【これを読めば全てわかる!】慶應義塾大学法学部(法律学科 / 政治学科)の受験生が知っておくべき基本情報をまとめました!
慶應法学部ってどんな学部?
概要
慶應義塾大学法学部は法律学科と政治学科に分かれており、国際的な視野に立ちつつ新しい社会を創造し未来を先導することができる生徒を育むことを目的としています。
このページでは両学科共通の情報を紹介した後、法律学科と政治学科それぞれの基本情報を紹介します!
<参考>https://www.law.keio.ac.jp/about/#ct01
アクセス
1・2年次は日吉キャンパス(神奈川県横浜市)、3・4年次は三田キャンパス(東京都港区)と、キャンパスが途中で移動します。
・日吉キャンパスは日吉駅から徒歩1分
・三田キャンパスは三田駅から徒歩7分
となっており、駅からのアクセスは良いと言えるでしょう。
<参考>https://www.keio.ac.jp/ja/maps/
男女比
法学部の男女比は3:2となっており、男性の方が多く在籍しています。
<参考>https://www.keio.ac.jp/ja/academics/undergraduate/
慶應法学部法律学科ってどんな学科?
概要
法律学科では社会現象を法的な視点から捉え、柔軟かつ的確な判断のできる法的思考力を修得するために、
1,2年生で憲法、民法、刑法をしっかり学んで基礎固めをし、3,4年生でより広く、深く法律を学べるカリキュラムを採用しています。
<参考>https://www.law.keio.ac.jp/jurisprudential/
研究可能な分野
3・4年次に入ることができるゼミナールでは「憲法、民法、知的財産法、国際私法、刑事法、商法、民事訴訟法、行政法、租税法、社会法、国際法、外国法、法制史」など、幅広い分野を専門的に学べます。また、商法という分野の中でも更に細かい分野へと分かれていたりします。
上記の分野で興味を持ったものがあれば、ぜひ下の<参考>の横に添付したサイトをご覧ください!
<参考>https://www.law.keio.ac.jp/jurisprudential/seminar#ct2021b
卒業後の進路
法律学科を卒業した多くの生徒は就職の道を選んでいます。法律学科卒の就職先と聞くと、法曹や公務員を想像するかもしれませんが、実は多くの卒業生は一般企業に就職しています。
内訳として金融・保険業や情報通信業、製造業などがあります。また、約2割の卒業生は大学院に進学しています。
<参考>https://www.law.keio.ac.jp/career/
慶應法学部政治学科ってどんな学科?
概要
政治学科では現代社会および歴史上の諸問題を政治学的な視点から的確に分析し、創造的かつ総合的に判断する能力の修得するために、1,2年生で政治学の基本を学び、その中で自分の興味の方向をみつけ、3,4年生で自分の専門分野として取り組みます。
<参考>https://www.law.keio.ac.jp/politics/
研究可能な分野
3・4年次に入ることができるゼミナールでは「政治思想、政治・社会、日本政治、地域研究・比較政治・国際政治」など、幅広い分野を専門的に学べます。また、政治思想という分野の中でも、西洋政治思想史や西欧政治思想史など更に細かい分野へと分かれていたりします。
上記の分野で興味を持ったものがあれば、ぜひ下の<参考>の横に添付したサイトをご覧ください!
