【プロ講師が解説!】私立大学入試における小論文導入の狙いとは?背景やポイントを解説します

はじめに

こんにちは。ルークス志塾シェルパ(講師)の小松麻里です。

最近、私立大学の入試では、小論文を用いた形態が多く見られるようになりました。
大学入学共通テストでも記述式問題が導入されましたよね!

実際に、国公立・私立を問わず、入試で小論文を課す大学は8割を越え、更に増加傾向にあると言われています。さらに、早稲田大学の新思考入試や上智大学の一般選抜 学部学科試験・共通テスト併用型学部学科試験のように、大学入学共通テストと志望理由書、小論文の点数で選考を行う入試形態も増えています。

大学入試において「小論文を極めること」がより多くの合格のチャンスをものにするカギになっているのです。

本記事では、そんな小論文の導入理由等を解説していきたいと思います。

集合写真

小論文導入の背景は入試改革

高大接続改革で学力の3要素を重視

「2011年に小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就く」と言われていることをご存知でしょうか?

グローバル化の進展や人工知能技術をはじめとする技術革新が進む現代、今までの教育方針では時代の流れに追いつけない!と危惧した文部科学省は、新たに「学力の三要素」を設定しました。

学力の3要素とは、
1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度のことを指します。

この要素の設定に伴い、大学入試においても、受験生が高校教育でどれだけ上記の力を身につけ、大学教育で更なる伸長が望めるかどうかが重要な判断基準になったのです。

小論文は総合的な評価ができる

学力の3要素を図るのになぜ小論文が望ましいのでしょうか?

小論文の試験には、「表現力」はもちろんのこと、「知識」「判断力」「主体性」などのポイントがつまっているのです。

①知識を主体性につけているか

小論文は前提知識が不足していると書けません。

例えば、法学部や経済学部では、政治経済の知識が必要とされます。高校の授業で教わる範囲に留まらず、興味のある分野について日ごろからどれだけ主体的に学べているかが重要になります。

②問題に対する判断力も必要

加えて、質問文が何を聞きたいことを見極める判断力も問われます。課題文はともかく、質問に答えるくらいはできるよ!と思うかもしれませんが、小論文になると途端に、自分の言いたいことを詰め込みすぎて、出題者の問いに答えられなくなる学生がとても多いです。「あなたはどの国が好きですか?」という質問に対して、「チーズをよく食べます。中でもパルミジャーノレッジャーノが熟成期間が長くて芳醇で濃厚で美味しいです。そういえば、イタリアが有名ですよね。」と答えると言った具合です。

小論文をうまく書くコツは伝えること

最も大切なポイントとは簡潔さ

まず、もっとも大事なことは、いかに問題に対してダイレクトに答えを書けているかです。「答えは問題文に全て書いてある」のです。
先ほども述べたように、これができていない学生が多く、採点時に、一文目でゼロ点をつけることも少なくありません。

求められている答えを、正しい答え方で述べるには、繰り返しの対策が必要です。

筆者も実際に、慶應義塾大学法学部の試験で

・講義理解力試験(教授の講義を要約し、意見述べる)
・論理的思考力が問われる総合考査1(400字、グラフとかの読み取り、自治問題)
・総合考査2(自由な発想などが問われるもの)

の3種類の小論文を解き慶應義塾大学法学部に合格しました。

その時の実体験から述べると、小論文対策で必須なのは、「基礎知識を身に着ける」「小論文の型を覚え慣れる」「質のいいフィードバックをもらう」のサイクルを繰り返すことです。特に問題に対してダイレクトに答えられているかどうかは他の人に見てもらわないと気が付けないことが多いです。

小論文の解き方

小論文対策をうまく活用して、合格の可能性を広げよう!

一般入試でも総合型選抜(旧AO入試)でも小論文対策は必要

「小論文は総合型選抜で行う試験」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
確かに、総合型選抜入試のほとんどが小論文を課しています

しかし、慶應義塾大学はほとんどの学部の一般入試で小論文が課せられますし、入試改革で記述式の問題は増えており、小論文を採用する大学も多いです。具体的には、文学部や医療系、芸術系、リベラルアーツ系の新設の学部が多い印象を受けます。
他にも、指定校推薦含む推薦入試でも小論文が課されています。
冒頭でもお伝えしたように、大学入試全体において小論文がカギになっているのです。

小論文対策は入試そのものに効果大!

また、小論文を採用した入試に挑戦することは回数的に合格のチャンスが増えるのではなく、過去問を分析することで、大学側がどのような考え方を持つ人材を求めているのかがわかるといった点でも魅力があると筆者は感じています。

また、小論文の数をこなすことで自分の思考がどの学部に向いているのかがわかります

例えば、「コンビニの深夜営業」についての小論文を書くときには、「経済の動向」と「健康被害」の二つの着目ポイントがあります。コンビニしか営業していない深夜帯の売り上げを優先する「経済学部」派なのか、深夜まで起きている店員の人権を優先する「法学部」派なのか。自分の思考がどの学部寄りなのかを知ることは大学で何を本当に学びたいのかを考え直せるきっかけにもなります。

小論文対策ならルークス志塾!

いかがでしたか?おそらく小論文をといたことのない方にとってはかなり難しかったと思います。

「小論文を上手く書くコツって?」の段落でもお伝えしましたが、一人で対策するのには難しい教科であったと実際に受けてみても感じます。プロである学校の先生や塾の講師から、フィードバックをもらって実力をつけるとよいと思います。

ルークス志塾では10年分の過去問、合格実績と小論文のノウハウを誇っています。

「小論文の過去問を解きたいけど、なかなか見つからない」
「なんとなく頭では理解できたけど、いざ小論文を書くとなってもどうすればいいのかわからない…」
「解けたとして、自分で評価できない…」

など、小論文についてお困りの方はぜひ、お気軽にお問い合わせください!

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小松麻里
この記事を書いたひと 小松麻里

Komatsu Mari

慶應義塾大学法学部法律学科2年。Loohcs志塾ではWebチームだけでなく講師としても活動している。かつては勝手にコンプレックスや足枷に思っていたことも見方を変えれば武器にできるということを総合型選抜入試を通して実感し、同様に全ての受験生が各々のポテンシャルを秘めていることを伝え広げたいと思い、卒塾後もLoohcs志塾に身を置いている。主な研究領域は労働法・知的財産法・ポップカルチャー。

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