>>【受験の悩みを解決】 無料相談会 受付中!<<

京都大学

京都大学の総合型・学校推薦型選抜
〜入試の特徴と対策のコツ・各学部の出願条件〜

京都大学

KYOTO

※大学によりスケジュールや入試内容が年度によって変更になる場合がありますので、必ず公式サイトも確認しましょう。

現在実施中のキャンペーン

京都大学の総合型・学校推薦型選抜の特徴

選抜の全体感

京都大学では、総合型選抜として特色入試(総合人間学部、文学部、教育学部、理学部、医学部人間健康科学科、薬学部、農学部)と学校推薦型選抜(法学部、経済学部、工学部、医学部医学科)が実施されています。

特色入試では、一次試験では

試験スケジュール

学部学科によって詳細な日程は異なるので、募集要綱を確認してください。

総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試の難易度と大学のレベル

京都大学の偏差値は60.0〜72.5です。

国内大学として、平均偏差値3位、就職先評価指数3位、世界評価指数2位と、ルークスの大学ランク評価(進学する価値がどの程度あるか?)はS1で、2位となっています。

総合型選抜のほうが一般入試よりも枠が狭く、倍率も高くなっています。学力だけでなく特定の能力や個性も評価されるのが特徴です。

京都大学に合格するための対策のコツ

理念やアドミッション・ポリシーから分かること

京都大学の建学の精神は「自由の学風」です。これは、学生が自ら課題を見つけ、探求し、新しい知識を創造していく主体的な学びを重んじる姿勢を意味します。

基本理念では、この「自由の学風」を継承し発展させながら、「多元的な課題の解決に挑戦し、地球社会の調和ある共存に貢献する」ことを目指しています。研究においては、自由で自律的な活動により、世界レベルの卓越した知を生み出し、基礎研究と応用研究、文理融合の多様な発展と統合を重視しています。教育においては、多様で調和の取れた教育体系のもと、対話を通じて「自学自習」を促し、知の継承と創造的精神の育成に努めます。これにより、教養豊かで人間性に優れ、責任感があり、地球社会の調和ある共存に貢献できる研究者や高度専門職業人の育成を目指しています。社会との関係においては、開かれた大学として地域や日本社会との連携を深め、また国際交流を通じて地球社会への貢献を目指しています。

アドミッション・ポリシーでは、このような京都大学の学風と伝統を理解し、自ら課題を設定し探求できる基礎学力を持ち、専門分野で積極的に研究を行う意欲のある学生を求めています。具体的には、高等学校で培われる「分析力」と「俯瞰力」を含む基礎学力、修得した内容を活用する力、そして外国語運用能力を含むコミュニケーション能力が求められます。京都大学は、既成概念に囚われず、自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢、そして粘り強く問題解決に取り組む意欲を重視しています。また、学部ごとに特色入試を設け、高校での学習活動や成果、各学部・学科の教育を受けるにふさわしい能力と志を評価しています。

これらの理念やアドミッション・ポリシーから、京都大学は「自由な学風」のもと、自律的に学び、探求し、新たな知を創造する強い意志と能力を持つ学生を求めていることが分かります。単に知識を習得するだけでなく、深い教養と高い倫理観を持ち、グローバルな視点から社会貢献を目指す意欲が重視されています。

京都大学の入試対策は複数出願できるか?

京都大学の特色入試では複数の学部学科に出願することはできません。一般入試ではほかの大学や京都大学を受験することができます。

ただし、特色入試の合格者は、京都大学が定める入学辞退手続きにより入学の辞退を許可された場合を除いて、他に出願済みの国公立大学・学部を受験しても、その大学・学部の合格者にはなれませんので注意が必要です 。

また、国公立大学の学校推薦型選抜(大学入学共通テストを課す場合、課さない場合を含めて)への出願は、1つの大学・学部に限られます。

オススメの受験方法と入試の種類

突破のカギは「多角的・総合的な評価」への対応

京都大学の特色入試は、「高大接続」と「個々の学部の教育を受ける基礎学力」を重視しています 。このため、以下の2つの判定基準が設けられています。

  1. 高等学校での学修における行動と成果の判定

    • 提出書類の充実: 調査書に加え、高等学校長等が作成する「学業活動報告書」や「推薦書」が重視されます 。これらには、数学オリンピックや国際科学オリンピック出場、各種大会での入賞、国際バカロレアディプロマコースの成績、SAT、TOEFL、TOEIC、英検の成績など、学業以外の顕著な活動歴を具体的に記載することが重要です
    • 「学びの設計書」での意欲・志の表現: 志願者自身が作成する「学びの設計書」等を通じて、高校での活動内容から京都大学で何を学びたいのか、卒業後どのような仕事に就きたいのかといった、具体的な学ぶ意欲や志を明確に表現することが求められます
  2. 個々の学部におけるカリキュラムや教育コースへの適合力の判定

