【賛否両論】AO推薦、総合型選抜入試目的でやるフィールドワークってアリ?総合型選抜入試のプロ講師が解説します

総合型選抜入試やAO推薦入試で求められるとされるフィールドワークや課外活動。これらに取り組む際、「受験合格目的でやる活動ってアリなの?」と気になった瞬間はありませんか?今回は池袋キャンプ長が、フィールドワークに関して徹底解説します。

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そもそもフィールドワークや課外活動って?

ルークス志塾では、学習指導要領の範囲外の諸活動を総称して課外活動や探究活動と呼んでいます。そしてその中でもフィールドワークとは、自身の志望理由書のテーマを深掘りする際に、そのテーマに即した場所に実際に訪れたり、関係者にインタビューなどを行ったりする行為を指しています。
そしてこうした課外活動には、人によって行う目的が異なります。フィールドワークで言えば、自身の関心を深掘りすることを目的とし、また校外のイベントに参加する際は自身の興味分野や視野を広げることが目的となる場合もあるでしょう。

ルークス志塾がなぜこうした課外活動が重要だと考えているかは、こちらの記事をご参照ください。

AO推薦、総合型選抜入試目的で始めるフィールドワークは「アリ」

筆者は諸活動に取り組む入口が大学受験でも問題ないと考えています。例えば自身の興味分野や視野を広げることを目的とする場合、それで結果的に志望する大学学部や将来について考えるきっかけになるのであれば、非常に良い機会なのではないでしょうか。「学校で開かれた講演会で関心を抱いた」「親の転勤で海外に行った際に関心を抱いた」など、受験生が特定の社会的テーマに関心を抱くには何かしらのきっかけがあると思いますが、それが諸課外活動であるという話です。受験目的では良くないという論調もあるかと思いますが、筆者としてはただでさえ閉鎖的とされる日本の学校教育において、如何に社会に対して関心を抱けば良いのかと疑問に感じます

また既に自身の関心あるテーマに関して、フィールドワークとして深掘りをすることも、テーマに対する理解と愛を深める上で素晴らしい探究学習の1つだと考えております。更に、諸活動の中でソーシャルキャピタルが形成されれば、大学入学後やその先の学びも豊かになると言えます。

試験の際には、研究テーマや社会問題に対する情熱が必要

ただ注意すべき点は、「入口は受験目的でも良い」という点です。あくまで大学は特別入試を通して、社会を先導する気概を持つ人物であったり、社会で活躍する意気込みのある人物を取ることを目的としており、それを見極める為の入試を展開しています。他の方のweb記事でも「大学受験目的の活動は教授に見透かされる」と言った話が見受けられますが、筆者の過去の指導歴でもあながち間違いではないと感じます。現に慶應SFCの総合型選抜(AO入試)では以下の文言が募集要項に記載されています。

アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試(総合型選抜(AO入試))(総合型選抜)が求める人物像について
総合政策学部と環境情報学部の 総合型選抜(AO入試)では、大学入学以前に人生を賭けて挑むに値する目標を発見し、それに向けて努力を積み重ね、すでに実績がある人を求めています。いわゆる一芸入試ではありません。大学の部活動で活躍してもらうためだけのスポーツ推薦でもありません。アイディアコンテストでもありません。自分自身の魅力が伝わるよう、自らの言葉、画像、動画等で自己アピールをしてください。また、総合型選抜(AO入試)のための特別な対策は求めていません、みなさんの大切な個性を表現してください。学部の理念や教育内容を良く理解したうえで、総合政策学部・環境情報学部への入学を強く志し、より高いレベルでの自己実現を図ろうとする情熱と明確な志望を持った受験生の出願を期待しています。

慶應SFC総合型選抜(AO入試)募集要項より引用

特に「大学入学以前に人生を賭けて挑むに値する目標を発見し」「総合型選抜(AO入試)のための特別な対策は求めていません」という2点からあなた自身のテーマに対する好奇心や熱量に従った取り組みが求められていると読み取れます。
こうした部分からも、入口は受験目的でも構いませんが、試験の際には自身のテーマに対する情熱がある方が望ましいと言えます。「総合型選抜ではボランティアをしていると合格する!」「活動実績が足りないので課外活動に取り組む!」など、かさ増しのスタンスでいることは推奨出来ません

他者に迷惑をかけないは絶対条件

活動に取り組む際の注意点として、他者に配慮することが大前提です。報告、連絡、相談なく投げ出してしまうことや、他人に無理を強いるなど、人間や組織の関係性の中での常識は守りましょう。またフィールドワークの際も、引き受けてくれる相手の方もお忙しい中で時間を割いてくれています。貴重な頂戴したという意識を忘れず、真摯に活動に励みましょう。

結局私にはどんなフィールドワークや課外活動が必要?

受験生の好奇心と大学とを繋ぐのがルークス志塾が営む事業の1つです。そしてその課程でルークス志塾では活動が重要だと感じています。ただ他の方のweb記事を拝見すると「福祉系の学部志望は福祉のボランティアをしましょう」など、かさ増しを煽る様なアドバイスが散見されます。取り組みの中で偶発的な出会いがあるかもわかりませんのでやるに越したことはないですが、総合型選抜入試の志望理由書に必要な課外活動やフィールドワークは「知のフロンティアの所在を見つけ」「その解決へ向けて事を為すこと」と断言出来ます。そして受験生個々人で志望先やテーマも異なることから、個別具体的な戦略が不可欠です。ルークス志塾の通常授業では、あなた個人にどの様なフィールドワークが最適かを、共に作戦会議をしながら戦略を立てることを目的としています。そうした背景が、高い合格実績の根底にあると筆者は考えています。

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