横浜国立大学のAO入試まとめ
横浜国立大学は神奈川県唯一の国立大学であり、横浜駅からも通える好立地にあることから神奈川県内だけでなく、県外の高校生からも人気が集まっています。
平成29年入試よりAO入試の枠を拡大。平成30年のAO入試も引き続き全学部合計100名を超える募集となっています。
【入試方式別】募集人員・倍率比較表(文系・理系・文理融合系学部)
学部 | 入試名称 | 募集人数 | 倍率 | 志願者数 | 合格者数 |
教育学部 | 総合型選抜 | 30 | 5.4 | 152 | 28 |
経済学部 | 総合型選抜 | 15 | 7.0 | 8 | 1 |
経営学部 | 総合型選抜 | 15 | 13.0 | 44 | 3 |
理工学部 | 総合型選抜 | 18 | 2.6 | 36 | 14 |
都市科学部 | 総合型選抜 | 37 | 4.6 | 102 | 43 |
出願条件の学部別早見表
学部 | 出願条件 |
教育学部 | 小学校教員になろうとする強い意欲を有する者 |
経済学部 | ・下記いずれかの外部英語試験において、出願期間内に成績証明書等を提出できるもの - 実用英語技能検定 - TOEFL iBT - TOEIC L&R - IELTS(Academic Module) |
経営学部 | ・下記いずれかの外部英語試験において、出願期間内に成績証明書等を提出できるもの - 実用英語技能検定 - TOEFL iBT - TOEIC L&R - IELTS(Academic Module) |
理工学部 | 特になし |
都市科学部 | ・建築学科、都市基盤学科へ出願する場合は、下記の科目をすべて履修もしくは履修見込みであること - 数学I - 数学Ⅱ - 数学Ⅲ - 数学A - 数学B - 数学C(※旧教育過程履修者のみ必須) |
出願書類の学部別早見表
学部 | 出願書類 |
教育学部 | ・入学願書 ・調査書 ・自己推薦書 ・課題レポート |
経済学部 | ・入学願書 ・調査書 ・外部英語試験の成績証明書 ・自己推薦書 |
経営学部 | ・入学願書 ・調査書 ・外部英語試験の成績証明書 ・自己推薦書 |
理工学部 | ・志願票 ・調査書 ・自己推薦書 |
都市科学部 | ・志願票 ・調査書 ・自己推薦書(建築学科、都市基盤学科、環境リスク共生学科のみ) ・特色活動説明書(都市社会共生学科のみ) ・学習計画書(都市社会共生学科のみ) ・履修見込証明書(建築学科、都市基盤学科志願者のみ) |
二次試験の学部別早見表
学部 | 二次試験 | 補足 |
教育学部 | 面接・プレゼンテーション(動画での提出) | 二次試験前に小論文課題の提出あり(出願書類発送後、課題発表・郵送にて返送) |
経済学部 | 面接試験 | 一次試験は英語のスコアのみで選抜(よりスコアの高い者が優先、出願者30名以上の場合) |
経営学部 | 面接試験 | 一次試験は英語のスコアのみで選抜(よりスコアの高い者が優先、出願者が募集人員の3倍の場合) |
理工学部 | 面接試験 | ー |
都市科学部 | ・都市社会共生学科:文章実技、面接試験 ・建築学科:面接試験 ・都市基盤学科:面接試験 ・環境リスク共生学科:総合考査(研究材料・資料・データを調べ結果をまとめて発表する実習) |
建築学科のみ二次試験の前に実技試験あり |
Loohcs志塾の考察
併願におすすめの大学
横浜国立大学のAO・推薦入試では、二次試験合格後も大学入学共通テストによる選抜があります。そのため、国立大学一般受験とAO・推薦入試の両立を考えている方におすすめの大学です。
最近の横浜国立大学の入試トレンド
横国大のAO入試では、志望する学部・学科についての専門知識を得ることが必要となります。
自己推薦書のテーマに度々出てくる「熱意」という言葉がキーワードです。
専門知識に加え、自分がどれだけ「横国大のその学部で」学びたいかという熱意を書き起こし、面接で語れるようにする必要があります。
そして受験生に待ち受ける最後の関門が大学入学共通テスト。
学部ごとに科目・合格ラインは違うものの、教育学部は5教科7科目570/900点(63.3%)が大学から公表されている合格ラインとなっています。該当科目で基礎的な知識を身に着け、大学入学共通テストで点数を取れる学生が合格します。
平成29年度入試では2次試験合格者合計127人、最終合格者77人という結果。大学入学共通テスト(※当時はセンター試験)で50人(約40%)が脱落しており、大学入学共通テスト対策を怠ると最後の最後で合格を逃すということになってしまうと言えるでしょう。
合格事例紹介
2012年の創業以来、難関大学を中心に一貫して高い合格実績を誇ります。そうして卒業した塾生・合格者のネットワークが、高校生たちの大学受験を支えるコミュニティとなっており、AO義塾の指導の品質につながっています。
