【徹底解説】総合型選抜(旧AO入試)の書類審査のすべて

質問する生徒

はじめに

初めまして。ルークス志塾でシェルパ(当塾での講師)をしている松崎です!

早速ですが、皆さんは書類審査という言葉を聞いたことがありますか?
簡単に言うと、出願した書類が大学の教授から審査されるということです。

書式に則ってきちんと提出するのは当たり前ですが、「書類のクオリティ」においては体裁ではなく中身が重要です。

この記事では、一次試験を突破できる書類を作成できるようにするための具体的なポイントについてひとつずつ説明していきます。 書類審査のポイントをまずは一通り押さえていきましょう。

書類審査は適性を測るための試験

上記でも軽く触れましたが、一般入試以外の入試に出願する際には、事前に書類の提出が求められます。これらの書類で大学側は、受験生の人柄や志望理由を知り、受験生が学部での学びに適しているかを判断しているのです。

志望理由書が有名だと思いますが、1次審査ではそれ以外にも、様々な種類の書類を提出することになります。例えば調査書・自己PR・学習計画書・自由記述などです。

これから、それぞれの特徴やポイントを見ていきたいと思います。

志望理由書は、ただ思いを綴るだけではない!

志望理由書では、あなたがなぜその大学に行きたいのか、その大学に行って何を学び、どんな風に大学や社会に貢献していきたいのかを書く必要があります。

一方的に大学への想いを連ねれば良いわけではありません。大学の教授はどれだけ大学に来たいかだけでなく、「自分の大学に合っている人材か」も判断したいと考えています。そのため、大学がどんな学生を求めているのか、何を学べるのか、自分の志とどう繋がっているのか、など大学のことを深く知った上で書いていくことが大切です。

以下は志望理由書の書き方のポイントとなりますが、構成や書き方のポイントがわかる方は読み飛ばしていただいて構いません。

志望理由書の構成

志望理由書は、基本的に5段落で構成されます。

①志:自分が達成したい志を簡潔に具体的に書きましょう。

②きっかけ:あなたが志を抱いたきっかけをストーリー立てて具体的に書きましょう。

③問題分析:志を実現するにあたって存在する問題を客観的に示しましょう。

④問題解決:問題を総合的にみて、あなたがどう解決していくかを提案・宣言します。

⑤大学での学び:④を実行するために、大学での学びが必要であることを訴えましょう。

志望理由書を作る上で抑えておきたいポイント

大学がどんな人物を求めているのか理解する

ただ自分の強みをアピールをしたところで合格にはなりません。大学側がどんな人物を求めているのかを把握し、それを意識して自分の強みを示していく必要があります。大学のアドミッションポリシーを読み解いて、志望理由書で自分がそういう人物であるということをアピールしていきましょう。

・その志の実現はあなたでないといけないのかを説明する

「あなた」がその志(課題)に取り組む必要があるということを大学側にアピールしなければなりません。それを訴える根拠となることは「当事者意識」と「問題解決能力」を持っていることが挙げられます。「当事者意識」を示すには、2のきっかけの部分を具体的に描くことが大切です。例えばただ、「誰もが感じる孤独を、コミュニティーを作ることで解決したい」という風に書くところを、「中学生の時に留学先で孤独を強く感じた経験がある。~こういう風に辛かった。だから、日本の孤独問題に取り組みたい」と書いてみるとどうでしょうか?志への思いの強さに説得力が生まれますよね。
「問題解決能力」としては、自分の活動実績などで示しましょう。

自己PRは、自分の魅力を最大限に伝える

自己PRは、自分の経験してきたことや人柄、能力などの、「自分の強み」を大学に伝える書類です。全般的に活動実績や資格、学校の成績などの客観的な根拠を示しながらのアピールが求められます。志望理由書で書ききれなかったこともアピールしていきましょう。

