津田塾大学のAO入試まとめ
津田塾大学のAO入試は、「総合選抜型」という一般的なAO入試と、公募の学校推薦型、英語に特化した学生を集める特別入試の3パターンがあります。特に、特別入試は、帰国生、在日外国人学校出身者、留学生のそれぞれを対象にした形式をとっていて充実しています。
それぞれの学部、学科で採用している入試形態が違うので、チェックが必要です。
【入試方式別】募集人員・倍率比較表
文系学科
学部 | 入試名称 | 募集人数 | 倍率 | 志願者数 | 合格者数 |
学芸学部英語英文科 | 学部総合選抜型 | 若干名 | 2.2 | 15 | 7 |
推薦(公募制) | 10名 | 2.2 | 15 | 7 | |
特別入試(帰国生対象) | 若干名 | 1.6 | 8 | 5 | |
特別入試(在日外国人学校出身者対象) | 若干名 | 1.5 | 3 | 2 | |
特別入試(留学生対象) | 若干名 | _ | 1 | 0 | |
学芸学部国際関係学科 | 総合選抜型 | 15名 | 2.4 | 50 | 21 |
特別入試(帰国生対象) | 5(特別入試合計で) |
2.8 | 11 | 4 | |
特別入試(在日外国人学校出身者対象) | 5(特別入試合計で) | _ | 0 | 0 | |
特別入試(留学生対象) | 5(特別入試合計で) | 1.7 | 5 | 3 | |
学芸学部多文化・国際協力学科 | 推薦(公募型) | 5名 | 2.2 | 26 | 12 |
総合政策学部総合政策学科 | 総合選抜型 | 20名 | 2.3 | 69 | 30 |
特別入試(帰国生対象) | 5(特別入試合計で) | 5.5 | 22 | 4 | |
特別入試(在日外国人学校出身者対象) | 5(特別入試合計で) | 1.0 | 1 | 1 | |
特別入試(留学生対象) | 5(特別入試合計で) | 3.0 | 3 | 1 |
理系学科
学部 | 入試名称 | 募集人数 |
倍 率 |
志 願 者 数 |
合 格 者 数 |
学芸学部数学科 | 推薦(公募型) | 5名 | 1.5 | 18 | 12 |
特別入試(帰国生対象) | 若干名 | 1.0 | 2 | 2 | |
特別入試(在日外国人学校出身者対象) | 若干名 | _ | 0 | 0 | |
特別入試(留学生対象) | 若干名 | _ | 0 | 0 | |
学芸学部情報科学科 | 総合選抜型 | 若干名 | 1.0 | 9 | 9 |
推薦(公募型) | 5名 | 1.6 | 8 | 5 | |
特別入試(帰国生対象) | 若干名 | _ | 1 | 0 | |
特別入試(在日外国人学校出身者対象) | 若干名 | _ | 0 | 0 | |
特別入試(留学生対象) | 若干名 | _ | 2 | 0 |
出願条件の学部別早見表
入試形式 | 出願条件 | 備考 |
総合選抜型 | 津田塾大学が第一志望であること | |
推薦(公募型) | 津田塾大学が第一志望であること | |
特別入試(帰国生) | 中高を通じ2年以上外国で教育を受けていること | |
特別入試(在日外国人学校出身者) | 日本における外国人向け教育の12年の家庭を終了(見込み) | |
特別入試(留学生) | 1日本語能力試験N2 2日本留学試験の「日本語」および「総合科目」※理系学科は「数学(コース2)」※総合政策学部は「総合科目」 のいずれかを受験 |
2021年度に限り、受験できなかった場合は、担当日本語教員などからの推薦状で代用可 |
出願書類の学部別早見表
学部 | 出願書類 | 補足 |
総合選抜型 | ・志願票 ・志望理由書(1200字) ・英語の能力を証明する書類 (・高度な資格や技能を示す書類) |
・国際関係学科は「世界」の問題を論じる課題を提出 ・情報科学科は自分なりに研究テーマを定めて研究作品を提出 ・総合政策学部は現代社会が抱える諸問題についての小論文を提出 |
推薦(公募制) | ・志願票 ・推薦書 ・調査書 ・志望理由書(1200字) ・英語の能力を証明する書類 |
・数学科と情報科学科は送付された「数学」の問題2題の解答も提出 |
特別入試 | ・志願票 ・成績を示す書類 ・推薦書 ・英語の能力を証明する書類 ・志望理由書 |
・留学生は、日本語能力試験または日本留学試験に関する書類 ・総合政策学部は、現代社会が抱える諸問題に関する小論文 |
※英語の能力を証明する書類として使える資格
・TOEFL・TOEIC・IELTS(Academic、Module)・GTEC(CBT)・TEAP・英検(2018年4月1日以降)
二次試験の学部別早見表
学部 | 二次試験 | 補足 |
学芸学部英語英文学科 | 総合選抜型:英語によるスピーチ及び面接 推薦:英語による質疑応答を含む面接 特別:英文を読み日本語と英語で小論文(100分)、面接(小論文についての質疑応答を含む) 特別(留学生):日本語の小論文、面接 |
オンラインで |
国政関係学科 | 総合選抜型:国際関係学を学ぶ上で必要な知識、思考力、表現力。志望理由、将来について問う。 特別:志望理由や日本語能力を問う面接 |
オンラインで |
多文化・国際協力学科 | 推薦:知識と日本語力を問う面接 特別: 志望理由や日本語能力を問う面接 |
オンラインで |
数学科 | 推薦:提出された解答や高校までの数学の理解を問う 特別:課題を踏まえた口頭試問 |
オンラインで |
情報科学科 | 総合選抜型:研究したテーマについて15分のプレゼン、30分の質疑応答 推薦:提出された解答や高校までの数学の理解を問う面接 特別:課題を踏まえた口頭試問 |
オンラインで |
総合政策学部 | 総合選抜型:小論文の内容および志望理由、将来などについて面接 | オンラインで |
Loohcs志塾の考察
併願におすすめの大学
津田塾大学の多学部、学科を併願することは厳しいです。
他の大学では評定平均の条件がありますが、日本女子大学には類似した総合選抜型の入試があり、お勧めです。津田塾大学と似た学部がある大学としては、学習院大学国際社会学科もAO入試を採用していています。
最近の津田塾大学の入試トレンド
津田塾大学は、 『深い知性と豊かな人間性を兼ね備え、自立して社会に貢献できる「オールラウンドな女性」の育成を目指しています。創立以来、幅広く確かな教養に裏打ちされた知見と実践力をもって、リーダーシップを発揮できる女性を輩出してきました。本学では、このような建学の理念に共感し、世界のさまざまな問題に関心をもち、主体的に学ぼうとするバイタリティ溢れる学生を求めています。』というアドミッションポリシーを掲げています。
上記の文章からもあるように、知性に基づいていることを重視していて、面接で志望分野の基礎知識を問うなど、一定程度の知識を持ち合わせているかを確認されます。事前の準備では、志望分野について念入りに下調べや研究をしていくことが必要だと思います。
合格事例紹介
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