【塾が語る塾の話】塾と予備校の違い
はじめに
皆様、お疲れ様です。ルークス志塾11期シェルパの臼田です。このページでは【塾が語る塾の話】というテーマで、塾・予備校に関するあれやこれやを塾側の立場から解説、紹介していきます。今回は塾と予備校の違いについて解説していきます。一見するとほぼ同じような意味に感じますが実は対象年齢、指導方法などの点で異なる意味で用いられています。それにより人それぞれ向き不向きも異なるので、塾に入るべきなのか予備校に入るべきなのかを検討する参考にしていただければ幸いです。
塾と予備校の違い
ここからは実際に塾と予備校の違いと、両者のメリット・デメリットを解説していきます。
まず、前提知識として授業と講義の違いについて解説していきたいと思います。両者とも先生が生徒に勉強を教えるという点に関しては同じですが、進め方や指導内容については違いがあります。授業形式では先生が生徒に質問したり、逆に生徒からの質問に答えたりすることで相互的かつ共創的な指導を行っています。逆に講義形式では指導が講師側から一方的に行われ、講義中に質問したりすることはできませんが、主に予備校で実施されている指導形態なので講師の質は一級品であるといったメリットもあります。
塾の特徴
一般に塾と呼ばれるものの特徴として以下のものが挙げられます。
- 主な対象者は小学生~高校生。
- 学校の定期テスト対策や授業内容の予習・復習をメインに行っている。
- 指導形態は授業形式。生徒一人一人にコミットできる体制を整えている。
- 生徒個人のレベルに合わせて基礎から学ぶことができる。
以上の要素から、塾では自分のレベルに合わせた学習速度で成績を上げることに特化してます。授業時間後などの時間を活用し志望校決定や関係性を深めることで個人へのコミット度を高めることができます。学校テストの点数や評定を上げたい生徒(主に高1,2年生)に強くお勧めします。
主な大手の塾:河合塾、明光義塾、スクールIEなど
予備校の特徴
続いて予備校の特徴を挙げていきます。
- 主な対象者は大学合格を目指す高校生と浪人生。
- 大学受験の対策に重点を置いている。
- 指導形態は講義形式。レベルの高い講師による指導を受けることができる。
- 基礎が備わっていることを前提に発展的な内容を学ぶことができる。
以上の要素から、予備校では大学受験に合格することに主眼を置き、受験のプロであるベテランの講師陣から勉強はもちろん、入試を突破するためのコツやノウハウも教わることができます。基本的に入試間近の高校3年生や浪人生は予備校で受験の対策を行っていきます。大学受験の対策には塾よりも予備校の方が効果的といえるでしょう。
主な大手の予備校:代々木ゼミナール、東進ハイスクール、駿台など
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回は塾と予備校の違いを紹介していきました。先述したように、学年や必要な情報などの違いから人によって塾に通うべきか予備校に通うべきかが異なってくることがわかっていただけたかと思います。自分にあった塾・予備校を探し、自身の学びやコミュニティ形成に活かしていく参考になっていれば幸いです。ルークス志塾では推薦入試合格に必要な書類や面接、小論文などの対策を高校1~3年生、浪人生を対象に行っております。推薦入試に興味がある方はぜひ下記のフォームから無料相談・無料体験にお申し込みください!