東北大学のAOⅡ期入試について徹底解説します!

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東北大学AOⅡ期入試とは?

東北大学のAOⅡ期入試は11月の上旬から中旬に行われるAO入試(総合型選抜入試)のことであり、国公立大学では珍しく共通テストを利用しない入試方式となっています。

一般入試とも両立しやすい入試形式であり、多くの学部で前期試験よりも高倍率になっているためAOⅡ期入試で不合格だった受験生が毎年200名以上一般入試で合格しています。

この記事ではそんなAOⅡ期の基本的な情報や対策のポイントについて実際にAOⅡ期入試で東北大学工学部に入学した私が解説していきたいと思います。

こちらの記事は令和4年度の募集要項を参考に作成しております。最新の情報は8月に発表される予定の募集要項をご確認ください。

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東北大学AOⅡ期入試の特徴

一般入試との両立がしやすい

東北大学のAOⅡ期入試は全ての学部で筆記試験が行われており、その科目も前期試験で行われる科目とほぼ一致しています。そのため前期試験のための勉強とAOⅡ期の対策の親和性が高く、書類の作成や面接の対策を除けば受験生の負担が少ないのが特徴です。

学力重視

東北大学のAOⅡ期入試は大学のパンフレットや募集要項でも明言されているように「学力重視」のAO入試となっています。公開されている配点からも分かるとおり、全ての学部で筆記試験の配点が最も高くなっており、学部によっては8割が筆記試験の点数で決まります。

そのため、高校時代に特別な活動や実績を残していない受験生もAO入試という言葉に拒否反応を示さずにチャレンジしたい入試といえるでしょう。

共通テストの受験が必要ない

東北大学のAOⅡ期入試は共通テストのスコアを利用しない形式の入試となります。そのため前期試験の形式の問題が得意な人や、共通テスト形式の問題が苦手な人にとっては特におすすめの入試形式です。

その一方で東北大学のAOⅢ期入試は共通テストの得点が配点のほとんどを占めており、共通テストの得点が良かった人におすすめの形式の入試です。

AOⅡ期入試を実施している学部

  • 文学部
  • 教育学部
  • 法学部
  • 医学部医学科
  • 医学部保健学科
  • 歯学部
  • 工学部
  • 農学部

各学部の募集人員と倍率

各学部・学科の募集定員および倍率は以下のとおりです。

全体的に3〜4枚程度の倍率の学部・学科が多くなっています。

東北大学HPを参考に作成。
*保健学科は看護学・放射線技術科学・検査技術科学専攻の3専攻の合計を示している。

入試スケジュール

2022年度の入試スケジュールは以下のようになります。

大学共通テストを利用しない形式のため、国立大学の中でもかなり早い選考スケジュールとなっています。

出願受付期間:10月15-21日

第1次選考:11月6日

第1次選考結果発表:11月12日

第2次選考:11月20日

最終合格発表:11月26日

出願要件

東北大学のAOⅡ期入試では出願要件として「調査書の学習成績概評がA段階」、即ち4.3以上の評定平均値を有していることが求められています。

また、合格時の入学の確約が出願要件として定められているため併願は出来ません。

選抜方法と配点

ここからは学部・学科の選考の内容と配点を紹介します。

文学部

*第1次選考で実施した筆記試験の成績を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 英語 60分
  • 小論文 180分

英語は一般入試のような形式で大問が2つの構成となっています。時間設定がかなり厳しいのでスピードを意識して解答する必要があるでしょう。なお英語は文学部・教育学部・法学部で同じ問題が出題されました。

小論文は試験時間が3時間で600〜800字と1400〜1600字が一題ずつとかなり重めの内容となっています。文章もかなり長文になるので十分な訓練が必要となる試験と言えるでしょう。

教育学部

*第1次選考で実施した筆記試験の成績を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 英語 60分
  • 小論文 90分

英語は一般入試のような形式で大問が2つの構成となっています。時間設定がかなり厳しいのでスピードを意識して解答する必要があるでしょう。

小論文は国語の読解問題的な要素も強く比較的短い(100〜400文字)字数の記述問題が4問出題されました。グラフの読み取りも2年連続で出題されており、資料読み取り型の小論文対策は必須でしょう。

是非以下の記事もご覧ください

「資料分析」が必要な小論文について解説。表やグラフの読み取り方にはコツがあります!

法学部

*第1次選考で実施した筆記試験の成績及び出願書類の内容の審査を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 英語① 60分
  • 英語② 90分

英語①は一般入試のような形式で大問が2つの構成となっています。時間設定がかなり厳しいのでスピードを意識して解答する必要があるでしょう。

英語②は2つの長文問題で構成されており、

一題目は長文を読み、日本語で解答する形式の小論文問題(設問数4)

二題目は長文を読み、英語で解答する形式の小論文問題(設問数4)

という内容になっています。

理学部

*第1次選考で実施した筆記試験の成績を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 数学系→数学
  • 物理系→物理1・2・3 各60分
  • 化学系→適正試問A・B それぞれ75分・50分
  • 地球科学系→問題Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 各40分
  • 生物系→適性試問(英語・生物)90分

理学部では各系で独自の試験を行なっており、各系の専門科目を重視した試験が行われていることがわかる。志望している系の科目が抜群に得意だという受験生にとってはこれ以上ないチャンスでしょう。

医学部医学科

*第1次選考で実施した筆記試験の成績を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 数学 80分
  • 理科(物理・化学・生物から2科目選択) 80分
  • 英語 120分