    • 共通テストおよび個別試験対策: 書類審査に加え、大学入学共通テストの成績、学部ごとの能力測定考査、論文試験、面接試験、口頭試問等が組み合わせて実施されます 。学部によって試験内容が大きく異なるため、志望学部の募集要項を詳細に確認し、それぞれに特化した戦略的な対策が必要です

学部別の出願条件と対策

※ページ上部の目次から学部別に辿ることで、目的の学部に関する情報に、ページ内リンクで直接辿ることができます。

総合人間学部

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 5人

求める人物像

異質な学問分野の接触と相互作用を基盤とした新たな「人間の学」の創出を目指す学生を求めています。既成の学問の成果を生かしながら問題を発見し追究すること、問題の解決に向けて学問間の連携を図り新たな体系を創出することを目指す学生諸君が門をたたくことを望んでいます。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学総合人間学部での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 調査書の全体の学習成績の状況が4.3以上の者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 調査書、学業活動報告書、及び学びの設計書により選考を行い、上位50人程度を上限として合格者を決定します。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、能力測定考査(文系総合問題、理系総合問題)を行い、その成績、及び大学入学共通テストの成績により最終選考を行います。能力測定考査では文系総合問題で長文の読解力や文章力、理系総合問題では数理的思考力や論理的思考力を検査します。

文学部

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 10人

求める人物像

哲学・歴史学・文学・行動科学に関わる諸問題を学び考え、自由の学風を重んじる本学の基本理念を踏まえながら、新たな知的価値を創出することをめざす学生を求めています。特色入試では、基礎学力を十分に備え、これからの文学部での勉学についてプランと展望を持ち、意欲を持って広い意味での勉学に励む人を求めています。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学文学部での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類により選考を行います。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、「学びの設計書」に関連する論述試験及び論文試験を行います。
  • 最終合格: 「学びの設計書」に関連する論述試験及び提出書類、論文試験についてA~Cの3段階評価を行い、両方がAの者で、かつ大学入学共通テストの得点の合計が1000点満点中概ね840点以上の者を合格者とします。

教育学部

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 6人

求める人物像

教育と心・人間・社会にかかわる多様な事象を対象とした諸科学を学ぶことで、教育や心理についての専門的知見、さらに、広い視野と異質なものへの理解、多面的・総合的な思考力と批判的判断力を育成する教育を行っています。学力を身につけ成果をあげた者、学校内外の活動で豊かな経験を積み、創造的な熟達を通して深い洞察を得ている者。人間と社会、教育や心理について関心を持ち、論理的・批判的に思考し、問題を解決する能力とコミュニケーション能力を持つ者。将来、教育や心理にかかわる専門的識見を発揮して、社会に貢献する志を持つ者を求めています。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学教育学部での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 調査書の全体の学習成績の状況が概ね4.3以上の者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学びの報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 調査書、学びの報告書、及び学びの設計書により選考を行います。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、課題と口頭試問により選考を行います。課題では読解力、論理的・批判的思考力、問題解決能力などを、口頭試問では探究力と洞察力、コミュニケーション能力などを評価します。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの得点の合計が930点満点中概ね80%以上の者を合格者とします。

法学部

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 20人

求める人物像

解決すべき課題を様々な事象から言語化する能力を持ち、国境の壁、言語の壁、ジェンダーの壁にとらわれることなく、様々な見解・価値観を持つ他者との対話・協働を通じて、広い視野から国家や社会のあり方を深く考え、法政策の提言や実践によって課題解決に取り組もうとする生徒を求めています。グローバルな視野から国家・社会に関する事象に強い関心を持ち、本質から理解しようとする知的探究心を有し、グローバルに活躍するにあたって必須となる英語の基本的な四技能をバランスよく身につけていること。倫理性と責任感を持ち、未だ答えのない課題等を自ら見いだし、文献や資料等を調査して、徹底して考え抜こうとする自学自習の姿勢を有していること。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・見識ともに特段に優れており、学校長が責任を持って推薦する者。
  • 学業成績に秀でており、国家・社会に関する事象に強い関心を持ち、このような事象を本質から理解しようとする知的探究心を有すること。自らの考えを言語化し、異なる文化的・社会的背景や価値観を有する他者との対話・コミュニケーションを遂行するために必要な基礎的かつ十分な日本語・外国語における言語遂行能力を修得していること。
  • TOEFL iBTのOfficial Score Reports又はTest Taker Score Report、IELTS (アカデミック・モジュール)、TOEIC Listening & Reading Testの受験者成績書の原本、または実用英語検定(英検)の合格証明書の原本のうち少なくとも1つを提出できる者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学法学部での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • 推薦要件を満たすことを具体的に証明する資料
  • TOEFL iBTのOfficial Score Reports又はTest Taker Score Report、IELTS (アカデミック・モジュール)、TOEIC Listening & Reading Testの受験者成績書の原本、または実用英語検定(英検)の合格証明書の原本のうち少なくとも1つ

