【合格書類】代々木キャンパス/慶應大学SFC総合政策学部/AO入試合格(7期 依田)

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第12回は、AO義塾代々木キャンプから慶應義塾大学総合政策学部(SFC)AO入試に合格したAO義塾7期生・依田興汰郎さんの志望理由書です!

 サッカー選手の育成と指導者の育成は車の両輪である。そこで私は日本サッカーの指導者育成システムに革命を起こし、日本サッカー界の発展に貢献したい。そのため慶應義塾大学総合政策学部への進学を強く志望する。

 私は神奈川県の四天王とも呼ばれているサッカー強豪校桐蔭学園に入学し、大好きなサッカーに打ち込む日々が続いた。そんな高校3年次、監督が変わった。彼はパワーハラスメントや暴言が酷く、その影響で入学当時32人いたチームメイトは現在では21人しか残っていない。私が入学時からライバルだと意識していた選手も辞めてしまい、残念な気持ちでいっぱいだった。

 以前その監督はヴェルディ川崎で指揮をとっていたが、本来プロクラブで監督として指導するのに必要なライセンスを持っていなかった為、肩書きを「総監督」にすることで指揮をとっていた。確かに技術的な面では優れているのかもしれないが、パワーハラスメントなどに発展したという事実を見ると指導において優れているとは到底言えないだろう。そこで私は文献を読みあさり、フィールドワークを行って育成大国と呼ばれているフランスと比較した。

 フランスが育成大国になったきっかけは1960年にフランス連盟直属の監督としてジュニア(U-21)の代表監督を務めていたジョルジュ・ブローニュ氏だった。当時としては育成するに早いと思われていたが、彼は18歳くらいの若い世代からの育成が必要だと感じたことからで研修合宿を組織した。その中で「選手育成が大切なのは勿論だが、優れた選手を育成するためには優れた指導者が必要。優れた指導者を育成するには優れた指導者育成が必要。」と選手育成のカギは指導者育成であることを確信した彼は、当時強豪だった東欧先進諸国を熱心に訪問し、比較研究を行った。そうして指導者育成の方法論を考案した。フランスではプロクラブの監督になるために必要なライセンスを習得するには1000時間の講習、実技実習、テスト、そして最終試験に合格しなければならない。講習の内容には、教育学的知識、心理学的知識、行政知識などが含まれており、全てがハイレベルに求められる。さらに選手育成のスペシャリストとなった人々が指導者の指導者となり、世界で唯一の指導者の育成専門集団「コール・ド・フォルマトゥール」を築き上げた。このように、フランスは30年という時間をかけて試行錯誤し、何より情熱を持って選手育成と指導者育成の両立したシステムを1990年に完成させたのである。

 日本はこのフランスの制度を取り入れようと30年以上の歴史を持つフランスの育成学校をモデルに、JFAアカデミー福島を設立した。加えて日本はライセンス制度も取り入れようと試みたが、その内容はフランスを始めとするサッカー先進国と比べるとはるかに劣るものになってしまった。フランスでは最高ライセンスを獲得するのに少なくとも2年かかるにも関わらず、日本では獲得するのに必要な時間は最短で4ヶ月程だ。欧州のライセンスやフランスサッカー協会が定めた指導ライセンスは日本のプロクラブでも適用され認められる。だが逆に日本のプロクラブの監督になるために必要なS級ライセンスは欧州のプロクラブでは認められない。現在、フランスの全国テクニカルディレクションの最高責任者であるフランソワ・ブラカール氏もアジアのライセンスは極めてレベルが低いと言っている。つまり、日本は形や制度を注目し真似したばかりで中身が伴わなかったのだ。指導者育成の内容に目が行かず結果的にライセンスがなくてもプロクラブのチームの指揮を取れてしまう体制になってしまっている。

 日本のサッカーの進展を望むには、過去にフランスが行なったように指導者育成の体制を整える必要がある。コーチング方法においては、フランスの真似をしたところで、日本人とフランス人には体格や能力に差がある。日本人の身体的特徴などの分析が必要だ。また一見関係がなさそうな国家機構、学校システム、家庭の文化などの理解も深める必要がある。例えば部活動の文化に合わせて、練習の量を考える必要があるなど、育成の体制を整える上で非常に重要だからだ。つまり、サッカー理想の指導者を育成するためには、サッカーの以外のことを熟知しなければならない。

 私の志の実現には上記のような様々な分野の勉強を行うことができる環境が不可欠なため、幅広い学問分野をもつSFCはまさに理想の学舎だ。入学後は、東海林祐子准教授からコーチング理論や人材育成について学ぶことは勿論、日本サッカー協会理事や文部科学大臣補佐官を務めている鈴木寛教授の元でスポーツ政策や教育政策について学びたい。日本サッカー界の発展を目指したいとしている私にとって、理事を務めている鈴木寛教授と直接コミュニケーションが取れる環境にあることはとても魅力的だ。教授の元で教育について学ぶと共に、将来のサッカーについて考えていきたい。また、仰木裕嗣准教授から身体運動に関連する事象を観察し分析していく手法を学びたい。他にも、国家や行政システムなど、必要だと思ったものは積極的に学んでいくつもりだ。将来的には慶應義塾大学の総合政策学部での研究結果を踏まえ、且つ、自身の帰国子女としての経験も活かして、日本と世界の架け橋となり活躍したい。

 以上の理由から私は、慶應義塾大学総合政策学部への進学を強く希望する。

以上

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