
「推薦入試は逃げだよ」
この言葉にドキッとする人もいるのではないでしょうか。
旧AO入試が始まってから30年以上経った今でも、推薦入試は多くの誤解を抱かれやすく、受験することを諦めてしまっている人も少なくありません。
今回は、そんな総合型選抜における5つの勘違いを紹介します!
勘違い①「楽な入試」だと思われがち
冒頭にもある「推薦入試は逃げだよ」という言葉、実は沖縄校舎を卒塾していった塾生たちもよく言われていたそうです。
確かに、好きなことを追求して、早く合格が決まって、科目の勉強を黙々とやっている姿を見せることがないので、楽だと思われてしまいますよね。
でも本当は、努力のやり方が違うだけで、決して「楽な入試」ではありません。
数字で評価されないため自分が本当に受かるのかわからずプレッシャーを感じ、正解がない問いを追い続ける不安に襲われ、書類出願の直前は寝る間も惜しんで何度も何度も文章を書き直す日々です。
実際総合型選抜が広がってきたことにより、倍率も上がってきており、毎年難易度が上がっているとも言われています。決して、生半可な気持ちで受けた人が、楽に合格しているわけではないのです。
勘違い②評定がないと受けられない
評定平均が高くないと受けられないと思っている人が多いですが、実はそうではありません!
例えば慶應義塾大学のSFCや法学部、中央大学は評定平均の条件がありません。
また、人気のあるMARCH学群でさえ、青山学院大学のコミュニティ人間科学部は3.5、法政大学のキャリアデザイン学部は3.8、人間環境学部で3.5と、出願の門戸が広く設定されています。
実際沖縄校舎からも評定平均が4を下回っていても、立教大学、青山学院大学、法政大学に合格することができています。
沖縄校舎から評定3.8で法政大学に合格した塾生の合格体験記はこちら!
勘違い③ずば抜けた才能がないと受からない
この気持ち、とてもよくわかります。総合型選抜は敷居の高い入試だと思われがちです。
スポーツの大会で1位をとっているとか、芸術系のコンクールで賞をとっているとか、長く留学へいったことのある人とか、ビジネスコンテストで優勝している人とか、起業している人とか、そういった人しか受からないのではないかと思って不安になりますよね。
もちろんそういった受験生もいますが、ほんの一部でしかありません。大学側が評価しているのは、そういった実績だけでなく、受験生の人間性、人生の物語、そして熱意など、総合的に判断してくれます。
こんなにハイスペックな人しか受からない入試だとしたら、私立の入学者割合の半分以上が推薦入試になることはないですよね!?
(出典:文部科学省https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00003.htm)
勘違い④1校しか出願できないから一発勝負
これもよくある勘違いですが、推薦入試で大学受験をする際は、一般入試と同じように「併願戦略」をしてきます。
沖縄校舎の塾生も平均3〜4校の大学に出願します。
最もレベルの高い大学を目指して対策をするため、そこに合わせてレベルアップしていき、併願した全ての大学に全落ちし、途方に暮れることは滅多にありません。
推薦入試でも、一般入試でも抱えているリスクは同じなのです。
勘違い⑤受かっても大学に入ってからが大変
こちらは親御さんからよくご質問をいただく勘違いです。
実は推薦入試で大学へ入学した学生の方が成績が優秀だという結果が出ています。なぜなら、受験勉強で出願する学部の基礎を身につけたり、大学で勉強する意義を受験対策の中で明確にしていったりと、大学で学ぶ準備をしっかりとするためです。
また志望理由書や小論文対策で文章を書く練習を繰り返すため、レポートの作成が得意になったという塾生も多いです!
終わりに
いかがだったでしょうか。少しでも皆さんの誤解が解けて、総合型選抜に挑戦してみてもいいかな?と思っていただけたら幸いです。
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この記事を書いたのは… 小泉のの花 Loohcs志塾沖縄校舎キャンプ長。塾生時代は自由が丘校舎に在籍し、1年間自由が丘校舎のキャンプ長を務める。現在は中央大学法学部を休学し、沖縄校舎のキャンプ長に就任。進学先決定率91%、県内難関大学合格実績1位という実績を残している。