかけで人種差別的な問題解決に強い関心がある。
また、スポーツ活動において全国大会で優勝や入賞をした経験がある受験生は、その結果を得るためにどのように努力や工夫を凝らしてきて、その経験が今の人格形成につながっているのか。
以上のように今の自分自身を作り上げてきた核となる背景を理解できていると、他の誰にもないあなたらしさをアピールするための土台が明確になります。
現在
次に、そんな過去を踏まえて現在何をしているのをアピールしましょう。
生まれ育った経験から、人種差別的な問題解決に興味関心がある人は、そういった過去を踏まえて現在では、NPOを立ち上げたり、人種差別問題を多くの人に知ってもらうために活動をしているといったことがアピールできると良いです。ここでは、あなたが主体的に行動しているということがポイントになります。自主性と主体性は似ている様で実は違います。この違いをしっかりと区別しておきましょう。自主性とは言われたことを率先して行うことに対して、主体性は言われてないことを自ら進んで行うことです。例えば、選択肢のない状況から、自ら考え何らかしらの選択をすることは主体性があり、与えられたいくつかの選択肢の中から、どれかを選択するということは自主性があるということになります。
未来
そして、これからどういった活動をしたいのかといった未来について考えていきましょう。ここでは大学の学びがあなたの未来のキャリアにつながっていることが重要です。
「現在進行している活動だけでは、得られる知識や経験は乏しく、これから実現したいもっと大きな構想を確実に実現するために貴校での学びが不可欠です。」といった様に、志望校でないとこの想いは実現できないといったアピールができれば、圧倒的にライバルと差をつけることができるでしょう。
ここまで読んでもいまいち書くことがわからないという受験生は、AO入試について基礎的なことから詳しく書かれているこちらの記事を読んでみてください。
志望理由書を書き上げたら

一通り内容を書き終えたら、必ず志望理由書を読み返しましょう。スムーズに読みやすい文章になっていることは、志望理由書を書いていく上で大切なポイントです。
軸が通っているか確認
まずは、過去、現在、未来での主張の軸が揃っているか確認してみましょう。例えば、過去の経験に関係のない現在の取り組みが書かれていて、さらに現在取り組んでいることと全く関係のないキャリアを将来は積みたいといった文章では、軸がブレブレになっていて、伝えたいことが伝わらない状態になってしまいます。あくまでも、過去の出来事が現在に活かされていて、その先に将来こういうことがしたいという様に軸はしっかりと揃えましょう。
自分で声に出して読んでみる
声に出して自分で書いた文章を読んでみると、読み難かったり、リズムが悪く読めない箇所が出てくるはずです。そのため声に出して独り言のように文章を読んで確認する癖をつけていきましょう。
誰かに読んでもらう
最後に、誰かに読んでもらうことをお勧めします。しかし、読んでもらう人が誰でも良いとは限りません。AO入試対策に慣れている人や、自分が勉強したい専門分野についての知識に長けている人が読んでもらうにはより効果的です。特に希望する大学に所属している先輩方に読んでもらえると良いでしょう。なぜなら、先輩方はその大学の内部の情報をよく知り、この志望理由書に書かれている大学でやりたいことが進学後本当にできるのかどうかを把握しているからです。
しかし、誰かに読んでもらう時に注意したいことがあります。それは、その人の意見に流されすぎてしまわないことです。人それぞれに違った意見を持っており、もっとこんな文章やこんな取り組みをした方が良いのではないかという意見をいただくかもしれません。しかし、すべての意見を鵜呑みにして、自分が本当に伝えたい内容が薄まっては元も子もありません。ですので、あくまで人の意見はあくまで参考程度に、自身の軸をしっかりと掴んで志望理由書対策に挑みましょう。
最後に
いかがだってでしょうか?志望理由書では、あなたらしさを過去、現在、未来の軸を通してアピールすることが重要です。Loohcs志塾の無料体験では、プロの講師があなたの志望理由書を添削してアドバイスをくれます。そんなプロに一度志望理由書を読んでもらいたい受験生はいつでもLoohcs志塾の無料体験にご応募ください。お待ちしております!