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類により選考を行います。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、小論文試験の成績により選考を行います。小論文試験では英語の文章を題材に、日本語で解答する小論文を課し、読解力、論理的思考力、日本語による表現力などについて評価します。
  • 最終合格: 第2次選考に合格した者で、大学入学共通テストの合計得点が950点満点中概ね80%以上の者を合格者とします。

経済学部

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 文系型入試 15人、理系型入試 10人

求める人物像

  • 文系型入試: 国内外の幅広い経済問題に興味をもち、社会科学の総合的知見を重視した包括的なアプローチにもとづいて課題解決を志向する学生。特に、国際連携を重視した修士課程へ進学し、広い視野と高度な英語力を習得するとともに、優れたコミュニケーション能力とリーダーシップを発揮して産業界・官庁(国際機関を含む)にて活躍を目指す学生。もしくは、研究者養成のための修士課程・博士後期課程に進学し、持続性を重視した経済政策論・経済発展論などの分野で世界をリードする研究者になることを目指す学生。
  • 理系型入試: 数学・統計モデルを用いた理論・計量分析に興味を持つ学生。特に、高度専門人材養成を目指す修士課程へ進学し、データサイエンス・計量経済学に関する高度な専門知識を修得して産業界・官庁にて活躍を目指す学生。もしくは、研究者養成を目指す修士課程・博士後期課程に進学し、経済理論・応用経済学などの分野で世界をリードする研究者になることを目指す学生。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・見識ともに特段に優れており、文系型入試もしくは理系型入試の求める人物像に合致した人材として、学校長が責任をもって推薦する者。
  • 大学院への進学や経済学の研究に興味がある者。
  • 調査書の全体の学習成績の状況が概ね4.3以上の者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学経済学部での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 文系型入試: TOEFL iBT (Home Edition不可), IELTS (アカデミック・モジュール), TOEIC Listening & Reading Test, GTEC (CBTに限る), 実用英語検定(英検)のうち少なくとも1つのスコアレポート(原本)を提出できる者。課外活動(日本語または英語による論文・ディベートコンテストなどを含む)や授業科目の一環として実施した課題研究において、顕著なリーダーシップや課題発見・解決力を示した者。
  • 理系型入試: 科学に関する課外活動(国際的な科学競技会を含む)や授業科目の一環として実施した課題研究において、顕著な実績をあげた者、又は高校課程の数学、物理、化学、生物のうち少なくとも1科目においてきわめて優れた学業成績を修めた者。数学Ⅲを履修した者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • 顕著な活動・学習実績の概要
  • 文系型入試のみ: TOEFL iBT, IELTS, TOEIC Listening & Reading Test, GTEC (CBTに限る)の受験者成績書原本、または実用英語検定(英検)の合格証明書原本のうち少なくとも1つ

試験内容

  • 提出書類、及び大学入学共通テストの成績を総合して合格者を決定します。
  • 文系型入試: 大学入学共通テストの合計得点が1000点満点中概ね80%以上であり、「地歴・公民」のうち得点がより高い科目、及び「外国語」の2科目についてはいずれも得点率が概ね90%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。
  • 理系型入試: 大学入学共通テストの合計得点が1000点満点中概ね80%以上であり、『数学Ⅰ、数学A』、『数学Ⅱ、数学B、数学C』の2科目、『物理』、『化学』、『生物』、『地学』のうち得点がより高い1科目についてはいずれも得点率が概ね90%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。

理学部

選抜方法: 総合型選抜

数理科学入試

募集人員: 5人

求める人物像

自由を尊重し、既成の概念を無批判に受け入れることなく、自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢を持つ人。高等学校の教育課程により培われる十分な科学的素養、論理的合理的思考力と語学能力を有し、粘り強く問題解決を試みる人。特に数理科学の分野において極めて優れた才能を持つ人を求めています。

