創成入試とは

早稲田大学創造理工学部建築学科で実施されるAO入試です。
出願は例年9月中旬から下旬までで、1次選考・2次選考を経たのち11月初旬に合格発表されます。筆記試験だけでは測れない自由で独創的な人材の発掘が目的で、創成入試によって求められる学生像は以下のように示されています。

”わたしたちの暮らす現代の日本は、地震・台風・大雪などの厳しい自然条件に加え、地球環境問題、少子高齢化、あらゆる分野での国際化などに直面し、安全で快適な生活のために、国内はもとより世界中のそれぞれの地域に根ざした建築や都市のあり方が問われ、多くの国際的な貢献のできる建築の専門家が必要とされています。建築学科では、創造性豊かで、指導力に富み、率先してチームをまとめ上げる活発な学生の入学を期待しています。”

(早稲田大学公式ホームページより)

創成入試を受験するにはどんな準備が必要か

まずは、建築に強い興味があり早稲田建築でどうしても建築を学びたいという意志が必要です。この想いがなく受験するのは難しいです。具体的な対策は大きく3つに分かれます。

1)自分の建築に対する想いを言葉にする

早稲田建築への志望理由・入学して何をやりたいのか、なぜ建築に興味を持ったのか、これらを自分の言葉で表現することが1番重要です。1次試験は志望理由・早稲田建築入学後の抱負の提出です。

2)画力をあげる

創成入試の2次試験は面接と文章説明を含む鉛筆のドローイング試験なので鉛筆画力は絶対的に必要です。画力は練習次第で向上するので、なるべく早い時期から対策する事をオススメします。また、入学後も授業内で絵を描く機会が多く、早稲田建築に画力はとても大切なスキルとなります。

3)自己PR資料を作成する

1次試験合格者は2次試験までに自己PR資料を作成し送付しなければなりません。(昨年は、2次試験に持参だったので、その年の入試要項をご確認ください)自己PR資料の作成にあたって特に規定はないので、その人の思い入れ次第で仕上がりは大きく異なります。例年の合格者の自己PR資料は、1次試験合格してから作成を始めても間に合うようなものではなく、なぜ建築がやりたいのか・自分の人生の振り返りなど、1冊に自分の全てをまとめきるぐらいの意気込みで作られています。そのような想いで出来上がった1冊は合格のためのみならず、自分の人生のまとめとしてその人に価値があるものになるので、気合を入れて作成することをオススメします。

創成入試ではどんな人が受かりやすいか

早稲田大学建築学部の創成入試では、何よりも建築に対する「思い」が重視されます。自己PR資料や面接試験を通して、なぜ建築を学びたいのか、それをどのように社会に生かしていきたいのかが見られるため、早稲田大学創造理工学部建築学科に入りたいという強い意志がある人が受かりやすい傾向にあります。
また、建築に関する詳しい知識はそこまでなくても大丈夫ですが、デッザンの試験があるためデッサン力や表現力は磨く必要があります。

早稲田大学創造理工学部建築学科創成(AO)入試 試験までの流れ

出願までの流れ

入試要項を良く読み込んで必要なものを準備しましょう。予想外の場所に大切な決まりが記載されていることが本当に多いです。また、毎年細かな変更があるので「創成入試で合格した先輩に見せてもらったものを参考にすれば大丈夫だろう」と気を抜いていると出願直前になって地獄を見ることになります。特に、創成入試の受験生としてマイノリティの方(海外で高校の単位を取得している方、浪人生など)は提出書類が増える可能性がありますので、1言1句漏らさず確認することをオススメします。

1)活動実績報告書について

全員が提出する必要がある書類の中でも最も自由度が高いものです。例年A4で4枚、自己をPRする内容であること以外に大きな縛りはありません(志願者自己報告書との対応や名前の記入など細々した規定は毎年変わるのでチェックしておきましょう)。もちろん、これまでに獲得した賞状や資格のコピー4枚などで資料提出をサクッと終わらせることも可能ですが、2次試験まで進めた場合その賞・資格が早稲田建築とどんな関わりがあるのか質問されることは必至です。自分自身がどんな人間かより効果的に伝えるためにも、賞状等は縮小コピーにして他のアピールに場所を割くことをオススメします。文章だけの場合も本当に伝えたい内容が伝わるか注意が必要です。教授の印象に残りやすいものを仕上げることを心がけましょう。

