【合格書類】代々木キャンパス/慶應大学SFC総合政策学部/総合型選抜(AO入試)合格(4期 MA)

adachi

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第32回は、Loohcs志塾代々木キャンプから慶應義塾大学総合政策学部(SFC)総合型選抜(AO入試)に合格したLoohcs志塾4期生・MAさんの志望理由書です!

 「ゴーーーーーーール、日本勝利!!」

 2011年度FIFA女子ワールドカップドイツ大会決勝。視聴率32.5%を記録したこの試合は、被災した人々に勇気と感動を与えた。

 私は、女子サッカーを通して福島県の増加する避難解除区域の「地域復興」に貢献したい。そのために将来私は、スポーツプランナーとなって2011年の感動をもう一度、今度は福島でFIFA女子ワールドカップを開催したい。

 『「震災」はまだ終わっていない。「震災」はまだ続いている。』この言葉は今年3月に開催された東北高校生未来会議(添付資料①)に参加した際に、一番私の心に突き刺さった言葉だ。報道で流れる被災地の現状と実際の現地の状況はまるで違う、東北の高校生を呼んで生の被災地の声を聞いて、高校生にもできる復興支援を考えようと企画された東北高校生未来会議。私は仲間と共に「みちのくおらいstay」(添付資料②)という復興プロジェクトを創案して安倍昭恵首相夫人より最優秀賞を受賞した。このイベント以来私は、「復興支援」というキーワードに興味を持ちはじめ、何か自分にしかできない形を見つけ現地の人に笑顔を届ける支援をしたいと思うようになった。

 そんな時ふと思い出したのが、小学5年生の時に女子サッカーの全国大会の会場として訪れた、福島県楢葉町にあるサッカー施設Jビレッジだ。Jビレッジは現在、福島第一原子力発電所の事故を受けて東京電力に自己収束のための前線・中継基地として使用されている。私は小学校1年生以来、12年間「女子サッカー」(添付資料③)に継続して取り組み、2度の全国大会を経験するなど「女子サッカー」は私の人生そのものだ。そして、その中の大切な思い出の一つであるJビレッジの現在の姿を知った時、私はとても残念に思った。

 この時、私は「復興支援」と「女子サッカー」という二つのキーワードで、被災地に活気を取り戻すことが出来ないかという構想を抱き始めるようになった。そこで私はさっそく福島県庁に問い合わせ、Jビレッジとその周辺地域の状況と今後について尋ねてみた。すると2018年には、福島県に返還され通常通りの営業を再開する見通しが立てられていることが分かった。また周辺地域も避難指示解除区域(添付資料④)として認定される地域が増えてきており、復興に向け一歩ずつ前進しているということだ。

 地域復興には、住民が一つになって地元の魅力を発信し、観光客を呼び込むことが重要だ。特に外国人観光客は国内観光客に比べ、その町に与える経済効果は大きい。しかし前途は放射性廃棄物の処理などの困難が予想されている。ではどうすれば放射能廃棄物の問題を解決し、外国人を福島に呼び込むことができるだろうか。

 そこで私はこの問題の解決策として、「FIFA女子ワールドカップ」をこの楢葉町のJビレッジに招致するプロジェクト(添付資料⑤)を構想できないかと考えるようになった。単に、W杯の招致・開催に留めるだけでなく、Jビレッジを「原発対応」の拠点から「震災復興」の一大拠点へと変革させていくことがこの構想のねらいだ。このプロジェクトでは、スポーツの三要素「観る・やる・支える」を最大限に生かし、レジリエンスという設計思想(レジリエンスとは、人間の信頼関係やつながりなどのソーシャル・キャピタルを重視するソーシャル・デザインのことで地域復興には欠かせない思想)を根本におくスポーツ政策をとりたい。具体的には、Jビレッジが営業を再開する予定の2019年以降、周辺地域住民を対象とした親子サッカーフェスティバルなどの様々なサッカーイベントを定期的に開催したい。また東日本大震災以降、大阪のJ-greenで開催されるようになってしまった、各年代の全国大会もできる範囲で福島に呼び戻していく活動も行いたい。

 もちろんこの構想を実現させるためには、放射能の安全面の課題や風評被害、選手の心理や、地域住民の協力、国民全体の理解など課題を挙げていけばきりがない。しかし、こんな課題山積の状況を作り出してしまったのは、東京に住み、福島のことなど気にもとめずに電力を消費してきた私たちである。私自身も加害者なのだ。私は、東北高校生未来会議でそれを強く感じた。だからこそ、私はこの構想を構想で終わられるわけにはいかない。

 しかしそのためには、まちづくり論やソーシャル・キャピタル論、スポーツビジネスなど幅広い観点から課題にアプローチする必要がある。具体的には、スポーツ政策に精通している鈴木寛教授の研究会に所属し、いろいろな分野の人々と連携し協働しながら自らのプロジェクトを成功させるソーシャル・プロデューサーとなるためのノウハウを学びたい。さらに、プロジェクトネットワークコミュニティーに参加し自らのプロジェクトの政策提案を行い、様々なフィールドワークに参加することで、プロジェクトをより実現可能なものに変えていく。さらには飯盛教授のもとでまちづくり論について学び、地域住民が主体となって復興に取り組むことのできるコミュニティー作りについて研究したい。

 私は今年の未来構想キャンプで、一日夢のSFC生になりきってフィールドワークやグループワークに参加し「SFCらしさ」を全身で感じた。ここで学びたい、ここなら必ずや自分の志を実現させることができる、そう確信した。よって私は貴塾総合政策学部への入学を強く熱望する。

以上

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