出願資格

  • 現役生、一浪生、
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。
  • 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、令和7年3月31日の時点において20歳未満で18歳に達したもの。

出願要件

  • 本学理学部での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの報告書

試験内容

  • 第1次選考: 調査書、学業活動報告書、及び学びの報告書により選考を行います。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、数学に関する能力測定考査、口頭試問の成績により選考を行います。数学に関する能力測定考査では数理的理解力、問題解決力、論理的思考力、明解な説明能力などを、口頭試問では上記の能力に加えて、意欲、適性などを評価します。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの得点の合計が1000点満点中概ね70%以上の者を合格者とします。

生物科学入試

募集人員: 5人

求める人物像

自由を尊重し、既成の概念を無批判に受け入れることなく、自ら考え、新しい知を吸収し創造する姿勢を持つ人。高等学校の教育課程により培われる十分な科学的素養、論理的合理的思考力と語学能力を有し、粘り強く問題解決を試みる人。特に生物科学の分野に志向性を持ち科目に偏らない幅広い学力を持つ人を求めています。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。
  • 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、令和7年3月31日の時点において20歳未満で18歳に達したもの。

出願要件

  • 本学理学部での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの報告書

試験内容

  • 第1次選考: 調査書、学業活動報告書、及び学びの報告書により選考を行います。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、口頭試問により選考を行います。口頭試問では生物科学に対する意欲、知識、適性及び意見を論理的に述べる能力などを評価します。
  • 最終選考: 口頭試問の成績、及び大学入学共通テストの成績で決定します。大学入学共通テストの得点の合計が1000点満点中概ね70%以上であることを求めます。

医学部 医学科

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 5人

求める人物像

医学・生命科学に深い関心を持ち、かつ真摯な姿勢、熱意を持って真理を探究できる将来の世界の医学をリードするような医学研究者としての資質・適性を持つ人材。自然科学の少なくとも1領域において傑出した能力を有し、かつ医学研究者としての資質・適性を持つ人材。本学が提供する MD-PhD コースへの進学を希望する人材。

出願資格

  • 現役生。
  • 国内の国際バカロレア認定校 (DP) を卒業又は卒業見込みの者。
  • 国際科学オリンピック (数学、物理、化学、生物)日本代表として世界大会に出場した者
  • 国際科学オリンピック (数学、物理、化学、生物)日本代表として世界大会に出場した者で、国内の国際バカロレア認定校 (DP) を卒業見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・識見ともに特段に優れており、学校長が責任を持って推薦する者。
  • TOEFL iBT (Home Edition不可) を受験し、Official Score ReportsまたはTest Taker Score Report(原本)を提出できる者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験しその結果を提出する者(ただし、一部は除く)。
  • 本学医学部医学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • TOEFL iBTのスコア(Official Score ReportsまたはTest Taker Score Reportの原本)
  • 特色事項(各種コンクール、国際科学オリンピック等)に関する資料(該当者のみ提出必須)

試験内容

  • 大学入学共通テストの成績は判定には利用しません。
  • 第1次選考: 提出書類の内容により選考します。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、口頭試問、及び面接試験を行い、その成績により選考します。口頭試問では物理・化学・生物に関する資料を読んでレポートを作成し、それに基づく口頭試問を行い、論理的思考力、文章構成力などについて評価します。面接試験では、京都大学が望む医学研究者、医師としての適性、社会的能力、科学的能力などについて評価します。

医学部 人間健康科学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 先端看護科学コース 20人、先端リハビリテーション科学コース (先端理学療法学講座) 5人、先端リハビリテーション科学コース (先端作業療法学講座) 5人

求める人物像

国家資格をベースに、国際的視野を兼ね備えた医療専門職のリーダーや研究者の養成を推進します。看護師、保健師、理学療法士、作業療法士へのモチベーションを持った学生を募集します。多面的かつバランスの良い思考力で課題や問題を抽出し解決していく医療のエキスパートとなり得る人材を求めています。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学医学部人間健康科学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 事前提出書類(調査書、学業活動報告書、及び学びの設計書)により選考を行います。
  • 第2次選考: 第1次選考に合格した者に対して、論文試験、面接試験、及び事前提出書類により選考を行います。論文試験では医療専門職としての問題発見・解決能力などを、面接試験では医療専門職のリーダーとしての適性・コミュニケーション能力などを評価します。なお、論文試験及び面接試験のいずれか一つ以上の得点が一定得点に達しなかった場合、不合格となることがあります。
  • 最終選考: 第2次選考の成績上位者から順に、大学入学共通テストの指定した教科・科目の合計得点(1000点満点中概ね75%以上)の者の中から合格者を決定します。

