【賛否両論】先輩の書類をパクったりコピペしたりしていいの?総合型選抜入試のプロ講師が解説します

総合型選抜入試やAO推薦入試を対策する際、「先輩の書類をコピペしたりして良いの?」と気になった瞬間はありませんか?今回は池袋キャンプ長が、出願書類に記述する内容に関して徹底解説します。

先輩の書類をパクったりコピペしたりするのは「ナシ」

初めに断言しておきますが、先輩の書類をパクったりコピペしたりするのは厳禁です。多くの入試では募集要項に「出願者の創意工夫により」などの記述があり、あなた自身の言葉や思考での執筆が求められています。また大学がどこまでを不正行為と判断するかに依りますが、入試における不正が発覚した際には「合格の取り消し」や「母校(高校)への悪影響」が考えられます。

そもそもアカデミックの世界におけるコピペは「厳禁」であり、大学入試はアカデミックの世界への入口です。ふさわしい人物を選考することが入試の目的ですので明らかな不正行為は辞めましょう

パクりはダメでも模倣はあり?変換や参考にするのは?

この記事を読まれている方が最も気になっているパートの1つは、「どこまでなら許容されるのか」といった点ではないでしょうか。例えば先輩の書類が「書き出しにインパクトのある一文を入れる」形式を取っていたとして、その形式を参考にするのはアリでしょうか?

線引きの結論として筆者は、「複製はナシ、翻案はアリ」と考えています。出願書類は著作権で保護されるものではありませんが、性質としては著作物ですので著作権法を参照すると、1つの線引きが出来るのではないかと考えています。翻案とは「既存の事柄の趣旨を生かして作りかえること」とされ、著作権法の中では新たな創作的表現が認められる場合は翻案とされる判例が多い様です。また内面的な形式を参照する際も翻案とされる様です。

言い換えれば「パクりはナシだけど、参考にしたり何かとかけ合わせたりするのはアリ」と言ったところでしょうか。法の世界でも判断は難しい領域ですので一概に基準を設けられるわけではありませんが、先輩の書類からは「学ぶ」というスタンスで、かつあなたの創意工夫が求められることを認識しておくと良いでしょう。

またよくある表現であったり慣用句はこれには該当しませんので、先輩の書類に限らず常に「良い文章」に触れることで、自らの語彙力を高めることは効果的です。

「引用」や主語の明確化を意識しよう

入試に依りますが、参考文献等の記述欄がないフォーマットの出願書類は相当数あります。そのため論文などで用いられる様な、厳密な引用は求められていないケースの方が多いと考えられますが、書類の中で何を参照したのかは、読み手にわかる様に示すと丁寧です。

また文中には多様な主張や思想が登場するかと思いますが、その際は主語を明確にすることで、「パクり」ではないことを示すことにもなります。

例:
「NPO法人xxのyyさんのzzによると、現代福祉においては地域コミュニティが問題解決における重要なファクターとなるそうだ。」

など、主述関係を明確にすると、読み手に親切でしょう。

知らずに同じ形になってしまった際は問題なし

これは著作権法でも同様ですが、先の著作物の内容を知らずに、結果として形が似てしまった際は問題ありません。こうした特性は「依拠性」と呼ばれ、著作物の線引きの難しさの1つです。

結局総合型選抜(AO入試)・推薦入試で合格を掴み取るには、出願者自身の「本質的な成長」と「大学とのマッチング」が欠かせない

恐らくこの記事を読まれている方々はどこかで、「他の受験生と比較して劣っている点」や「合格に関する不安」から、この記事にたどり着いているのだと思います。ここまでパクりがアリかナシかの議論をしてきましたが、端的に申し上げると合格の本質はそこにはありません。長く総合型選抜の指導をしていますが、結局あなたの合格率を最大限高めるために必要なのは「成長」と「大学とのマッチング」だと言わざるを得ません。

敢えて「大学とのマッチング」の話をしたのは、あなたは他の受験生と比較して劣っている/合格率が低いと感じていても、あなたの経験や取り組み次第では、合格率が高い大学学部も多くあるのが事実です。私の指導歴の中でも、対策期間が短くかつ目覚ましい実績がない中でも、昔親族の間で生じた法的トラブルを題材にして慶應法学部に合格した受験生もおりました。ルークス志塾では、直前に入塾して合格される方も大勢いらっしゃいますが、その背景には短期集中での対策はもちろん、講師との綿密なコミュニケーションによってあなたに即した戦略を立てている点にあると思います。ただそれには入試傾向の分析が不可欠です。ルークス志塾では圧倒的合格実績に基づく入試傾向分析で、全ての受験生にマッチする大学学部をご提案しています。

出願書類に虚偽の内容を記述するか否かで迷っているのであれば、まずは一度ルークス志塾で相談をしてみませんか?

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合格者の事例を参考に、合格を掴み取ろう

最後にまとめると、先輩の書類の扱いについて筆者は翻案ならアリだと考えています。言い換えれば「自らの成長に必要なことは学び、吸収する」ことはアリだと考えています。人は多くの人と関係を築き、様々な考えや視点に触れながら自らを成長させていく生物です。ルークス志塾では講師に限らず、同志と共に学ぶ学舎を重視しています。合格者の事例や講師、周囲の友達と学び合いながら合格を目指しませんか?

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