<参考>https://www.law.keio.ac.jp/politics/seminar#seminar
卒業後の進路
政治学科を卒業した多くの生徒は就職の道を選んでいます。
その多くは一般企業に就職しており、内訳として金融・保険業や情報通信業、製造業などがあります。また、僅かに大学院に進学する人もいます。
<参考>https://www.law.keio.ac.jp/career/
慶應法学部の入試の特徴
法学部の入試方式は一般選抜入試やFIT入試、帰国生・IB入試、留学生入試、指定校推薦入試があります。
一般選抜入試
法学部の一般選抜入試の科目には「小論文」「地歴」(日本史と世界史から選択)「外国語」(英語、フランス語、ドイツ語から選択)があります。
「小論文」の採用により、多くの他大学で採用されている「現代文」や「古文・漢文」がないのが特徴です。
<参考>https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/examinations/general-admissions/
FIT入試
慶應義塾大学法学部のFIT入試とは、「第一志望で慶應義塾大学法学部法律学科・政治学科で勉強したい」学生と、「この学生を教えたい」という法学部教員との良好な相性(FIT)を実現しようとする入試のことです。
出願資格
FIT入試はA方式とB方式に分かれており(併願可)、A方式は誰でも出願可能です。
それに対してB方式は各教科(外国語、数学、国語、地理歴史、公民)及び全体の学習成績の状況(いわゆる評定平均)が4.0以上の人が出願資格を有しています。
<参考>https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/examinations/ao-law/
出願書類
出願するには
- A方式
- 志望理由書(全4ページ)
- 志願者調書(全2ページ)
- 自己推薦書Ⅰ
- 自己推薦書Ⅱ
- B方式
- 志望理由書(A方式と同様)
- 志願者調書(A方式と同様)
- 評価書
が必要です。
両方式とも志望理由書(2000字以内)と志願者調書が必要です。
A方式には自己推薦書Ⅰ、自己推薦書Ⅱがあります。B方式には評価書を提出する必要があります。
選考方法
A,B両方式とも1次試験は出願された書類で合否が決定されます。
ただ、2次試験の形式が異なっており、
A方式では講義理解力試験と口頭試問、B方式では総合考査と面接 が課されます。
- A方式
- 講義理解力試験
- 大学1年生が理解できる講義を実施した後、授業に関連した問が与えられ、回答します。
- 口頭試問
- 与えられたテーマについて、試験官である慶應義塾大学の教員から質疑応答がされます。
- 講義理解力試験
- B方式
- 総合考査
- 「総合考査Ⅰ」と「総合考査Ⅱ」とで分かれており、「総合考査Ⅰ」では与えられた資料について400字程度にまとめ、「総合考査Ⅱ」では与えられたテーマについて400字程度の小論文を書きます。
- 面接
- 出願した書類を元に質疑応答がされます。
- 総合考査
A方式の口頭試問の対策法はこちら!
B方式の面接の対策法はこちら!
下記リンクにはFIT入試のさらに詳しい説明及び提出必須の書類の説明、合格に一歩近づくための情報が記されています!
ぜひ以下のリンクをチェックしてください!
<参考>https://aogijuku.com/juken-guide/skj/keio/law/
帰国生・IB入試
海外の高校出身者や、日本国内で国際バカロレア資格(IB Diploma)を取得した者を、法学部の国際化の視点から受け入れようとする入試制度です。
あわせて法律学科10名、政治学科10名の募集があります。
留学生入試
海外の中学校および高校出身の留学生が対象の入試制度です。
例年、募集要項発表は6月下旬、出願期間は11月頃です。
法律学科10名、政治学科10名の募集があります。
指定校推薦入試
高校に慶應法学部から推薦枠が与えられている場合、指定校推薦入試を利用可能です。
枠の有無、そして条件の詳細はご自身が通っている高校にご確認ください。
倍率
入試方式 | 倍率 | 定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
法律学科 / 一般 | 4.2 | 230 | 1603 | 1441 | 344 |
法律学科 / FIT A方式 | 6.4 | 80 (両方式合計) | 212 | 43 | |
法律学科 / FIT B方式 | 3.2 | ー | 180 | 65 | |
政治学科 / 一般 | 3.7 | 230 | 1359 | 1243 | 336 |
政治学科 / FIT A方式 | 7.5 | 80 (両方式合計) | 269 | 40 | |
政治学科 / FIT B方式 | 3.3 | ー | 166 | 61 |
まとめ
いかがでしたでしょうか!
慶應法学部は受験生に非常に人気の大学学部になっております。
Loohcs志塾ではFIT入試に対して、様々な対策を専門講師が行っており、圧倒的な合格実績を誇っています。詳しくはホームページをご覧ください!