薬学部 薬科学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

創薬科学研究に関心と興味を持ち、大学院薬学研究科で博士の学位を取得した後に、世界の創薬科学の革新と発展をリードする研究者となる志と資質を有する人。知的好奇心に基づいた科学的探求力と英語力に優れ、自発的な自然科学の学習や探求活動を実施してきた人。十分な基礎学力とコミュニケーション能力を有し、自ら目標を設定して挑戦できる行動力と最後までやり遂げる力がある人。

出願資格

  • 現役生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和6年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学薬学部薬科学科の求める人物像を理解した上で学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • TOEFL iBT (Home Edition不可), IELTS (アカデミック・モジュール)、実用英語検定(英検)のうち少なくとも1つを受験し、スコアレポート(原本)を提出できる者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書
  • TOEFL iBT, IELTSの受験者成績書原本、または実用英語検定(英検)の合格証明書原本のうち少なくとも1つ

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類の内容により選考を行います。
  • 第2次選考: 論文試験と面接試験。論文試験は科学に関する英語又は日本語の資料を読んで日本語で論述する形式で、内容を正確に読み取り、分析した上で論理的に考察する能力、新たに得た知識を活用して問題を解決する能力、及び自身の考えをまとめて論述する能力などについて評価します。面接試験は、課題発見・解決力、論理的思考力、知的好奇心に基づいた科学への主体的学習態度、コミュニケーション、倫理性や社会性などについて評価します。
  • 最終合格者: 大学入学共通テストの合計得点(950点満点中概ね8割以上)の者で、第2次選考の成績上位順に決定します。

薬学部 薬学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

医療薬学や先端医療に関係する幅広い分野において、国際的なリーダーとして薬学研究を牽引できる人材を育成しています。医療薬学研究に関心と興味を持ち、大学院薬学研究科で博士の学位を取得した後に、薬剤師資格を背景にして世界の薬学の発展をリードする研究者となる志と資質を有する人。知的好奇心に基づいた科学的探求力に優れ、医療人であるとともに教育者・研究者となるにふさわしい人間性を備えており、倫理観を持って自発的な科学の学習や探求活動を実施してきた人。十分な基礎学力とコミュニケーション能力を有し、自ら目標を設定して挑戦できる行動力と最後までやり遂げる力がある人。

出願資格

  • 現役生。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和6年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学薬学部薬学科の求める人物像を理解した上で学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • TOEFL iBT (Home Edition不可), IELTS (アカデミック・モジュール)、実用英語検定(英検)のうち少なくとも1つを受験し、スコアレポート(原本)を提出できる者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書
  • TOEFL iBT, IELTSの受験者成績書原本、または実用英語検定(英検)の合格証明書原本のうち少なくとも1つ

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類の内容により選考を行います。
  • 第2次選考: 論文試験と面接試験。論文試験は科学に関する英語又は日本語の資料を読んで日本語で論述する形式で、内容を正確に読み取り、分析した上で論理的に考察する能力、新たに得た知識を活用して問題を解決する能力、及び自身の考えをまとめて論述する能力などについて評価します。面接試験は、課題発見・解決力、論理的思考力、知的好奇心に基づいた科学への主体的学習態度、コミュニケーション、倫理性や社会性などについて評価します。
  • 最終合格者: 大学入学共通テストの合計得点(950点満点中概ね8割以上)の者で、第2次選考の成績上位順に決定します。

工学部 地球工学科

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 4人

求める人物像

持続的な発展をめざす人類社会のより良い未来に向けて、社会インフラの構築や都市・地域の開発と防災、資源・エネルギーの高度利用と新規開発、地球・地域環境の保全と改善に関する革新的技術を自ら創り出すことに強い意欲をもち、それに必要な高い基礎学力を有し、将来、国際的視野をもったリーダーとなり得る人材を求めています。

出願資格

  • 現役生。
  • 高等専門学校第3年次を修了見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・識見ともに特段に優れている者。
  • 特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を有する者。
  • 科学に関する課外活動や授業科目の一環として実施した課題研究において、顕著な実績をあげた者、又は高校課程の数学、物理、化学の内少なくとも1科目においてきわめて優れた学業成績を修めた者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学工学部地球工学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 提出書類、及び大学入学共通テストの成績を総合して合格者を決定します。
  • 大学入学共通テストの合計得点が1000点満点中概ね80%以上であり、『数学Ⅰ、数学A』、『数学Ⅱ、数学B、数学C』、また、選択した理科2科目の合計4科目の内、少なくとも2科目の得点率が概ね90%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。

