大阪大学のAO入試まとめ
大阪大学のAO・推薦入試は、大阪大学を第一志望とし、入学を確約できる受験生を対象にした入試です。「課題を自ら発見し解決することのできる人材」を集めるために、学力だけでなく高校での活動などから多面的に合格者を決定します。
大阪大学の最大の特徴は、募集人員190名に対して出願者数が252名(平成31年度)であるために、受験倍率(受験人員/募集人員)が1.3倍程度と極めて低い点です。そのため、大阪大学にしっかりと照準を合わせ準備して臨めば、極めて合格の可能性が高い大学であると言えます。
条件に当てはまり、大阪大学で学びたいという熱意がある人はぜひ挑戦してみましょう!
募集人員・倍率比較表
学部 | 募集人数 | 倍率 | 志願者数 | 合格者数 |
文学部 | 30 | 2.0 | 61 | 30 |
人間科学部 | 15 | 4.4 | 57 | 13 |
外国語学部 | 65 | 9.2 | 46 | 5 |
法学部 | 25 | 3.1 | 56 | 18 |
経済学部 | 22 | 2.2 | 11 | 5 |
理学部(研究奨励型) | 18 | 2.6 | 13 | 5 |
理学部(挑戦型) | 15 | 8 | 8 | 1 |
出願条件の学部別早見表
学部 | 出願条件 |
文学部 | ・合格した場合に必ず入学することを確約する者。 ・高等学校在学中又は中等教育学校4~6年次での特筆すべき活動を証明する書類を提出できる者 。 |
人間科学部 | ・合格した場合に必ず入学することを確約する者。 ・高等学校在学中又は中等教育学校4~6年次での特筆すべき活動を証明する書類を提出できる者。 |
外国語学部 | ・合格した場合に必ず入学することを確約する者。 ・高等学校在学中又は中等教育学校4~6年次での特筆すべき活動を証明する書類を提出できる者 。 ・下記いずれかの外部英語試験のスコア証明書/合格証明書を提出できる者。 - 英検(方式は問わない) - TOEFL iBT - IELTS Academic Module |
法学部 | ・合格した場合に必ず入学することを確約する者。 ・高等学校在学中又は中等教育学校4~6年次での特筆すべき活動を証明する書類を提出できる者。 ・下記いずれかの外部英語試験のスコア証明書/合格証明書を提出できる者。(国際公共政策学科の志願者のみ) - 英検(方式は問わない) - TOEFL iBT - IELTS Academic Module - GTEC - TEAP - TEAP CBT - TOEIC L&R/TOEIC S&W |
経済学部 | ・合格した場合に必ず入学することを確約する者。 ・高等学校在学中又は中等教育学校4~6年次での特筆すべき活動を証明する書類を提出できる者 。 ・下記いずれかの外部英語試験のスコア証明書/合格証明書を提出できる者。 - 英検(方式は問わない) - TOEFL iBT - IELTS Academic Module |
理学部(研究奨励型) | ・合格した場合に必ず入学することを確約する者。 ・数学、物理学、化学、生物学、地学など科学分野の優れた自由研究又は課題研究を行った者、もしくは研究発表会等への出場実績がある者 。 |
理学部(挑戦型) | ・合格した場合に必ず入学することを確約する者。 |
出願書類の学部別早見表
学部 | 出願書類 |
文学部 | ・志望理由書 ・志願者評価書 ・調査書 ・活動実績報告書 |
人間科学部 | ・志望理由書 ・志願者評価書 ・調査書 ・活動実績報告書 |
外国語学部 | ・志望理由書 ・志願者評価書 ・調査書 ・活動実績報告書 ・外部英語試験のスコア証明書/合格証明書 |
法学部 | ・志望理由書 ・志願者評価書 ・調査書 ・活動実績報告書 ・外部英語試験のスコア証明書/合格証明書 (※国際公共政策学科志願者のみ) |
経済学部 | ・志望理由書 ・志願者評価書 ・調査書 ・活動実績報告書 ・外部英語試験のスコア証明書/合格証明書 |
理学部(研究奨励型) | ・志望理由書 ・研究成果概要 ・調査書 ・学部指定の大会等で発表・入選した(予定を含む)ことを証明する書類 |
理学部(挑戦型) | ・志望理由書 ・課題活動の実績 ・教員の意見書 ・調査書 |
二次試験の学部別早見表
学部 | 二次試験 |
文学部 | ・小論文 ・面接 |
人間科学部 | ・小論文 ・面接 |
外国語学部 | ・小論文 ・口頭試問 |
法学部 | ・面接 |
経済学部 | ・面接 |
理学部(研究奨励型) | ・口頭試問(研究成果のプレゼンテーションを含む) |
理学部(挑戦型) | ・口頭試問 |
Loohcs志塾の考察
併願におすすめの大学
大阪大学のAO・推薦入試では、二次試験合格後も大学入学共通テストによる選抜があります。そのため、国立大学一般受験とAO・推薦入試の両立を考えている方におすすめの大学です。
最近の大阪大学の入試トレンド
大阪大学のAO・推薦入試では、合格した場合に入学を確約しなければなりません。そのため、大阪大学以外の大学の選択肢を残したい受験生は、AO・推薦入試を敬遠する傾向にあるため、出願者が少なく、結果として倍率が低くなる傾向にあります。
また、学部によって外国語の資格や課外活動での実績が求められるため、これらの実績を満たさない受験生はAO・推薦入試自体に挑戦することができません。しかし、裏を返せばこれらの出願条件を満たすことができている受験生は極めて有利な状況で大阪大学の合格を手にすることができます。
合格事例紹介
2012年の創業以来、難関大学を中心に一貫して高い合格実績を誇ります。そうして卒業した塾生・合格者のネットワークが、高校生たちの大学受験を支えるコミュニティとなっており、AO義塾の指導の品質につながっています。
