>>【受験の悩みを解決】 無料相談会 受付中!<<

東京大学

東京大学の総合型・学校推薦型選抜
〜入試の特徴と対策のコツ・各学部の出願条件〜

東京大学

Tokyo University

※大学によりスケジュールや入試内容が年度によって変更になる場合がありますので、必ず公式サイトも確認しましょう。

現在実施中のキャンペーン

東京大学の総合型・学校推薦型選抜の特徴

選抜の全体感

東京大学では、一般入試のような科類ごとではなく、学部ごとに学校推薦型選抜があります。

選抜内容は一次選考と二次選考、共通テストがあります。

一次選考では、学部によって設定された提出書類をもとに審査されます。

また二次選考では、主に面接が行われ、学部によっては小論文試験や、グループディスカッションもあります。

二次選考のあとの共通テストの結果から、最終合否が決まります。共通テストでは8割以上の得点が求められます。

    試験スケジュール

    総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試の難易度と大学のレベル

    東京大学の偏差値は67.5〜77.5です。

    国内国公立大学として、平均偏差値1位、就職先評価指数2位、世界評価指数1位と、ルークスの大学ランク評価(進学する価値がどの程度あるか?)はS1で、国公立・私立を含めた総合ランキングで1位となっています。

    学校推薦型選抜の倍率は、1.5倍~8倍です。東京大学の学校推薦型選抜は、高い学力と、豊富な実績が必要となってきます。

    東京大学に合格するための対策のコツ

    理念やアドミッション・ポリシーから分かること

    東京大学の教育理念は、「世界的視野を持った市民的エリート」の育成です。また、「東京大学に入学する学生は、健全な倫理観と責任感、主体性と行動力を持っていることが期待される」とも書かれています。これらから分かることは、広い視野や強い関心、行動力を持っているかを審査することが考えられます。

    また、求める学生像も書かれています。「大切なのは、上に述べたような本学の使命や教育理念への共感と、本学における学びに対する旺盛な興味や関心、そして、その学びを通じた人間的成長への強い意欲です。」と書かれていて、学力以外の、関心力、視野の広さ、洞察力が大切にされていることがわかります。

    東京大学の入試対策は複数出願できるか?

    東京大学の学校推薦型選抜では複数出願ができません

    オススメの受験方法と入試の種類

    推薦入試で合格を掴むためには、各学部の学問分野の理解が肝要です。東大の一般入試と推薦入試との最大の違いは、「飛び級」制度と、「進学振り分け」がないことにあります。

    一般入試では、類型(文1・文2・文3など)で入学したのち、成績に基づき3年次に学部に進学振替えされますが、推薦入試の場合、経済学部なら経済学部、教育学部なら教育学部と、合格時に学部が決まります。さらに、推薦入試の合格者は特別な許可に基づいて、前期課程(1、2年生)で後期課程(3、4年生)の授業を、後期課程で大学院の授業を履修でき、実質的に「飛び級」できるような制度になっています。

    そして当然のことながら、こうした制度を活用する東大推薦入試では、各学部での具体的な学習計画、学びへの強い意欲が強く求められます。つまり、推薦入試で合格をすれば希望する学部に入学できるということは、「この学部で○○を学びたい」という「想い」こそが加点対象になるということであり、大学で学びたい学問が決まっている人が「圧倒的に有利」になります。

    もちろん、そのような想いをもともと持っていない人でも、専門的な対策をしたり、学問領域について理解を深めたりすれば、非常に合格し易くなります。  また、勘違いされがちではありますが、「夢が決まっていることだけ」では加点対象にはなりません。もちろん将来の夢が決まっていることは理想的なことであり、それがあるからこそ、例えば政治学、法学など特定の学問領域を研究したいという想いが生まれる場合もあると思います。しかし、あくまでも重要なのは、「何を学びたいか」という学問・研究に対する意欲です。「何を自分の研究対象にするか」は、「その学部で何を学べるか」ということを知らなければ始まりません。

    そのためには、大学から公開されている情報を収集したり、東大の学部生と語り合ったり、学問書・学術書の入門書を読んだりすることも必要になるでしょう。さらに可能であれば、自ら論文を執筆できると、単なる学問への理解にとどまらず、入試において自分の活動実績の一つにもなります。