工学部 建築学科

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

自然科学だけでなく、人文科学、社会科学、さらには芸術にも深い関心をもち、それらの特筆すべき能力、高い基礎学力とリーダーシップを持つ人材を求めています。

出願資格

  • 現役生。
  • 高等専門学校第3年次を修了見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和6年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・識見ともに特段に優れている者。
  • 特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を有する者。
  • 科学または芸術に関する課外活動や授業科目の一環として実施した課題研究において顕著な実績をあげた者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学工学部建築学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • 顕著な活動実績の概要

試験内容

  • 提出書類、及び大学入学共通テストの成績を総合して合格者を決定します。
  • 大学入学共通テストの合計得点が1000点満点中概ね80%以上であり、『数学Ⅰ、数学A』、『数学Ⅱ、数学B、数学C』の2科目についてはいずれも得点率が概ね90%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。

工学部 物理工学科

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 5人

求める人物像

次世代の画期的な機械システム、新材料、エネルギーシステムを開発すること、宇宙空間への活動の場を拡げていくことに強い関心を持ち、これらの課題の実現に向け、古典物理学から近代物理学に到る幅広い物理学を基礎とした工学を学ぶ強い意欲、特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を持つ人を求めます。

出願資格

  • 現役生。
  • 高等専門学校第3年次を修了見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和6年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・識見ともに特段に優れている者。
  • 特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を有する者。
  • 科学に関する課外活動や授業科目の一環として実施した課題研究において、顕著な実績をあげた者。
  • 令和7年度大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学工学部物理工学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • 顕著な活動実績の概要

試験内容

  • 提出書類、及び大学入学共通テストの成績を総合して合格者を決定します。
  • 大学入学共通テストの合計得点が1000点満点中概ね85%以上の者について、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、Aの者を合格とします。

工学部 電気電子工学科

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 7人

求める人物像

自然現象や科学技術、特に電気電子工学関連の学術分野に対する強い興味と旺盛な探究心をもつとともに、専門教育を受けるのに十分な高い基礎学力と論理的思考力を有しており、かつ科学技術に関する特筆すべき能力やリーダーシップを備えた創造性豊かな人材を求めています。

出願資格

  • 現役生。
  • 高等専門学校第3年次を修了見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和6年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・識見ともに特段に優れている者。
  • 特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を有する者。
  • 科学に関する課外活動や授業科目の一環として実施した課題研究において、顕著な実績をあげた者。
  • 令和7年度大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学工学部電気電子工学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • 顕著な活動実績の概要

試験内容

  • 提出書類、及び大学入学共通テストの成績を総合して合格者を決定します。
  • 提出された書類の審査に重点を置き、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、A評価の者の内、大学入学共通テストの合計得点が1000点満点中概ね80%以上の者を合格者とします。

工学部 情報学科

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

情報学科では、高度情報社会における幅広い問題を情報学の知識と数理的思考により解決することに強い関心を持つ人を求めています。特色入試ではさらに、授業科目の一環として実施した課題研究や、科学に関する課外活動で顕著な実績を上げた経験を有する人を求めています。

出願資格

  • 現役生。
  • 高等専門学校第3年次を修了見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和6年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・識見ともに特段に優れている者。
  • 特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を有する者。
  • 科学に関する課外活動や授業科目の一環として実施した課題研究において、顕著な実績をあげた者。
  • 令和7年度大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学工学部情報学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • 顕著な活動実績の概要

試験内容

  • 第1次選考: 調査書、推薦書、学びの設計書、及び顕著な活動実績の概要により選考を行います。
  • 第2次選考: 口頭試問。提出書類の記載事項の確認、高等学校での学修の確認、顕著な活動実績に関係する科目についての高等学校の発展的内容に基づいた試問、英語による自己紹介などにより評価します。
  • 最終合格者: 大学入学共通テストの成績(1000点満点中概ね80%以上)の者を合格者とします。

工学部 理工化学科

選抜方法: 学校推薦型選抜

募集人員: 15人

求める人物像

持続可能な社会をつくりだすために、地球規模課題に対して化学が求められているミッションを念頭に、創造的な基礎技術・先端技術の開発や学際領域の研究を推進しています。そのため、化学および化学に関連する工学の基礎学理を理解し、広い視野から物事を論理的に解決する能力、未知なる課題に取り組む意欲と創造性、高い倫理観、優れたコミュニケーション能力とリーダーシップを有し、将来、国際的に活躍する研究者、技術者になり得る人材を求めています。

