【合格書類】代々木キャンパス/慶應大学法学部政治学科/FIT入試合格(7期 ソウ)

sau

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春休み特別企画!AO義塾の合格書類を毎日公開プロジェクト!
第36回は、AO義塾代々木キャンプから慶應義塾大学法学部政治学科FIT入試に合格したAO義塾7期生・ソウさんの志望理由書です!

 日本のメディアは現在、報道の自由の危機に瀕している。しかし、メディアによる自由な言論空間なしに、成熟した民主主義は成立し得ない。私は将来、メディアが抱える営利主義、権力依存など様々な課題を乗り越えて社会問題を発信し続けるジャーナリストになり、日本の代議制民主主義の成熟に貢献したい。よって貴学科で学ぶことを強く希望する。

 自分の意見を持ち、正しいと思ったことは、物怖じせずにはっきりと主張する。大統領選挙の立候補者について熱弁を振るうアメリカの高校生の姿は、高校1年次にアメリカへ留学した私にとって新鮮で、衝撃的だった。彼らは皆、社会問題に対して当事者意識、そして自らの意見を持っていたのだ。それまでの人生を日本だけで過ごしてきた私は、「学校や友人と政治に関して議論しないこと」が当たり前だった。私はもともと政治や社会に対する強い関心を抱くようなタイプではなかったものの、こうした環境に身をおき周囲の環境に触発されたことで、徐々に政治や社会問題に関心を持つようになった。

 だから帰国後もメディアに目を通して社会問題の情報を得、自分の意見を持つことを私の日課にしていた。しかし様々なメディアを通して情報を収集する中で、気づいたことがあった。それは、「どの報道を見ても内容・視点が同じである」ということだ。その上、評論家も我々に新たな視点を提供するのでなく、当たり障りのないコメントをする。アメリカの番組での白熱した議論が忘れられない私は、こうした日本の画一的且つ遠慮がちな報道に疑問を抱くようになった。

 日本ではなぜこのような報道スタイルになってしまっているのか。疑問を持った私は様々な文献を読む中で、日米のメディアを比較した論文に特に興味を持ち、その著者であるNHK放送文化研究所の元主任研究員・柴田厚氏のお話を聞くことにした。すると、日本のメディアは、企業運営上の課題により画一的且つ閉鎖的な言論空間を形成してしまっていることがわかった。日本では、公的発表を基に作られる「発表報道」が多く、どの報道の展開も画一的になっている。また、調査報道に関する講演会に参加したところ、メディアは政府の協力なしに情報収集ができず、「権力の監視」が不十分になる恐れも抱えていると学んだ。さらに最近では、政治家とメディアが過度に緊密になり、自民党が中立的報道を要請するなど、メディアが権力の影響を大きく受けている現状も否めない。また、柴田氏の紹介で非営利メディアOurplanet-TVの代表・白石草氏にもお話を伺うことができた。そこで私は、メディアは権力だけでなく、スポンサー企業からの独立という課題も抱えていることを学んだ。収入の約75%を広告に依存する現状では、メディアはスポンサー企業の不利益になるような報道を行うことが難しい。まさに、資本が言論を支配している状況である。こうした背景により、日本のメディアは権力・資本からの非独立性という問題を抱え、自由な報道を妨げられているのだ。

 しかし本来、メディアは社会に対して絶えず問題提起を行い、市民の中で議論を巻き起こす役割を担っているはずだ。いわばメディアは民主主義の基礎であり、特に代議制民主主義を採る日本においては、国民が国を治める代表者を選ぶ際の重要な判断材料を提供している。つまり、メディアを通した正確な情報の提供や問題喚起なしに、市民が議論を交わし、適切な政治的意思決定をすることは困難なのだ。だからこそ、私はどのようにメディアが上記の課題を乗り越え、民主主義に欠かせない議論を巻き起こすきっかけを作れるか、模索していきたい。そして、ジャーナリストとして理想の報道を実現させたい。

 従って、この志を実現するために私は貴学科の学生としてマス・コミュニケーション論やジャーナリズム論を専門とし、メディア研究の最前線で活躍されている、大石裕先生や烏谷昌幸先生の下で学びたい。また、戦後腐敗していた日本メディアの健全化のために設立されたメディア・コミュニケーション研究所に所属し、調査報道を行うなどメディアのあるべき姿を再び実現させるために、実学の精神に基づいた実務家の方による講義を受けたい。そして政治学と社会学を総合的に学べる貴学科で日本政治とメディアの関係について幅広く深く学び、志の実現に生かしたい。私が非常に尊敬する人物で、現在弁護士として働く父も、貴学部出身である。三田会家族会に連れられ、多くの魅力的な塾員にお会いしてきた私にとって、貴塾は幼いころからの憧れだった。私もその貴学部に入学することで、 立派な人間に成長し、将来は民主主義の成熟に尽力するジャーナリストになりたい。

以上

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