自己PRを書く上でのポイントは3つです。

・大学から求められる人物像を理解する。
・自分の過去を振り返って実績を洗い出し、その中で自分の強みを見つける
・客観的事実を入れて説得力のある文章でPRする

学習計画書は、大学卒業後の将来まで見据えて具体的に

学習計画書とは、大学入学後に何を学び、どんなことを実行していきたいのかを伝える書類です。

学習計画書を書く上では、目先の学習計画から練るのではなく、将来設計をして、そのキャリアに必要な学びを考えていくスタンスが重要です。ただ大学で受講したい講義を羅列するだけだと「ホームページの内容を写しただけではないか」という疑念が生まれてきてしまいます。一貫性を持った将来設計をして、志を実現するために必要な学びを得たいことをアピールしましょう。

また、実際の講義の内容や、研究分野についてよく調べた上でミスマッチがないようによく注意してください。シラバスなどが公開されている場合もあるので、情報は十分に集めましょう。

活動報告書は、自分の成長を書こう

この書類では、課外活動を通しての自身の成長過程を書きます。
例えば、部活動で役職を担当していたのであれば、部活動の運営でどんな問題が発生し、どのように対応することで解決に導いたのか、その経験から何を学んだのか、というような内容を書くことが求められます。この書類から大学側は、受験生の積極性や問題解決能力、物事を客観視できる力の有無を見ようとしています。

あなたの魅力が伝わる自由記述の作り方

自由記述とは、志望理由や学習計画、自己アピールなどを自由に表現する書類です。

自由記述で記載すべきことは、ビジョン・自分の歩んできた道・志望理由・自己アピール全てです。文字だけではなく、写真やイラストなどといった視覚情報を通して、自分の想いを伝えていきましょう。

例えば、志の実現の障壁となっている問題構造を図で示したり、今までの課外活動を写真とともに説明したり、などが可能です。

多くの受験生は、自由記述のデザインに注力しがちです。一番大切なのは「何を」語るのかであることを忘れないようにしましょう。

調査書は高校に作成してもらう

この書類は、一般入試の出願時にも提出が求められます。受験生が作成するものではなく、高校の事務室等で申し込んで受け取る書類となります。
よって、詳細は高校に問い合わせることをオススメします。また、受験生が直接内容に対して対策をとれるものではありません。学校の成績や部活動や委員会活動、その他の活動や課題提出などを元に書かれるものです。内容を充実させるためには普段の行動を意識しましょう。

~番外編~動画プレゼンテーション

ここでは、動画プレゼンのポイントを解説しますので志望校に動画プレゼンがない方は読み飛ばしていただいて構いません。

慶應義塾大学SFCの総合選抜型(AO入試)では2020年度から、1次選考で「3分間のプレゼンテーションビデオ」の提出が義務付けられました。

その場で教授に対してプレゼンするのではなく、動画にプレゼンテーションの様子を収め大学に提出するといっても、基本はプレゼンテーションと変わりません。目の前には教授はいませんが、カメラの向こうに語りかけるつもりで話しましょう

ただ、動画と言う特性を活かして、字幕やエフェクトをつけるなどの工夫ができます。より自分の伝えたいことが強調されるように意識してください。

書類対策は合格者の書類を見て、大学の傾向を掴もう!

以上が総合型選抜で課される書類審査についてでした。それぞれ書く内容が似てしまうかもしれませんが、書類の趣旨を考えることで適切な構成にたどり着けると思います。

さらに、合格できる書類にするためには「大学の傾向に合わせて作成していく必要があります」。例えば、書類の形式、求められる内容の方向性は、大学ごとに異なります。
そこで、大学の傾向を知るためには過去の合格者の書類などを見て分析する必要があります。

ルークス志塾では、過去の合格者データや最新の入試分析をもとに、推薦入試で難関大学に合格した講師陣が真摯にサポートさせていただきます。傾向を把握した上で、丁寧に対策をとることができます。総合型選抜に興味がある方、個人での書類作成に不安がある方、ぜひ一度、無料相談会にいらしてください!

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松崎文哉
この記事を書いたひと 松崎文哉

Matsuzaki Fumiya

上智大学法学部法律学科3年。公募制推薦入試で入学。大学では体育会水泳部水球部門に所属。高校での留学経験から、言語を問わずに受験生を大学に合格させるお手伝いを、塾生への指導やWEBでの発信を通じて行っている。

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