    学部別の出願条件と対策

    ※ページ上部の目次から学部別に辿ることで、目的の学部に関する情報に、ページ内リンクで直接辿ることができます。

    学部別出願条件

    学部 出願条件
    法学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.学業成績に基づいて、志願者が学年全体で上位5%以内。
    3.現実の中から本質的な問題を発見し,独創的な形で課 題を設定する能力を有すること。
    4.問題の解決に向けてイニシアティブを発揮できること。
    5.異なる文化的背景や価値観を有する他者とのコミュニケーション能力に優れていること。
    経済学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①いずれかの分野で高等学校等の生徒として卓越した
    才能を有すること。
    ②他者との対話性に優れ,経済分野に強い関心を有する。
    ③高等学校等において英語,数学,地理歴史・公民のう
    ちいずれかの教科において成績が全体の10%以内。
    文学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①学業成績に秀でていること。
    ②人文社会系諸学に関連する分野において,卓越した能
    力を有することを示す実績があること,あるいは課外活 動などの社会貢献活動で優れた成果をあげたこと。
    教育学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①本学のカリキュラム履修に必要な,教科の基礎学力が
    あること。
    ②探究学習の卓越した実績・能力を,論文,作品,発表
    等を通じて示すことができること。
    教養学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①自ら課題を発見して探究する卓越した能力を持つ者。
    ②2つ以上の科目(志望分野に関 連する科目を含む)で卓越した能力を持つ者。
    ③国際的な活動についての経験,または関心を有する者。
    工学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.高等学校等の学習内容,特に理数系教科について秀でた 基礎学力を有しており,「求める学生像」にふさわしいことを客観的に示す推薦事由を有すること。
    理学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.自然科学に強い関心を持ち,自然科学の1つ若しくは複 数の分野において卓越した能力を有し,グローバルに活躍 する意欲があること。これらを示す実績として,以下の (i)または(ii)もしくは両方を有すること。
    (i)在学 中の特に優れた成績や研究成果など
    (ii)科学オリンピック<数学,物理,化学,生物学,地学,情報>,高校生科学技術チャレンジ,日本学生科学賞,国内外で開催された各種コンテストへの入賞,商品レベルのソフトウェア開発経験,科学雑誌への論文発表など。
    農学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①高い基礎学力を有する成績上位者であること。
    ②農学とその関連分野に関する特記すべき推薦事由
    を有すること。
    薬学部 1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①学業に秀で特に優れた科学能力を有すること。
    ②薬などの自然科学の分野に強い興味と研究意欲を持つ。
    ③自発的に目的を設定して学ぶ能力を有すること。
    ④自分の考えが論理的に伝えられるコミュニケーション
    能力・文章構成能力に優れていること。
    医学部
    医学科
    1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①高い基礎学力とバランスのとれた人格を持つこと。
    ②生命科学・医学研究への意欲と能力を持つこと。
    ③医学部進学後に研究者養成のための特別カリキュラム
    への参加を望むこと。
    ④自然科学の領域においてきわめて高い能力を持つこ
    とあるいは非常に優れた語学力とそれに伴う豊富な国際経験を持つこと。
    医学部
    健康総合学科
    1.高等学校等を卒業、もしくは卒業見込みの者。
    2.以下の全てに該当する者とします。
    ①健康科学を通じて社会に貢献することを志向している。
    ②高い基礎学力を有すること。
    ③十分な語学力(英語力)を持つこと。
    ④チャレンジ精神に富み,忍耐力,柔軟性を持ち,自己
    を高めることのできる精神力を持つこと。
    ⑤自然科学領域の高い能力及び科学的探究心を持つこと。
    ⑥チームの調整力,リーダーシップを有すること。

    学部別二次試験の内容

    学部 二次試験
    法学部 ・グループディスカッション
    ・面接
    経済学部 ・面接(30分)
    文学部 ・小論文
    ・面接
    →10分以内のプレゼンテーション及び質疑応答
    教育学部 ・発表
    →出願書類の内容について発表(質疑応答あり)
    ・面接
    教養学部 ・小論文等
    →望学科・コースの学問領域に 関する問題意識や必要な能力を問う
    ・面接
    工学部 ・面接
    理学部 ・面接
    →志望学科の順位を踏まえ,各学科で要求される基礎学力や思考力,コミュニ ケーション能力を問う
    農学部 ・面接
    →農学とその関連分野に対する興味と理解力を問う
    薬学部 ・面接
    →高等学校等における特筆すべき活動,薬学部の志望理由,大学・大学院卒業 後の自己の将来像に関して発表(A4用紙2枚程度用意OK)
    医学部
    医学科
    ・プレゼンテーション(質疑応答あり)
    →ポスター作成し、高等学校等在学中に行った主に自然科学に関連した活動と大学入学後の抱負について10~20分程度で説明。
    医学部
    健康総合学科
    ・プレゼンテーション(質疑応答あり)
    →ポスター作成し、高等学校等在学中に行った自然科学・健康科 学・人文科学等に関連した活動と大学入学後の抱負について10分程度で説明。

    無料相談受付中!

    無料相談会では東京大学の詳細な対策情報だけではなく、 あなたの現状に合わせて受験戦略を一緒に考えていきます。
    対策にお困りの方は、ぜひ一度相談会へいらしてください。

    今すぐ申し込む!

    この記事を書いた人

    受験生の皆さんを応援するために、総合型選抜対策をはじめとした最新の受験情報、効果的な勉強法、モチベーションを高めるコツなどを提供する専門チームです。14年間で2000人以上の難関大学合格者を輩出してきたLoohcs志塾の講師陣や総合型選抜合格者で構成されており、長年の教育現場での経験から信頼性の高い情報を厳選してお届けします。

    東京大学のおすすめ記事