東京大学推薦入試合格物語#2

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地理オリンピックから東大へ

斎木

佐藤くんは、高校時代から地理オリンピックに参加してたんだよね。

佐藤

そうですね、高校時代は夢中で参加していました。

斎木

結果はどうだった?

佐藤

国内大会で金メダルをいただけて、国際大会では銀メダルでした。地理オリンピックがすごくおもしろいのは、歴史ある都市をフィールドワークして、例えば僕の場合はロシアや北京に行ってきたんですが、実際に見てきた建物や街並みに対して自分なりの考察が問われるんですね。学校の試験のように正解ありきではなく、自分の観察力と分析力を試される試験。

斎木

地理オリンピックに出場したのは、どんなきっかけがあったの?

佐藤

僕地理が本当に好きで、学校の先生が参加しないかって声をかけてくれたんです。

斎木

先生から一目置かれる存在だったんだね

佐藤

僕、小さい頃から鉄道がすごい好きなんです。父親が鉄道ファンだったこともあって、小さい頃から一緒に見に行ったり、プラレールも家中に線路を引いて遊んでました。それから線路を作るだけでは物足りなくなって、周りに建物を作って、街も作って遊んでたんです。まあ建物と言っても紙に絵を書いたりといった工作程度ですけど(笑)。

斎木

親御さんはそれを怒ったりは?

佐藤

全然なかったですね、黙って見ててくれたので、のびのび遊んでいました。

斎木

これって何歳ころの話?

佐藤

2歳からはじめて結局小学4年生くらいまでそういうことをやってました。

斎木

やっぱり、小さい頃からの興味関心を育む環境があったんだね。

斎木

東大推薦入試は、どうして受験しようと思ったの?

佐藤

実は、地理オリンピックがきっかけなんです。地理オリンピックの国内大会のメダリストの先輩が、東大推薦入試に合格して工学部に進学したっていうのを聞いて。

斎木

なるほど

佐藤

地理オリンピックの出場者は、やっぱり受験校の高校生が多かったりするので、大会中は互いの受験情報を話したりするんですよね。東大の推薦入試については詳しく知らなかったんですけど、そんな先輩がいることを知って、一般入試ではアピールできない地理オリンピックの活動も評価してくれる推薦入試なら、自分が好きなことを最大限に生かして受験できると思ったんです。次へ ▶ 「被災地を目の当たりにして」

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