【自己分析】本当は教えたくない、強みや将来やりたいことがわかる、秘密の分析法!

こんにちは、ルークス志塾柏校、校舎長の大城です!
このページを見ている方は、総合型選抜・AO入試の受験を考えているけど、
・自己分析の方法がわからない!
・そもそも自己分析ってなぜ必要なの?
・具体的な自己分析のやり方を知りたい!
という方が多いのではないでしょうか。
そこで!今回は、「総合型選抜・AO入試に合格するための、秘密の自己分析法」を紹介します!この自己分析の方法を知って、自分の目標や強みをぜひ見つけてください!
総合型選抜・AO入試では、なぜ自己分析をする必要があるの?

大学で実現したい「志(将来の目標)」を見つけるため
受験生の皆さん、自己分析ってなんでする必要があると思いますか?
それは、自分が将来実現したい「志」を大学に伝えるためであり、それが合格に繋がるためです。
ここでいう志とは「自分の夢ややりたいことを社会のため、人のためにどう活用したいか」ということです。
というのも、文部科学省は
大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。
文部科学省「教育基本法」より
と位置付けています。
つまり「社会に貢献するための研究機関」としているので、大学が欲しい生徒は「社会のために貢献したい生徒」を求めているということになります。(総合型選抜・AO入試で社会に目を向けておきましょう、と言われるのはこのためです)
となると、総合型選抜・AO入試は志を見つけることが第一歩となり、それを見つけるために自己分析を行う、ということになります。
自分の強みや武器を知るため
もう1つは、自分の強みや武器を知り大学にアピールするためです。
総合型選抜・AO入試の出願書類の中には「活動報告書」「自己PR書」なども課されるので、そこで存分にあなたらしさをアピールできるようにするためです。
また、面接などでも「あなたの強みを教えてください」という質問もあるので、その対策にもなります。
そして、これはあまり学校などでは言われないですが「大学が求める生徒像に合っているかを確認&アピールするため」という側面もあります。
大学は必ず「こういう生徒を求めています」というアドミッションポリシーを公表しています。そこで自分の強みや武器を知っていれば、自分がその大学に合っているのか、そして強みの中でもどこをアピールすればいいのか、ということも見えてきます。
【秘密公開】志やあなたの強みを見つける、2つの自己分析!

それでは、実際にルークス志塾柏校で行っている秘密の自己分析の方法を大公開しちゃいます!
やることは大きく2つ!
①want-can-fit分析
②人生のグラフ作成
です!
①want–can-fit分析
want(自分がしたいこと)can(自分ができること)fit(大学が求めている生徒)という観点で分析していきます。これは、「自分がやりたいこと・できることから志に繋げよう」という発想で生まれ、ルークス志塾オリジナルの分析です。
また、自分のやりたいこと・好きなことを大学でやりたい学びに繋げることもできます。それでは、それぞれの自己分析法を紹介していきます。
want(自分がしたいこと)
wantはとにかく自分がやりたいことから考えていきます。
・将来やりたいこと
・大学に行ったらやりたいこと
などです。
また、将来が明確に決まっていない場合は、
・趣味や好きなこと
から考えることもおすすめです。
この時重要なことは「なんで自分はそれをやりたいんだろう?好きなんだろう?」という「なぜ?」意識を持つことです。
例えば、「本が好き!」ということも、人によってどこが好きかという観点が異なります。文章表現が好きなのか、書くことが好きなのか、トリックを推理して読むのが好きなのか・・・などなど。
その好きの理由によって、文章表現なら文学部、書くことが好きなら表現学部や芸術系、推理なら何かを分析する学部など、方向性が異なってきます。
自分がなぜそれが好きなのか、その根本を知るために「なんで好きなんだろう?」ということを2、3度繰り返してください。そうすることで、さらに自分がやりたいことが明確に見えてきます。
can(自分ができること)
canはできることをひたすら挙げていきます。ただ、急にできることはなんですか?と言われても難しいと思うので、「クラスのみんなに比べたらこれはできるだろう」というレベルを意識しましょう。
例えば、ピアノや部活動でやっていることなど。また、できることは資格や評定平均も入りますので、持っている資格や評定平均もここに書いていきましょう。
さらに、それ以外でも何かコンテストに出場して受賞したなど、課外活動も洗い出してみてください。それも、他の人よりできることに繋がります。
fit分析(大学が求めている生徒)
総合型選抜・AO入試では大学が求めている生徒像(アドミッションポリシー)があり、そこに合わせてアピールしていく必要があります。アドミッションポリシーの分析などについてはこちらの記事にあるので、ご覧ください。
②人生のグラフ作成
自分史とはあなた自身の歴史を振り返るものです。小学校に入学する前から最近まで、思い出せる限りの情報を洗い出しましょう。この時、年齢ごとに分けてあった出来事をノートに書くのもいいですし、自分史のグラフを作ると視覚化できるのでおすすめです。
書き出す上で大切なことは、当時の感情を思い出して出来事を記入していくことです。
嬉しかった、楽しかったことは自分の興味・関心があることですので、あなたの好きなことや、やりたいことが見つかり、志の発見に繋がります。
また逆に悲しかったこと、許せなかったこと、納得いかなかったことなどは、社会にとっての課題を見つけることのできる可能性を秘めています。
発展編:総合型選抜で合格するためには、自分の興味や関心を社会問題につなげよう

ここからは発展編です。want-can-fit分析と自分史を作成したら、社会との関連性に注目して、特に興味のあるテーマを抽出してください。
塾生の例で言うと
want-can-fit分析から釣りがやりたいことであり、自分史から釣りが好きで小学生からずっと続けている人がいました。分析の中で「お気に入りの釣りスポットがあるが、年々ポイ捨てや川の水が汚くなっていっている」と感じていました。
これを社会問題に繋げると「水辺の環境問題」につながり、それを解決したい!という志を掲げ、活動を行い見事合格を勝ち取りました。
このように、自分が感じることの延長線上に社会問題があり、それを解決したい、という志に繋げることができます。 あなたの選んだテーマから自分自身で課題を発見し、好きなことややりたいことを生かしながら解決するイメージを持ちましょう!
発展編:好きなことに繋げるには、理想のロールモデルを見つけ、志を考えよう

また、自己分析をして何となくやりたいことが見えてきても、社会問題に繋げられない!という人は、「自分がやりたいことと似たような活動をしている人や団体」を探してみましょう。
探し方は様々です。インターネットで検索したり、本を読んだり、ニュースを見たり、時には YouTube なども活用しながら理想的なロールモデルとなる人物を探してください。団体であればNPO、NGO法人の活動を参考にするのもいいでしょう。
例えば環境問題をテーマにしているのであれば「環境問題 NPO」とネットで検索するといろんな団体の活動が見れます。彼らの行動を参考にすることで、志を実現するために必要なことを学ぶことができます。また理想のロールモデルを参考にすれば自分がやるべきことが見えてくるので、大学で学びたいことも明確になり志望校や学部を選ぶきっかけになります。
そして、自己分析で大切なことは「対話を重ねる」こと!

ここまで自己分析の手法のお話をしましたが、大切なことは誰かと話して自分の志や強みを引き出していくことです。自分自身では見えていないあなたの強みや良さも、他の人からなら見えることもあるためです。
ぜひ上記のwant-can-fit分析、人生のグラフを作成し、周りの人と対話しながら自己分析していってください。
また、詳しく自分のことを知りたい!ということであれば、ルークス志塾の無料相談会にお越しください。対話を通した自己分析を行い、あなたの志や強みを引き出します!