出願資格

  • 現役生。
  • 高等専門学校第3年次を修了見込みの者。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和6年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

推薦要件

  • 人格・識見ともに特段に優れている者。
  • 特筆すべき能力、リーダーシップと高い基礎学力を有する者。
  • 科学に関する課外活動や授業科目の一環として実施した課題研究において、顕著な実績をあげた者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。
  • 本学工学部理工化学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。

提出書類

  • 調査書
  • 推薦書
  • 学びの設計書
  • 顕著な活動実績の概要

試験内容

  • 提出書類、及び大学入学共通テストの成績を総合して合格者を決定します。
  • 提出された書類の審査に重点を置き、提出書類をA・B・C・Dの4段階で評価し、A評価の者の内、大学入学共通テストの合計得点が1000点満点中概ね80%以上の者を合格者とします。ただし、概ね80%に達しない科目がある場合は、不合格にすることがあります。

農学部 資源生物科学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

知的好奇心を出発点として最先端の基礎生物学に取り組み、幅広い応用分野に展開をしていく研究と、現在の農水畜産業などが抱える諸問題の解決を目指して資源生物と関連分野に関する知を究めていく研究を推進しています。対象とする様々な生物と自ら向き合い、自ら考えて解決の道を切り拓く強い意欲を持ち、学問の基礎を大切にする人材を求めます。また、農水畜産業などの応用的課題について取り組む視野の広い人材も求めています。特に、将来、博士の学位を取得して、豊かな知的好奇心と科学的探求心をもち世界をリードする研究者となることを目指す人材を求めています。

出願資格

  • 現役生〜三浪生。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和3年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学農学部資源生物科学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • TOEFL iBTスコアが概ね61点以上、TOEIC Listening & Reading Testスコアが概ね600点以上、実用英語検定(英検)2級以上の合格のうち、少なくとも1つの要件を満たす者(TOEFL iBTは「MyBest Scores」ではなく、「Test Date Scores」により評価します)。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書
  • TOEFL iBT, TOEIC Listening & Reading Testの受験者成績書原本、または実用英語検定(英検)の合格証明書原本のうち少なくとも1つ

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類により選考を行います。
  • 第2次選考: 面接試験。意欲、適性、及び意見を論理的に述べる能力などが評価されます。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの得点の合計が1000点満点中概ね750点以上の者の中から、第2次選考と大学入学共通テストの成績により合格者を決定します。

農学部 応用生命科学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 4人

求める人物像

生命現象や生物の機能を化学的なアプローチによって解明・活用することに興味があり、歴史を踏まえて自身と社会の未来を設計することができ、多くの分野にまたがる領域にも飛び込んでいける人材を求めています。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和5年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学農学部応用生命科学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類により選考を行います。
  • 第2次選考: 小論文試験と面接試験。小論文試験は、応用生命科学領域に関するテーマについて、論理的に自分の意見を論述する能力などが、面接試験では意欲、適性、及び識見などが評価されます。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの得点の合計が1000点満点中700点以上の者の中から、第2次選考の成績順に合格者を決定します。

農学部 地域環境工学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

食料・環境・農業などの分野において、高度な専門知識と工学的問題解決能力をもって社会のリーダーとなるべき人材を求めています。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学農学部地域環境工学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類により選考を行います。
  • 第2次選考: 小論文試験と面接試験。小論文試験では問題解決能力、論理的思考力などが、面接試験では意欲、適性、識見などが評価されます。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの合計得点(1000点満点中概ね800点以上)の者の中から、第2次選考の成績順に合格者を決定します。

農学部 食料・環境経済学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

食料・環境・農業などの分野において、大学卒業後、大学院へ進学する意欲を持ち、高度な専門知識を持って国際社会のリーダーとなるべき人材を求めています。

出願資格

  • 現役生〜三浪生。
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学農学部食料・環境経済学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類により選考を行います。
  • 第2次選考: 小論文試験。英語の文章を読んで日本語で論述する形式で、長文の英文について内容を正確に読み取り分析した上で、論理的に自分の意見を論述する能力などについて評価します。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの合計得点(1000点満点中概ね800点以上)の者の中から、第2次選考の成績順に合格者を決定します。

