【対策の全て】立教大学異文化コミュニケーション学部自由選抜入試を丁寧に解説します!

立教大学異文化コミュニケーション学部 (CIC) とは?

異文化コミュニケーション学部とはコミュニケーションの日本語と英語の能力を高めるとともに、さらにもう1つの言語とその文化について学び、様々な立場や視点から他者を理解する力を身に着けるための学部です。2008年から設置された比較的新しい学部となっています。

異文化コミュニケーション学部の特徴

異文化コミュニケーション学部の最大の特徴は、その充実した留学制度にあります。自分とは異なる考え方や価値観を持つ他者との関わりについて徹底的に研究する4年間の集大成として原則学部に所属する全学生が海外での実践経験を積むことになります。昨今のグローバル化の中で多くの国際系学部が誕生する中でも特に言語やコミュニケーションの分野において充実した学びを得られるでしょう。
将来、自らの語学力を生かして多様なバックグラウンドを持つ人々とともにグローバルに活躍できる人材を目指すのであればぜひ目指してほしい大学・学部になっています!

入試の概要

2021年度入試日程

はじめに、2021年度入試の日程をまとめました。2次試験の実施がA日程は11月14日B日程が11月15日となる点にご注意ください。

各種手続き内容日程
出願手続き2020年9月23日~10月01日
書類選考合格発表2020年10月27日
2次試験2020年11月14日及び15日
合格発表2020年12月01日
入学時期2021年4月

出願条件と試験内容

立教大学異文化コミュニケーション学部の自由選抜では受験方式ごとに出願条件と試験内容が一部異なります。
ここではA方式とB方式、それぞれ書類選考時の提出書類と試験の内容をまとめました。以下の表を参考に受験への対策をはじめましょう!特にB方式については研究科 (大学院) での学びを取り扱うプログラムへの試験となっているためしっかりと確認しておきましょう。

A方式B方式
出願条件1: 高等学校卒業等の要件
2: 学部での勉学に強い意欲を持つもの
3: 英語4技能テストにおいて基準点を満たしていること。
1: 高等学校卒業等の要件
2: 学部・研究科での勉学に強い意欲を持つもの
3: 英語4技能テストにおいて要項に記載される資格ごとの基準点を満たしていること。
提出書類1: 入学志願票
2: 英語4技能テストの成績を証明する書類
3: 調査書
4: 志望理由書   など
1: 入学志願票
2: 英語4技能テストの成績を証明する書類
3: 調査書
4: 志望理由書
5: 推薦状
6: 学習・研究計画表
2次試験内容1: 小論文
2: 面接
1: 面接

英語外部検定試験の利用について

立教大学異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試では出願時に英語外部検定試験のスコア提出を求められます。以下の表はA日程申し込みのための出願条件となっています。
B日程はコースごとに条件が異なりますので、詳しくは立教大学公式の入試情報をご確認ください。また英語以外の語学検定等も出願資格として認められる場合がありますのでそちらも合わせてご確認ください。

英語外部検定試験名目標目安
実用英語技能検定 (英検)CSE 2300
IELTS5.5
TEAP309
TEAP CBT600
TOEFL iBT72

過去の入試倍率

2018年度から過去3年分の入試データをまとめました。昨年度を除き概ね4倍程度で推移していましたが、昨今の国際系学部の人気からか昨年は約10倍と倍率は跳ね上がりました。
2021年度入試は昨年度の高倍率が影響し、受験者数の減少は予想されますが、 それでも倍率は高くなるであろうことが予想されます。

年度募集人数志願者数合格者数倍率
2018年度15名143名37名3.9倍
2019年度15名181名41名4.4倍
2020年度15名219名22名10.0倍

合格のための対策スケジュール

立教大学異文化コミュニケーション学部 (CIC) の自由選抜入試合格のための対策スケジュールをまとめておきます。学生さんごとに対策の仕方も変わってはきますが、あくまで一例、参考にしてみてください。

時期やるべきこと目標
1年4月〜評定平均の底上げ最低でも 4.0 以上
1年4月〜3年4月国語的表現力/読解力の底上げ
1年4月〜3年4月英語力の底上げ
2年4月〜3年4月外部試験 (英語) の受験英検: CSE 2300
IELTS: 5.5
TEAP: 309
TEAP CBT: 600
TOEFL iBT: 72
2年1月〜3年9月志望理由等の作成準備/完成
3年5月〜3年11月小論文及び面接対策

志望理由書の主な対策方法とは?