2)志願者自己報告書について

規定のフォーマットがあり、それに記入する形になっています。
志願者自己報告書は、創成入試受験において(合格した場合は入学後も含め)根幹となる非常に重要なものです。できる限り早めに取りかかり、自分がなぜ早稲田大学の建築学科で学びたいと思っているのかをしっかり深掘りしましょう。
自らが手を動かして作り上げる書類は上記の2つだけですが、1次選考を突破するのに必要な書類は他にも多くあります。それらをきちんと確認してから、余裕をもって出願しましょう。

1次選考に合格したら

 1次選考に合格した場合、早稲田大学から2次選考に関する書類が届きます。ここで真っ先に仕上げなくてはならないのはポートフォリオです。

自己PR資料(ポートフォリオ)について

 

(早稲田大学の入試要項では自己PR資料と書かれていますが、ここではポートフォリオと呼びます。)

 ポートフォリオとは、簡単に説明すると「枚数制限のない活動実績報告書」です。何を書いてもいいですし、構成の仕方もあなたの自由です。綺麗にまとめたい方は雑誌のようにデザインしてからプロに製本してもらってもよいですし、もっと手書きの温かみを出したい人はノートに切り貼りするのも規則上可能です。サイズ指定や受験番号の記入場所の指定など細かい決まりはありますが、フォーマットのようなものは全くありません。しかし、その分受験者のセンスや構成力・人となりが露呈してしまう書類です。選抜の要になることは間違いないので、できる人は夏休み中(学校に通われていない方は8月から9月中)に大まかでいいので完成させておくほうが良いかと思われます。
完成した後は、原本のほかにコピーも用意しておきましょう(そもそも原本が全て印刷の方は2部コピーと同義ととらえていただいて構いません)。

二次選考当日の流れ(2018年度入試)

当日の服装に関して

他のAO・推薦入試と同じように制服・スーツの方が多く見受けられます。しかし、建築学科のカラーを意識してか個性的な私服やスーツ(ツイード等洒落たもの)の方もいました。

1)受付

まず指定の受付場所で受験票を提示し、確認していただきます。その後、受付担当の方にポートフォリオの原本を手渡します。ポートフォリオ以外の自己PR資料(模型・スケッチ等)を持ち込む方もいらっしゃるかと思いますが、この時に回収されることはありません。
全ての手続きが終了し次第、他の荷物を持ち受付が行われる教室内にある席に移動します。席指定はありません。持ち込み資料がある方は空いている机の上に置いて構わないことになっています。

2)一次試験

受付が行われた教室から別の教室に移動します。1次試験の形態は毎年大きな変更はなくドローイングと文章説明ですが、持ち込み可の道具は少しずつ変化しているようです。2018年度入試では、鉛筆(濃度指定なし)・消しゴム・練り消し・ティッシュ(ドローイング目的での使用禁止)・目薬の持ち込みが許可されました。また、間違えて持ち込んでしまう方が多かったのがシャープペンシルです。事前に通知される文章に持ち込み禁止との記述はありませんでしたが、当日アナウンスがあり使用が禁じられていました。記載されていないものは試験時に持ち込まないことが吉だと思われます。特にグレーゾーンなのがカッターです。不安になる気持ちはよくわかりますが、なるべく家などの試験会場外で鉛筆は削り、本数も十分に用意しておきましょう。
また、今年から試験時間が短縮され120分になりました。これはドローイングを課す入学試験としては極端に短い時間であり、日ごろから手を動かすことに慣れていないと圧倒的に時間が足りません。早稲田大学のサイト上に公開されている過去問を利用し、数をこなしておくべきでしょう。

