東京大学推薦入試合格物語#1

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これからの東大生活に向けて

斎木

大学で楽しみなことは?

須田

やっぱり研究です。社会問題を工学的アプローチで解決していきたいとは、面接で話しました。

斎木

社会問題って具体的に何かある?

須田

社会差別や格差とかですね。特に、世界平和に興味があります。

斎木

そういう社会課題を解決するときに、工学的なアプローチの弱点ってあるの?

須田

情報工学は社会還元が不十分だと感じています。例えばいま、人工知能がホットですが、このままいくと科学って兵器づくりの手段だと一般の人に思われてしまう気がしています。そうなると科学が終わってしまうので、社会的な責任感を持った科学者になりたいと考えています。

斎木

おもしろいね。須田くんは、なんで世界平和とか、いわゆる社会的な弱者の人のために立ち上がろうって思う人なの?

須田

自分が「不条理だな、道理に合わないな」と思うことの原因を突き詰めて考えたい性格なのかもしれないです。面接でも、君は物事の原因を突き止めたい人なのかもねって言われました。

斎木

なるほど。その優しさはどこから来るんだろうね?

須田

須田 自分も困っている人と同じ人類の一員だと考えると、人類が何千年も築いてきた理性の結果がこれじゃあ悔しいからですかね.それを思うと熱く血がたぎるものがあるというか。

斎木

負けず嫌いなんだね。

須田

そうかもしれないですね。

斎木

それでは最後に、これから東大推薦入試を受ける高校生になにかメッセージがあればお願いします。

須田

自分を東京大学に合わせないことが大事だと思います。僕も志望理由書を書くときにこういくこと書けば教育方針にあっているんじゃないかなって思ったんですけど、そうやって書いていくと途中でぼろがでたり矛盾があったりと、自分の心にも思っていないことを書いてしまったりするので。

斎木

斎木 素直にってことだよね。

須田

そうですね。自分の根幹にあることを書いていった方がいいと思います。