異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試では、学校での成績や外部の英語検定試験に加えて、志望理由書の作成と筆記試験 (小論文) 及び面接が大きな課題となります。ここからは、志望理由書の作成から筆記試験及び面接までの対策方法をまとめていきます。

異文化コミュニケーション学部 の自由選抜入試では志望理由書を含む書類審査の時点でおよそ1/2から1/3にまで受験者が絞られます。そのため、徹底した書類対策を行いまずは書類審査を通過し2次試験へと駒を進めることが第一の目標となります。ここではA方式のものについて紹介します。

A方式の志望理由書は以下に与えられて指示に従い2,000字程度での記入が求められます。

「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのか」

ここでは、なぜ 異文化コミュニケーション学部 への入学を志望するのかを軸に自らの実績や経験を織り交ぜながら自らの大学での学習計画をまとめる必要があります。ここで意識しなくてはならないのは主に3つあります。まずは、 異文化コミュニケーション学部 のための志望理由書であることを意識すること。また、自らの原体験を忘れないこと。そして、自らの志に対して一貫性を持たせることとなります。

まず受験生が絶対に忘れてはならないのがこの志望理由書は立教大学異文化コミュニケーション学部に向けた志望理由書であることを常に意識することです。志望理由書の作成に取り掛かる学生さんがよく陥りがちなのが自らの経験や将来の展望等に意識を向けるがあまり、だんだんとその内容が大学への志望理由からかけ離れてしまうことです。
あなたは「なぜ 異文化コミュニケーション学部 への入学を望むのか?」そして、「なぜそれは 異文化コミュニケーション学部 でなくてはならないのか?」基本的なことですが常に意識を向けながら志望理由書の作成に取り組んでください。

そして次に大切なのがあなただけの原体験を忘れないこと。原体験とは学生さんそれぞれの抱く将来の展望や夢に対するきっかけのようなものになります。原体験とは多くの場合学生さん一人ひとりで全く異なるものがあり、それがすなわち、あなただけのユニークな経験となります。自らの持つ原体験を見つめなおし、様々な視点から見つめ直すことでより深みのある志望理由書に近づくでしょう!

そして最後に意識してほしいことが、過去、現在、そして大学生活を含む未来について一貫性を持たせることです。大学への入学は決してゴールではありません。自らの持つ「志」を達成するために必要なことは何かを考え、一貫性を持った学びや経験を見つけることを意識しましょう。

これらのことを常に意識しながらなぜそして何を異文化コミュニケーション学部で学びたいのかまとめることができれば自ずと合格に近づくことができるでしょう!

小論文の主な対策方法とは?

次に、書類審査の合格者のみを対象とする、筆記試験、小論文の対策方法をまとめていきます。

小論文では、「社会・文化・言語・教育などをめぐる課題文が与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などを総合的に評価します。」ここでは、一般的に小論文試験で求められる文章構成力や論理的思考能力に加え、与えられた課題文に対して正確に読み取ることが求められます。

まずは、一般的なテーマ小論文の練習と長文の読解の特訓を並行して進め、それぞれ十分な国語的表現力及び読解能力を養った上で過去問等に挑戦すると良いでしょう。
十分な実力を備える前に過去問等に挑戦すると、解くことが難しいばかりか、悪い癖が身についてしまうこともあります。急がば回れという言葉もありますが、しっかりと基礎的な力を蓄えてから問題に挑戦することは受験勉強においても鉄則となります!

面接の主な対策方法とは?

また、面接への対策も忘れてはいけません。例年通りの試験内容となった場合はグループ面接の実施が予想されます。しかし、昨今のコロナウイルス関連の異常事態を鑑みると、個別での実施となる可能性も大いにあります。どちらでの実施となった場合もしっかりと対応できるようにしておきましょう。

集団での実施となった場合は「異文化理解とは何か」をしっかりと念頭に置き与えられたテーマに沿って議論を展開していかなくてはなりません。
ここで重要なのは、一緒に受験する他の学生を蹴落とすような気持ちではなく、それぞれの持つ意見をしっかりと汲み取り、自分なりの考えをまとめあげることです。それぞれ、異なる背景を持つ受験者同士のコミュニケーションは将来、異文化間でのコミュニケーションを成立させるための第一歩となることも忘れてはいけません!

また個人での実施となった場合も同様に「異文化理解とは何か」ということを忘れずに与えられた質問に答えられるようにしましょう。志望理由や自らの経験に基づくことから、将来の展望やあなたの持つ異文化コミュニケーションのイメージなど質問内容は多岐に渡るでしょう。それでも、常に基礎として考えるべきはやはり、「異文化理解とは何か」ということです。落ち着いてしっかりと自分の意見を伝えられるよう予め自らの考えをまとめておきましょう!

立教大学対策記事一覧

最後に!

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

最後に、我々 ルークス志塾では立教大学異文化コミュニケーション学部 (CIC) 合格のための志望理由の作成指導2次試験対策指導などをご用意しています。ルークス志塾では、立教大学合格者をはじめ多様な知識経験を持ったシェルパ (講師) が徹底的に志望校合格のためのサポートをさせていただきます。
志望理由書の作成や小論文、面接の対策は一般的な試験対策とは異なり学生さんお一人では難しいこともたくさんあります。無料相談会や体験授業等もご用意していますので是非一度ご相談ください!

また、別途、英検やTOEFL、IELTS 等の試験対策もご用意しています。CIC の自由選抜入試の受験はまだ悩んでいるという方も各種英語試験については持っておいて損はありません。こちらについても是非ご確認ください!

市川創太郎
この記事を書いたひと 市川創太郎

Ichikawa Sotaro

国際教養大学3年。今よりもっとたくさんの学生が勉強をすることの意味、楽しさ、大変さ、その全てを感じられる場所を目指して、2020年6月からLoohcs志塾で活動。講師として学生一人ひとりの一番近くでサポートしながら、Loohcs志塾の魅力をより多くの人に届けるためにマーケティングにも取り組んでいる。

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