3)昼食

食事に関しての指定は特にありませんでした。一般入試同様チョコレート等嗜好品の持ち込みも禁じられていません。集合時間まで余裕がある方は外で食べてもよいでしょう。土鍋やコンロ等を持ち込むなどして悪目立ちしない限り、この時間で心配することは特にないと思います。お手洗いはこの時間に済ましておきましょう。

4)2次試験

2次試験は集団面接と個人面接です。
集団面接の形態は今のところ毎年変化しているようなので来年はまた違った形になってしまう可能性が高いですが、2018年度は以下のような流れになっていました。
集団面接は6人で1グループになって行われます。集団面接が行われる教室内には面接官の方々が6名横に並んだ形で席に着いていらっしゃいます。受験生はそれに向かい合う形で着席します。
受験生は最初に受験番号・氏名・志望理由を発言するよう求められます。その後は1人当たり3つの自由質問があります。内容はそれぞれの受験生ごとに全く違い、内容はそれぞれのポートフォリオや志願者自己報告書に基づいていたようでした。これで集団面接は終了し、個人面接の会場へ誘導されます。
個人面接では受験番号・氏名・志望理由を述べるのに加えて、数分の自己PRの時間が与えられます。時間は計測されておらず、目安として提示されていた印象を受けました。自己PRを終えると、いくつかの自由質問がされます。私の場合は集団面接と同じ質問を2つと、ポートフォリオと志願者自己報告書に関する質問をいくつか受けました。

5)試験終了

以上が早稲田大学創造理工学部建築学科創成入試の流れです。忘れ物が無いよう、かつ安全に配慮して帰宅しましょう。

早稲田大学建築学科創成入試対策スケジュール

高1~高2の4月まで
社会問題の発見・探求をする 評定平均値を底上げする
4月〜7月
志望理由書を作成し、自分の志望の方向性を固める
7月〜8月
ポートフォリオ、活動実績報告書の作成、画力の向上
9月〜
筆記試験の過去問を解く、集団・個人面接練習
1月
1期合格発表
2月
2期出願締め切り
4月
2期2次面接試験(1次試験で、2次の面接試験が課された者のみ)
5月
2期合格発表

対策授業

志望理由書・入学後の抱負

自分の成したい「志」とは何なのか。そのために、なぜ建築学科での学びが必要になるのか。志望理由書を書くにあたり、個別レッスンを通して生徒自らの問題意識を追求していきます。建築学の学びを通して社会のどのような課題を解決したいか、国際社会に対してどのように挑戦していくか。講師陣の提示する質問に対して答えを探していくことによって、自らの問題意識を言葉で表し、建築学科で学びたい理由を伝えるお手伝いをします。伝えたいことを伝えられないことがないよう、講師が志望理由の内容サポートしていきます。

ポートフォリオ・活動実績報告書

ポートフォリオや活動実績報告書は書き方が自由で、かつオリジナリティが求められます。個別レッスンを通して生徒の思いを形にしていくだけでなく、実際に過去の合格者の資料を参考にどのようにオリジナリティを出し自身の良さをアピールしていくかを指導します。

画力指導

建築学科ではデッサン力が求められ、デッサンの試験もあるため画力の向上が必要です。
創世入試で合格した建築学科の学生からデッサンについて学ぶことができます。

筆記試験に付随する論文の書き方

建築学科ではデッサン試験の際に鉛筆画とともに400字の小論文(問題文に対しての自分の考えや、絵の説明など)が課されます。ただデッサン力があるだけでなく、そのデッサンを通して社会をどのように考察しているかを表現する文章力も必要になります。
政治経済的な基礎知識に加え、熟練のAO講師が小論文の書き方を1から指導します。

集団・個人面接練習

面接では短い時間で面接官自分がいかにこの大学や学部が求める人物像とマッチしているかを完結にわかりやすく伝えるかが勝負です。そのための練習をこなすのはもちろんのこと、面接での受け答えの基本から教えています。過去の受験者が実際に聞かれた質問のリストを元に、どのような質問が来ても答えることができるように練習してきます。

講座の日程:いつでもみなさんのご予定と調整して授業を組みます!

また地方生の方もSkype(無料通話)にて随時受講可能です。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。Skypeについてはこちら

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