農学部 森林科学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 7人

求める人物像

森林科学(森林や木質資源に関する基礎及び応用科学)の分野について学びつつ、研究を深めることに強い関心があり、高度な専門知識と問題解決能力を習得する強い意欲と能力のある人材を求めています。また卒業後は、森林管理や生物多様性保全といった面から、あるいは木材由来のさまざまな材料を駆使して持続可能な社会の確立に貢献する人材となることを期待しています。

出願資格

  • 現役生、一浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学農学部森林科学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類により選考を行います。
  • 第2次選考: 小論文試験と面接試験。小論文試験では環境・資源などに関する英語の長文を読み日本語で論述する形式などです。正確に記述内容を把握する能力と、自分の考えを論理的に説明する能力などが評価されます。面接試験では意欲、適性、識見などが評価されます。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの得点の合計が1000点満点中概ね800点以上の者の中から、第2次選考の成績順に合格者を決定します。

農学部 食品生物科学科

選抜方法: 総合型選抜

募集人員: 3人

求める人物像

最先端の生命科学研究に取り組むことに興味を持ち、大学卒業後に大学院修士・博士後期課程に進学して博士の学位を取得したうえで、国内外のアカデミックなポジション(大学、国の研究機関等)で、世界トップレベルの食と健康に関する基礎研究を推進する人材を求めています。

出願資格

  • 現役生〜三浪生
  • 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程又は相当する課程を有するものとして認定又は指定した在外教育施設の当該課程を令和3年4月から令和7年3月までに修了又は修了見込みの者。

出願要件

  • 本学農学部食品生物科学科での学びを強く志望し、合格した場合は必ず入学することを確約する者。
  • TOEFL iBT (Home Edition不可)スコアが概ね80点以上、IELTS (アカデミック・モジュール)でオーバーオール・バンドスコア6.0以上、TOEIC Listening & Reading Testスコアが概ね800点以上、実用英語検定(英検)準1級以上の合格のうち、少なくとも1つの要件を満たす者。
  • 大学入学共通テストにおいて、指定した教科・科目を受験する者。

提出書類

  • 調査書
  • 学業活動報告書
  • 学びの設計書
  • TOEFL iBT, IELTS, TOEIC Listening & Reading Testの受験者成績書原本、または実用英語検定(英検)の合格証明書原本のうち少なくとも1つ

試験内容

  • 第1次選考: 提出書類の内容により選考を行います。
  • 第2次選考: 口頭試問。基礎学力、論理的思考力、及び英語論文の読解力について評価します。
  • 最終選考: 第2次選考に合格した者に対して、大学入学共通テストの外国語を除く得点の合計(800点満点中概ね660点以上)の者の中から、第2次選考の成績順に合格者を決定します。

無料相談受付中!

無料相談会では京都大学の詳細な対策情報だけではなく、 あなたの現状に合わせて受験戦略を一緒に考えていきます。
対策にお困りの方は、ぜひ一度相談会へいらしてください。

今すぐ申し込む!

この記事を書いた人

受験生の皆さんを応援するために、総合型選抜対策をはじめとした最新の受験情報、効果的な勉強法、モチベーションを高めるコツなどを提供する専門チームです。14年間で2000人以上の難関大学合格者を輩出してきたLoohcs志塾の講師陣や総合型選抜合格者で構成されており、長年の教育現場での経験から信頼性の高い情報を厳選してお届けします。

目次(ページ内リンク)
  1. 京都大学の総合型・学校推薦型選抜の特徴
    1. 選抜の全体感
    2. 試験スケジュール
    3. 総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試の難易度と大学のレベル
  2. 京都大学に合格するための対策のコツ
    1. 理念やアドミッション・ポリシーから分かること
    2. 京都大学の入試対策は複数出願できるか?
  3. オススメの受験方法と入試の種類
    1. 突破のカギは「多角的・総合的な評価」への対応
  4. 学部別の出願条件と対策
    1. 総合人間学部
    2. 文学部
    3. 教育学部
    4. 法学部
    5. 経済学部
    6. 理学部
    7. 医学部 医学科
    8. 医学部 人間健康科学科
    9. 薬学部 薬科学科
    10. 薬学部 薬学科
    11. 工学部 地球工学科
    12. 工学部 建築学科
    13. 工学部 物理工学科
    14. 工学部 電気電子工学科
    15. 工学部 情報学科
    16. 工学部 理工化学科
    17. 農学部 資源生物科学科
    18. 農学部 応用生命科学科
    19. 農学部 地域環境工学科
    20. 農学部 食料・環境経済学科
    21. 農学部 森林科学科
    22. 農学部 食品生物科学科
  5. 無料相談受付中!

現在実施中のキャンペーン