慶應FIT入試A方式/二次試験の模擬講義・論述試験(講義理解力試験)とは?概要から対策法まで解説

慶應法学部FIT入試を受験しようとしている方、
二次試験にある「模擬講義」と「論述試験」について疑問に思ったことはありませんか?

これらは、FIT入試A方式において設置されている試験形式です。

本記事では、この「模擬講義」と「論述試験」について解説しながら、対策方法についてもお伝えしていきます!

本記事を読んで二次試験対策を更に万全なものにしていきましょう!

模擬講義・論述試験とは?

「模擬講義」と「論述試験」は、基本的には「2つで1つの試験内容」と考えてください。

「模擬講義」では、大学一年生レベルの講義を50分間受講します。
そして「論述試験」において、模擬講義に関連する問いを45分間で記述します。

講義の内容は法律学科・政治学科で共通しているため、志望していない学部の基礎知識も習得する必要があります。

※ルークス志塾では、この「模擬講義」と「論述試験」をあわせて「講義理解力試験」と呼称しています。

「模擬講義」と「論述試験」の内容は?

どんな講義をするの?

「模擬講義」では、どのような講義をするのでしょうか。
前述したように、テーマは法律学科・政治学科ともに共通であるため、どちらの分野から出題されても良いように準備をしておく必要があります。

テーマには、その当時話題になっている社会問題がとりあげられる傾向があります。
ニュースなどはよくチェックするようにしましょう。

2022年度の模擬講義では「多様性」がテーマとして扱われました。
多様性の歴史や日米における多様性の違いなどの様々な視点から「多様性」について考える講義が実施されています。

また、その他過去には「自由」「言語政策」「排外主義」などが扱われています。

講義は難しい?

講義と聞くと難しいように感じられますが、果たしてどうなのでしょうか。
実際の講義内容から考えてみましょう。

「多様性」の講義では、実際に下記の要素が扱われました。

  • 『多文化主義』『同化主義』などの政治イデオロギー
  • 『独立宣言』『公民権運動』などの歴史用語
  • SDGsなど社会的なトレンド

それぞれの要素について、みなさんは説明することができますか?

大学一年生レベルの内容といえど、学校の勉強や一般入試の勉強では触れることのない知識も学んでおく必要があります。
そうでない場合、講義内容の理解に苦しむことが多くなってしまうでしょう。

法律学・政治学・社会に関する基礎的な知識は、事前に必ず身に付けておくようにしましょう。
また、知識を身に付けた上で何度も繰り返し問題を解くことも重要です。

どんな問題が出る?

「模擬講義」実施後に「論述試験」があります。
「論述試験」の問いはどのようなものが出題されるのでしょうか。

基本的に、問は1題しかありません。
解答は小論文形式です。

設問の文章も基本的には変わりません。
「講義を踏まえたうえで、あなたの見解を述べよ」という形式です。

そのため「模擬講義」の最中でも、「自分ならどう考えるか」ということを常に念頭に置きながら受講できると良いですね!

「模擬講義」と「論述試験」の評価ポイント&対策法

この試験はなぜ実施されるのか?

評価ポイントを考えるにあたって、なぜ講義理解力試験が実施されるかを考えてみましょう。

FIT入試の募集要項を見てみると、

試験では、法律学ないし政治学の修得に必要な理解力、考察力、表現力などを評価します。

と記述されています。

つまりこの試験では、
「この受験者は講義を理解し、問に解答出来る程の知識・論述力があるのか」
が求められており、教授はここを確かめたいのです。

評価ポイントは?

講義理解力試験では名の通り、講義を理解できているかが重要です。

したがって、解答では「私は講義を理解できていますよ。」を主張するといいでしょう。

そのためには

  • 講義の内容を最初に軽くまとめる
  • 講義者(教授)の主張を押さえておく
  • その主張に関する自分の考えを書く

この3つを押さえておくと評価される解答に近づきます。

どう対策するべき?試験のコツは?

この記事では「試験前の対策」と「試験中のコツ」を紹介します!

試験に向けての対策

前述したとおり、試験では法学・政治学に関する幅広い知識があることが前提とした講義がされます。
書籍を読む、新聞などのニュースから時事問題に触れるなど、日ごろから情報収集を怠らないようにしましょう。

試験中のコツ

講義を聞く際は、メモの取り方がとても大事になってきます。

なぜなら「取ったメモ + 頭の中に残っている講義内容」を基に「論述試験」の問に答えていくからです。

なので以下のような自己流のメモの取り方を事前に確立しておきましょう!

  • 講義者の主張は波線を引く
  • 講義者が繰り返したところワード、フレーズは二重線を引く
  • 引用文は「」で収める

上記はあくまで一例なので、自分にあったやり方を模索してみてくださいね。

また、講義者は重要な箇所をゆっくり読んだり繰り返し読んだりする傾向があります。
そのような箇所は、特に耳を澄まして聞き逃さないようにしましょう。

まとめ

「模擬講義」と「論述試験」について解説してきましたが、いかがでしょうか。

正直に話すと、上記の試験を独学で対策するのは至難の業です。
特に「模擬講義」を再現するのは困難であり、練習の機会はそうそうありません。

しかし、ルークス志塾ではこうした「対策の難しい二次試験」も、完全再現しています。
過去のルークス志塾卒業生データベースを活用しているため、過去問の再現から今年度の予想問題まで幅広く対策していただくことができます。

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