慶應義塾大学SFC(総合政策学部・環境情報学部)のAO入試まとめ
慶應義塾大学SFCは総合政策学部と環境情報学部の2つの学部から構成されるキャンパスですが、入学後の大学の中身はほぼ同じです。AO入試に関しては、出願条件が厳しくない上に学びの領域が広いため誰でも挑戦できる学部となっております。
SFCの魅力は何と言っても、理系文系の隔たりがなく、ありとあらゆる学問を同時に学べる点です。バイオの研究をしながら、医療政策や経営について学び、医療ベンチャーとして起業ができたりと、自分の将来計画に合わせて柔軟な学びが可能なのです。
慶應義塾大学SFC日程早見表
【入試方式別】募集人員・倍率比較表(文系・文理融合系学部)
学部 | 入試名称 | 募集人数 | 倍率 | 志願者数 | 合格者数 |
総合政策学部 | 自由応募入試 (AO入試) |
150 | 9.4 | 1194 | 127 |
環境情報学部 | 自由応募入試 (AO入試) |
150 | 6.4 | 972 | 152 |
出願条件の学部別早見表
出願方式 |
Web入力期限 | 郵送書類提出期間 | 第一次選考合格発表 | 第二次選考 | 合格発表日 | 入学手続き〆切 |
AO入試 I期 |
8/13(木) | 8/11(火)〜8/14(金) | 9/24(木) | 総合政策:10/3(土) 環境情報: 10月4日(日) |
10/6(火) | 1/13(水) |
AO入試 II期 |
10/14(水) | 10/9(金)〜10/15(木) | 11/26(木) | 総合政策: 12/5(土) 環境情報: 12/6(日) |
12/8(火) | 1/13(水) |
アドミッション・ポリシー
<総合政策学部>
総合政策学部は「実践知」を理念とし、「問題発見・解決」に拘る学生を求めます。問題を発見・分析し、解決の処方箋を作り実行するプロセスを主体的に体験し、社会で現実問題の解決に活躍する事を期待します。
従って入学試験の重要な判定基準は、自主的な思考力、発想力、構想力、実行力の有無です。「SFCでこんな事に取り組み学びたい」という問題意識に基づいて、自らの手で未来を拓く力を磨く意欲ある学生を求めます。
<環境情報学部>
ひとつの学問分野にとらわれる事なく幅広い視野を持ち、地球的規模で問題発見・解決できる創造者でありリーダーを目指そうとする学生を歓迎します。
環境情報学部の理念や研究内容をよく理解した上で、「SFCでこんなことやってみたい」という問題意識を持って入学してくれることを願っています。
SFCの教育環境や先端プロジェクトなどあらゆるリソースを積極的に活用し、「自らの手で未来を拓く力を磨いてほしい」と期待しています。
募集要項/応募資格早見表
出願方式 |
評定平均 |
英語力 |
その他 |
AO入試 I期 |
制限なし | 不要 |
対象コンテストにて所定の成績をおさめ、そのことを証明する書面を提出することができる者ついては、一次試験免除。 |
AO入試 II期 |
制限なし | 不要 | 対象コンテストにて所定の成績をおさめ、そのことを証明する書面を提出することができる者ついては、一次試験免除。 |
提出書類早見表
出願方式 | 書類概要 | 補足 |
AO入試 I期 |
・志望理由書(※1) ・自由記述(※2) ・任意資料 ・志望者評価書 ・活動報告書 |
※1:2000字 ※2:A4用紙2枚程度 |
AO入試 II期 |
・志望理由書(※1) ・自由記述(※2) ・任意資料 ・志望者評価書 ・活動報告書 |
※1:2000字 ※2:A4用紙2枚程度 |
二次試験早見表
出願方式 | 二次試験概要 | 補足 |
AO入試 I期 |
面接試験(30分) 日本語もしくは英語 |
|
AO入試 II期 |
面接試験(30分) 日本語もしくは英語 |
Loohcs志塾の考察
併願におすすめの大学・学部
SFCは一般入試とAO入との関連が非常に強く、SFCを受験する生徒にはAO入試と一般入試を併願することを強く推奨します。なぜなら、両入試で求められているのは「SFCの理念に対する理解」であるからです。
AO入試を通してSFCの理念を理解していれば、もし不合格だった場合でも一般入試での逆転合格が可能となります。
最近の慶應義塾大学SFCの入試トレンド
2020年度入試(2021年4月以降入学)からは、募集人数を前年度よりも50名を拡大させ、合計人数が各学部共に150名、合わせて300名となりAO入試の募集枠が他学部と比べても大きいことがわかります。また、SFCのAO入試は、評定や実績の縛りが無く、誰でもAO入試にチャレンジすることが可能です。
更にAO入試I期、II期と年に2回の受験のチャンスがあるため、例年Loohcs志塾でも、I期に挑戦し不合格となったもののII期で合格するというケースが珍しくなく、受験回数によって合格の幅が広がっていることは間違いないと言えるでしょう。
合格事例紹介

2012年の創業以来、難関大学を中心に一貫して高い合格実績を誇ります。そうして卒業した塾生・合格者のネットワークが、高校生たちの大学受験を支えるコミュニティとなっており、AO義塾の指導の品質につながっています。