数学は大問4つで80分と時間制限が厳しい内容となっているため、スピーディーに解答することに加え、問題の取捨選択も重要になってきます。

理科は80分で2科目を解答しなければならないため、数学と同様に問題の取捨選択が重要になってくるでしょう。

英語は長文が四題あり、和訳や穴埋め問題を中心に出題されています。速読力に加えて、設問で問われている内容に該当する部分を素早く見つけ、解答する訓練を積む必要があるでしょう。

医学部保健学科

*第1次選考で実施した筆記試験の成績を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

看護学専攻

  • 数学 60分
  • 理科 60分
  • 英語 90分

数学は大問4つで80分の構成となっておりⅠAⅡBの範囲からの出題となっています。

理科は理科基礎の分野から2科目を選択して解答する形式となっています。問題量も多くなっているため基礎的な問題を素早く解けるように訓練しておくことをおすすめします。

英語は保健学科・歯学部・農学部共通の問題となっており、長文を読んだ上での和訳問題や説明問題がかなり多く出題されています。スピードが要求される試験内容といえます。

放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻

  • 数学 80分
  • 理科(物理・化学・生物から2科目選択) 80分
  • 英語 90分

数学は大問4問で60分

歯学部

*第1次選考で実施した筆記試験の成績を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 数学 80分
  • 理科(物理・化学・生物から2科目選択) 80分
  • 英語 90分

数学は大問4つで80分と他の多くの学部と同じ構成となっています。

理科は80分で2科目を解答しなければならないため、数学と同様に問題の取捨選択が重要になってくるでしょう。

英語は保健学科・歯学部・農学部共通の問題となっており、長文を読んだ上での和訳問題や説明問題がかなり多く出題されています。スピードが要求される試験内容といえます。

工学部

*第1次選考で実施した筆記試験の成績及び出願書類の内容の審査を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 英語 60分
  • 数学 60分
  • 物理 60分
  • 化学 60分

英語は大問が1つで和訳問題や説明問題が中心に出題が行われます。特徴的なのは本文に関連する内容についての意見を日本語で300〜400字程度で回答する小論文形式の設問があることです。

数学は他学部よりも短い60分間で3題を解きます。問題の難易度は前期試験と比較すると易しいことが多いため、基本的な問題を確実にスピーディーに解けるようにしておく必要があります。

物理は大問2つで60分の構成となっており、例年1問は力学の内容が問われています。難易度としては前期 試験を目指しているレベルであれば比較的容易に取り組める内容であるため、数学同様ミスが無いように解くことが重要になるでしょう。

化学は物理と同様に60分間で大問2つの構成となっています。用語や反応式を問う問題が多く出題され問題量が多いことが特徴的です。また、有機科学の分野も出題されるため、学校の進度が遅いという方は早めに対策おくことが重要になるでしょう。

農学部

*第1次選考で実施した筆記試験の成績を用います。

2022年度の筆記試験は以下の内容でした。

  • 数学 80分
  • 理科(物理・化学・生物から2科目選択) 80分
  • 英語 90分

数学は大問4つで80分と時間制限が厳しい内容となっているため、スピーディーに解答することに加え、問題の取捨選択も重要になってきます。

理科は80分で2科目を解答しなければならないため、数学と同様に問題の取捨選択が重要になってくるでしょう。

英語は保健学科・歯学部・農学部共通の問題となっており、長文を読んだ上での和訳問題や説明問題がかなり多く出題されています。スピードが要求される試験内容といえます。

対策のコツ

筆記試験

筆記試験は小論文試験以外については二次試験で行われる科目と一致しているため、一般入試の対策が基本となります。しかし、工学部の英語で小論文問題が組み込まれているなど、試験の形式については前期試験とは大きく違う学部もあるため3年分掲載されている過去問は十分な研究が必要となります。

試験内容で特徴的なのは前期試験より難易度が下がる一方で問題量が比較的多いということです。そのためそれぞれの科目で典型的な問題や、基本的な知識については漏れのないように学習を行い、頭の引き出しからすぐに取り出せるようにしておくことが重要でしょう。

また、文系学部で行われている小論文試験については、かなり文量が多く、難易度も高いため、普段の学習に加えて過去問題や似た形式の小論文問題を継続的に演習することが合格の鍵となります。

面接試験

東北大学のAOⅡ期試験の面接は多くの学部で提出書類に基づいた質問や志望学部(学科)に関連する基本的な知識を問われるのに加えて、医学部と農学部では面接前に採点されない小論文試験が行われ、その解答をもとにした面接が行われます。

対策として重要なのは以下の二点です。

  • 自分の志望理由について簡潔に説明ができること
  • 突然の質問に対しても論理性を保ちながら自分の考えを相手に伝えること

面接試験は一人で対策することが非常に難しいため、周りの人に頼んだり、塾を利用するなどの方法で上記の2点を確実に押さえるようにしましょう!

提出書類

東北大学のAOⅡ期入試で必要な提出書類は主に志望理由書と活動報告書の2つだけです。

これらは文章量が他のAO入試と比較してもかなり少ないため、自分の経歴や関心がある大学での勉強、そして将来果たしたい志を整理した上で「なぜ東北大学が自分に必要なのか」を簡潔にまとめるようにしましょう。

また、これらの書類をもとに面接試験が行われるため、「面接で深掘りされた時にちゃんと説明できるか?」という観点も文章量が少ない志望理由書では重要になります。

そして実際に書いてみた志望理由書や活動報告書が完成したら、学校の先生や家族、対策塾のプロ講師などに添削を依頼し、質を高めていくことで相手に伝わる志望理由書を作成しましょう!

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